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藤原 敬 院長の独自取材記事

藤原脳神経外科クリニック

(呉市/呉駅)

最終更新日:2025/10/29

藤原敬院長 藤原脳神経外科クリニック main

JR呉線・呉駅から徒歩で約10分、ビルの2階にある「藤原脳神経外科クリニック」は、2003年藤原敬院長が開業。シンプルにまとめられた院内は清潔感があり、落ち着いて過ごすことができる。同院は院内にMRIを備え、診察を受けた当日に検査を受けることも可能だ。藤原院長は、1977年に岡山大学医学部を卒業後、同大学脳神経外科や香川医科大学脳神経外科で研鑽。香川医科大学在籍中には、米国のマサチューセッツ大学の研究員を2年間勤める。その後、呉共済病院の脳神経外科に7年間勤め、脳神経外科医長、診療科長として尽力してきた。「患者さんから相談を受けたその日のうちに診察し、必要な検査をすべて行い、治療方針まで説明するようにしている」と語る藤原院長に、脳神経外科を志したきっかけや治療への思いを詳しく語ってもらった。

(取材日2025年8月19日)

頭痛やめまいをはじめ、脳に関わるすべての症状に対応

先生が医師をめざしたきっかけや、脳神経外科を専門に選んだ理由を教えてください。

藤原敬院長 藤原脳神経外科クリニック1

高校生の進路を決める頃は、医学部と理学部で迷っていたんです。父が産婦人科の医師だったのですが、医師を勧めることなく自分で決められるように、私自身の意見を尊重してくれていましたね。とても悩んだのですが、卒業後の職業がイメージしやすかった医学部を選びました。医学部6年生のときに、脳の勉強がしたいと思うようになり、脳神経外科に進みました。人間が人間であるのは、ほかの動物とは脳が違うからです。「考える」、「言葉を出す」など、脳のメカニズムがどうなっているのか、とても興味を持っていました。

大学卒業後は、どのような経験を積まれましたか?

岡山大学の脳神経外科で経験を積んだ後、香川医科大学の脳神経外科へ移りました。香川医科大学在籍中には、2年間アメリカのマサチューセッツ大学で研究をする機会にも恵まれました。その後、呉共済病院の脳神経外科で7年間診尽力してきました。呉共済病院では、手術も担当しながら多くの患者さんを診させていただきました。開業を考えた際、診療中の患者さんを引き続き診させていただくためにも、呉市で開業しようと決意しました。

現在、クリニックにはどのような患者さんが来院されていますか?

藤原敬院長 藤原脳神経外科クリニック2

一番多いのは、頭痛やめまいといった症状です。それから脳梗塞や脳出血の後遺症といった脳血管障害ですね。脳出血、脳血管障害の危険因子ともいえる高血圧症や脂質異常症といった生活習慣病などの治療も行っています。てんかんの発作やパーキンソン病、認知症の方からのご相談もありますね。一つの症状に特化して診ているというわけではなく、脳に関わる症状全般に関する治療と予防について対応しています。

相談を受けたその日に、診察から検査、説明まで行う

診療において先生が心がけていることを教えてください。

藤原敬院長 藤原脳神経外科クリニック3

開業当時からの方針なのですが、来院いただいた患者さん、お電話でご相談いただいた患者さんは基本的に断りません。なぜなら頭痛で来られる患者さんの中には、放っておいてはいけない頭痛があるからです。例えば、くも膜下出血の場合には、1日放置すると大変なことになります。明日ではなく、すぐ診るということですね。その日のうちに診断をし、必要な検査をできる限り全部行って、治療方針を出すようにしています。当院にはMRI検査用の設備も整えていますので、クリニック内で診察当日にMRI検査を受けていただくことができます。

患者さんと接する上で大切にしていることがあれば教えてください。

当院では、患者さんに丁寧に説明することを大切にしています。不安な気持ちで来られた患者さんに、今抱えている病状を理解していただくために、時間を十分に取っています。予約制ではないため、その分お待ちいただくこともあります。また、診察の結果、脳以外を原因とする症状であった場合や手術が必要となった場合には、専門の病院を紹介していますので、どの科を受診したら良いか迷われた場合にも、安心してご相談いただければと思います。

認知症についてはいかがでしょうか。

藤原敬院長 藤原脳神経外科クリニック4

高齢の方が増えるにつれて、認知症も増えてきています。認知症は診断までは比較的簡単なのですが、その後の治療についてはまだまだ発展途上であるといえるでしょう。ご本人やご家族の気持ちに配慮しながら、薬の処方などを行っています。介護認定についてもサポートし、少しでもご家族の経済的な負担を軽減できればと思いますね。

認知症予防をわかりやすく伝えるために書籍を出版

認知症についての書籍を出版されていると伺いました。

藤原敬院長 藤原脳神経外科クリニック5

そうですね。認知症予防のために生活習慣で心がけていただきたいことを『認知症を予防するための12箇条』という本にして出版しました。認知症の専門家が一般的に言われていることと私の意見を総合的にまとめています。私自身も日頃の生活で実践していることですので、ぜひ参考にしていただきたいですね。認知症はご家族の方が付き添われていることが多いのですが、ご家族から予防方法を尋ねられることがあります。特に、40代、50代の方には読んでいただき、日々の予防に取り入れていただければと思います。

プライベートについても伺います。先生のご趣味は何でしょうか?

本を執筆することです。認知症に関する本のほかにも、小説や随筆なども本にしています。読書が好きなことが高じて、文章で発信してみたいと思ったのがきっかけでした。そのほかクラッシック音楽に関する本も出しています。中学生の頃に親にステレオセットを買ってもらったのですが、最初に買ってもらったのがクラッシックのレコードで、それをずっと聴いていたら大好きになってしまって、お小遣いでレコードを買い集めるようになりました。実は、当院の3階には50人ほど収容できる音楽ホールもあり、広島県内の音楽家たちにお願いしてコンサートを10年間ほど開いていました。その時の出会いがきっかけで、2012年からは呉市音楽家協会の会長を務め、呉市の音楽文化の発展に尽くしています。当院の音楽ホールは、現在は演奏の練習場所として開放しているんですよ。このように、仕事にも趣味にも全力で取り組みながら日々を過ごしています。

では最後に、読者へのメッセージをお願いします。

藤原敬院長 藤原脳神経外科クリニック6

脳の病気はお年寄りだけではなく、若い人でもかかる場合もあります。頭痛やめまいといった症状だけでなく、胸が痛い場合でも脳が原因であることがあります。足がしびれたり、腰痛といった症状が出たりする場合もあります。受診は、早すぎて悪いことはありませんから、できるだけ早く医療機関にかかることをお勧めします。今挙げた症状のほかにも、何か気になる症状がありましたら、まずは当院までご相談ください。診察した結果、脳と関係がなければ、しかるべき病院を紹介しますし、敷居が高いと思わずに来ていただければと思います。

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