小牧市民病院から北へ車で10分ほどの場所に建つ「たかの内科クリニック」。小牧市民病院で消化器内科部長を務めた高野健市院長が2003年に開院したクリニックで、専門の消化器疾患をはじめ糖尿病や高血圧など生活習慣病の患者も多く通う。暖色を基調とした待合室は温かみがあり、患者から贈られたという絵や小物が随所に飾られ来院者の目を和ませている。「僕は美的センスがないので助かります」と快活に笑う高野院長は、フレンドリーで気さくな雰囲気のドクター。得意の内視鏡検査は「患者さんが嫌にならないように」とできるだけ負担が少ないように努め、診療では家族背景やストレスの有無などバックグラウンドもさりげなくくみ取ってくれる。普段の診療姿勢や心がけ、患者への思いを語ってもらった。

（取材日2020年3月11日）