医療法人社団誠高会 おおたかの森病院

医療法人社団誠高会 おおたかの森病院

松倉 聡院長

頼れるドクター

137355

流山おおたかの森駅から徒歩7分。新興住宅が立ち並ぶ街の中心に「おおたかの森病院」がある。一般診療はもちろん、医療を通じた地域貢献をすべく高度な医療体制を整備。救急医療ネットワークにも積極的に参画するなど、地域の救急・急性期医療の重要拠点として担うべき役割を果たしている。肝胆膵外科を専門とし、東大附属病院や国立がん研究センターなどで豊富な診療経験を積み重ねてきた松倉聡院長が模索し続けるのは、「本当に必要な急性期医療のあり方」。現在の取り組みや、医療への思い、今後の展望まで、じっくりと聞いた。(再取材日2016年7月12日)

ネットワークの中心として救急・急性期医療に尽力

―緑に囲まれた、温かい雰囲気のある病院ですね。

当院が開院したのは、つくばエクスプレスが開通した2005年の夏。もともと松戸市で35年間診療を続けてきた小金原病院が前身です。開院時「地域とともに」「地域住民の健康を守るために」のモットーのもと、立てた目標は「救急・急性期医療に力を入れること」。実は、小金原病院は救急指定病院ではあったものの、救急の受け入れ体制は不十分でした。そこで院内のレベルアップと地域の信頼を得るためにも、移転をきっかけに、まず救急医療に力を入れることが必要だと考えたんです。新病院には新しい医療の形を取り入れたいとの思いから、情報管理は電子カルテを導入、医療機器についても先端レベルのものを完備してきました。開業から11年が経ち、まだまだ課題はありますが、患者さんが元気に帰宅できるまで治療することが役目と、日々診療を続けています。

―救急医療は具体的にどのような取り組みをされているのでしょう?

当院は地域の救急医療のセーフティーネットを構成する一員。僕自身も柏市の救急災害担当理事として、行政と協力し診療の幅を広げています。現在、取り組んでいるのは、柏・流山・松戸の3市による消化管出血治療の救急ネットワーク(3市GIBネットワーク)。そして循環器の救急ネットワーク「柏ハートネット」です。これは急性心筋梗塞などの治療が速やかに行える施設・人材の整った3病院が情報交換をし、救急搬送時の受け入れ先として待機。受け入れ先困難にならないよう迅速に対応するシステムです。昨年からは救急隊員が電子端末を常備し、搬送予定患者さんの状態を入力するとネットワーク病院のドクターのスマートフォンに情報が届く次世代型ホットラインを構築。診療にあたるドクターが直接受け入れ可否を返答することで、より迅速な搬送を可能にしました。ひとりでも多くの患者さんを救えればと思っています。

―ほかにも高度急性期医療に対応できる体制を整えていらっしゃるそうですね。

はい。心臓血管外科では専用の手術室を完備して、県境を越えてのドクターヘリ要請に可能な限りお答えしていますし、循環器内科では経験豊富な専門医が緊急カテーテル治療に対応、先端治療のロータブレーターを使用した冠動脈治療もスタートさせるなど、いずれも24時間365日体制で治療にあたっています。そのほか、僕の専門である消化器外科も当院の強みのひとつ。肝胆膵をはじめ胃や大腸など各分野のスペシャリストがそろっていますので、がん治療など専門的な治療を必要とする患者さんの大きな助けになると信じています。当院ならではの特色ともいえます。



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