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医療法人篠原湘南クリニック クローバーホスピタル

篠原 裕希 理事長

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1988年の「篠原湘南クリニック」を原点とし、広く湘南エリアで医療介護サービスを展開するのが「篠原湘南クリニックグループ」。その核をなす施設が「クローバーホスピタル」だ。医療と介護の両方が必要となる患者について気軽に相談できる「総合診療」を実現している一般外来に加え、2016年秋には29床を増床。52床の「回復期リハビリテーション病棟」、42床の「地域包括ケア病棟」、28床の「医療療養病棟」と27床の「特殊疾患病棟」で、地域医療を支えている。「国家予算の大きな部分を占める高齢者医療介護については、現場に即して効率化し、よりよい形を作ることが急務」と語るのは篠原裕希理事長。地域が抱える問題を見過ごすことなく積極的に取り組み、湘南エリアの高齢者医療の発展に寄与し続けている。すでにはじまりつつある超高齢化社会に向け、在宅医療と介護の拠点病院として、グループ全体でチャレンジを続ける「クローバーホスピタル」と「篠原湘南クリニックグループ」の各施設について、その取り組みを聞いた。(取材日2016年11月28日)

医療介護が充実したケアミックス病院

―まずは病院とグループの概要を伺えますか?

1988年に片瀬で「篠原湘南クリニック」という有床診療所を開設したのが当グループのはじまりです。介護業界が現在ほどの展開を見せていない時代に「医療のある介護」を模索し、保険制度改正により閉鎖を決めた有床診療所の病棟スペースで地域初のデイケアを始めました。そこから、地域のニーズに応える形で展開し、現在は149床の「クローバーホスピタル」を核に、訪問診療の「クローバークリニック」、介護付有料老人ホーム「クローバーガーデン」、リハビリを軸に据えた介護老人保健施設「クローバーヴィラ」などを運営しています。高齢者医療では、医療と介護の両面からのサポートが必要不可欠ですが、受け皿は圧倒的に不足した状態。そこで当グループでは、さまざまな健康段階にある患者さんに適した環境をご用意できるよう、高齢者医療介護の総合支援体制を整えてお待ちしています。

―2016年秋には病院の方で29床を増床されたそうですが?

「回復期リハビリテーション病棟」を22床増やし、病床の構成を見直しました。病床に求められる機能は大きく分けて「高度急性期病床」「急性期病床」「療養病床」「回復期病床」の4つです。国内では、この「回復期病床」が圧倒的に不足していて、この地域でも同様でした。「回復期病床」は提供する医療サービスに応じて、さらに二つの機能に分けられます。脳卒中などで手術を受けた患者さんを受け入れ、麻痺などに対する機能回復訓練を提供しながら退院をめざす「回復期リハビリテーション病棟」。もう一つは、在宅患者さんが誤嚥性肺炎などにより一時的に入院が必要になる時のバックベッドや急性期病院からの継続医療を行う「地域包括ケア病棟」です。当院ではこれまで「回復期リハビリ」と「地域包括ケア」の患者さんが入院する病棟を1フロアでそれぞれ展開してきましたが、現場の混乱を避けるため、新たに病棟を開設し機能を分けることにしました。



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