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島田 健雄 院長の独自取材記事

島田歯科医院

(目黒区/学芸大学駅)

最終更新日:2019/08/28

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学芸大学駅から西口商店街を2分ほど歩いた場所にある「島田歯科医院」。口腔外科の博士号を持つ島田健雄先生が院長を務める同院には、ホテルロビーのような受付に熱帯魚が泳ぐ水槽がある待合室など、高級感が漂う空間が広がっている。診察室にはベビーカーのままで入ることができ、保育士のいる無料の託児所の様子が診察室に設置されたモニターで確認できることなどから、子育てママからも人気が高いクリニックだ。歯を削る量を最小限にして、口の中をきれいな状態に保つ、「早くて、うまい、患者に負担の少ない治療」を心がけている同院。「虫歯は治すのではなく、つくらないという意識を持つことが大切」と語る島田院長に、ほかにはあまりないサービスや虫歯治療に対する考え方などを聞いた。
(取材日2017年7月6日)

保育士のいる託児所を併設

高級感のある素敵な内装ですね。

内外装のデザインには、こだわりました。歯科専門の業者に頼むといかにも歯科医院という感じになってしまうので、歯科とは関係のないデザイナーに依頼したんです。審美面に配慮した治療にも力を入れているので、女性目線の施設にしたかったというのもあります。ゆったりとくつろげる雰囲気にして、無料の託児ルームも用意しています。以前から子連れのお母さんたちの様子を見ていて、大変だなと思っていましたし、自分が父親になり、子育ての苦労が実感できたのも大きいですね。保育士までいるのは、あまりないのかもしれません。母子分離の機会にもなるし、治療している間も診察室にあるモニターでお子さんの状況を確認できるので安心です。どこにも預けたことのないお母さんにとって、ここが託児デビューの場所になることもあるようです。

どのような患者が多いのでしょう?

平日の昼間は主婦の方が、土曜日には会社勤めの方が集中していますね。近くの幼稚園で園医もしているので、子どもの患者さんも多いです。子どもについては、ここまでしなくてもいいのではと思うほどの治療を求めている方が多いと感じます。小さな虫歯くらいであれば、口の中の状態がすごく悪い場合は別ですが、管理をしっかりしていれば進行することはほとんどありませんし、特に乳歯は、いずれ永久歯に生え変わるので、徹底的に削ってしまうのではなく予防やケアをしっかりしてあげればいいと考えています。それに、歯を5分間磨く習慣を付けるだけで全然違いますし、上手に磨けなくても、長く磨くということを続けていけば状況は変わってきます。お母さんたちにも、予防を意識することが大切だとお話しして、3ヵ月に1回はチェックに来てもらうようにしています。虫歯は治すものではなく、つくらないという意識が大切なんです。

先生が得意とする治療について教えてください。

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審美的な治療と噛み合わせです。特に噛み合わせは治療の基礎で、それが悪ければインプラントも審美も矯正もうまくいきません。それに、症状のある患者さんの多くは、噛み合わせに原因があると考えています。歯のエナメル質は本来、ある程度削れることによって噛み合わせで生じる力を逃がしてくれているのですが、金属やセラミックスの冠は硬いので、噛み合わせをしっかりと調整しておかないと強くぶつかり、そのしわ寄せが根っこにきてしまうんです。それがわかっていれば、噛み合わせをちょっと治すだけでかなりの症状が改善されますし、マウスピースを1週間入れるだけで痛みが改善されることもあります。患者さんの満足を得られるのは、こうした知識や技術だと思っていますし、技術があれば治療も早く終わります。歯科医師も「早くて、うまい」のがいいんです。牛丼と同じです(笑)。

新しいものを取り入れながらも基本を大切に

特徴や治療方針を教えていただけますか?

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一つは、とにかく患者さんのニーズに合ったものを提供することです。いくら虫歯があっても治したくないという人もいますから、そういった人を説き伏せてまで治療するという時代ではないと思っています。一方で、デメリットについてお伝えする義務はありますから、患者さんには最初のカウンセリングで、現在の状況から10年後に予想されることまで含めてしっかりとお話しして、その上で患者さんが希望するのであれば、さまざまな治療方法を提示して選んでもらっています。治療の際には、なるべく歯を削らないように心がけています。私の父くらいの世代の歯科医師が治療した歯を診ることがありますが、金属を外してみるとそれほど削られていないことが多いんです。昔は、器具が今ほど良くなかったからというのもあると思いますが、歯の本来のエナメル質が残っていたほうが、歯が長持ちしているという印象を受けます。

設備も充実していますね。

院内ですぐにセラミックの詰め物やかぶせ物ができるシステムを導入しています。従来、詰め物やかぶせ物を作るのには、型を採ってから外注をするので1〜2週間もかかっていましたけど、これなら歯の3次元データを取ってから、院内でわずか1時間ほどで完成します。削ってからの歯に汚れが付着することもなく、フレッシュな状態で修復物を入れることができますし、技工士に依頼することもないので人件費もかかりませんから、比較的安価というメリットもあります。でも実は、機器そのものにはこだわっていないんです。材料は進化していますが、削る技術や噛み合わせの治療など歯科の基本的な技術というのは、劇的に変化するものではありません。新しいものを取り入れながらも、果物と同じで熟成させることも大切だと考えています。

ホワイトニングにも力を入れているそうですね。

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虫歯菌や歯周病菌を殺菌する効果があるホワイトニングを行っています。歯を白くきれいにするだけでなく、予防効果も期待できるんです。これまでホワイトニングというと、結婚式や面接の前に歯を白くしたいとか、見た目にこだわりを持つ一部の人たちがするものという感覚がありましたが、これからは虫歯や歯周病の予防のために行って、結果として歯も白く、きれいになる、ということになるのではないでしょうか。痛みにも配慮して行っていますので、どなたにでもお勧めしたいですね。

まずは口腔内環境を整えることから

先生は、なぜ歯科医師を志したのですか?

私の父も歯科医師だったので、幼稚園くらいの頃から「歯医者さんになりたい」と言っていましたね。特にほかの職業に就きたいと思ったこともなく、すんなりと歯科医師になったという感覚です。父から、素晴らしい仕事だと聞かされていた覚えもないですから、家業を継ぐという意識だったのではないでしょうか。小さな頃に診療所に遊びに行き、働く父の姿を見ていると、忙しい仕事だなとは思っていました。当時は、1日に100人くらい診ていて、患者さんが待合室の椅子に座りきれず、出窓に腰かけているというようなことも珍しくありませんでした。それに父は、患者さんへの説明が丁寧でしたね。現在のようにスライドやコンピュータの画像はありませんでしたから、絵を描いて説明していました。個室タイプの診察室にしていましたし、当時としてはかなり進んでいたと思います。

先生の健康法や趣味などを教えてください。

休みの日はなるべく家族と時間を過ごしています。それに旅行が好きなので、特に冬場になると、子どもとスキーに出かけています。といっても、子どもは大回転などの競技スキーをしているので、とても一緒に滑るのは難しくて、今は大会の応援に行っているようなものですよ(笑)。家族でそういった大会などに出かけると、普段とは違った時間や空間を味わえて楽しいですね。それが健康にもつながっていると思います。

今後の抱負とメッセージをお願いします。

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治療を押しつけたり最新の技術を提供することにこだわるのではなく、まずは口の中の環境を良くして、その上で先のことを決めていきたいと考えています。インターネットが普及して患者さんもさまざまな情報を入手できますが、書いてあることが正しいとは限りませんから、信頼のできる歯科医師と話をして見極めることも大切です。当院にも、ホームページを見て遠くから来たという患者さんがよくいますが、自宅の近くにも良い先生がたくさんいると思います。口の健康を保つには、こまめなメンテナンスが必要ですから、やはり自宅近くでホームドクターとなり得る先生を探したほうがいいと思いますし、自分のライフスタイルに合った歯科医師は必ずいるはずです。

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