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大橋一樹院長、田中 圭先生 の独自取材記事

医療法人社団宗仁会 さくら皮膚科医院

(江戸川区/船堀駅)

最終更新日:2019/08/28

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耳鼻咽喉科、小児科、皮膚科、内科など9つのクリニックを展開する医療法人社団宗仁会に属する「さくら皮膚科医院」。皮膚科専門医である大橋一樹院長と田中圭先生の二診体制を基本に行う、わかりやすく丁寧な診療が評判を呼んでいる。「皮膚のことなら何でもご相談ください」と、患者の話に真摯に耳を傾ける姿勢を徹底するお二人。病気の診察だけでなく、生活習慣改善のアドバイスや、子育ての悩みや誰に相談してよいかわからない疑問まで、患者の立場に立って笑顔で対応している。「もっと早く来ればよかったという患者さんが多いのですよ」と大橋先生が話すように、お子さんの診療をきっかけに、家族ぐるみで通う患者も多いとか。地域医療に情熱を注ぐお二人に、クリニックの特徴や診療方針から、医師を志した理由など普段は聞けないお話まで、たっぷりと伺った。
(取材日2014年10月21日)

何でも相談できる地域のかかりつけ皮膚科

クリニックの特徴を教えてください。

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【大橋院長】当院は地域密着型のクリニックで、患者さんのほとんどがこの地域にお住まいの方です。地域の皆さんのかかりつけの皮膚科として、地域に根差した診療を行っています。患者さんは圧倒的にお子さんが多いですね。私は当院に来て13年になりますが、クリニックはおかげさまで開院20周年を迎えることができました。かねてより少々手狭になっていましたので、昨年10月に同じフロアの広い場所に移転しました。院内もきれいになり、待ち時間も以前より快適に過ごしていただけるのではないかと思います。
【田中先生】私は当院に来て今年で4年目です。同じフロアにある、同じグループの各診療科と連携した診療も当院の強みだと思います。全身管理は小児科で、皮膚の湿疹などで専門的な治療が必要な場合は、皮膚科専門医のいる当院で、といった具合に、日頃から連携して診察・治療を行っています。

お子さんの診察で日頃から気をつけていらっしゃることはありますか?

【大橋院長】お子さんの病気に関しては、お母さんへの説明を丁寧に行うことを大切にしています。お子さんの病気を治すためにお薬を塗ったり、飲ませたりしてくださるお母さんへの説明が何よりも大事です。お子さんは診察室にたくさんあるおもちゃで、楽しく遊んでもらいます(笑)。特に赤ちゃんは医者を見ると泣くので、肩にぬいぐるみを置いたり、音の出るおもちゃを時々動かしたりして、子どもの気をそらしながら、お母さんに説明します。子ども達はすっかりリラックスした様子で、「また遊びに来るね〜」なんて言って、帰っていきますよ(笑)。子どもにとって病院は怖い所じゃなくて、楽しい所だと思ってくれるといいなと思います。
【田中先生】私にも4歳と、まだ1歳になっていない子どもがいるので、子どもを心配するお母さんの気持ちが痛いほどわかります。だからこそ、お母さんの気持ちに寄り添うようなお話ができたらいいなと思っています。なかには、自分のケアが悪くてこうなってしまったのではないかとか、自分を責める方もいらっしゃるので……。私も子どもが小さい時は湿疹が多くて悩んだ時期もありました。「大きくなると段々良くなりますよ」などと、同じ母親の実感としてお伝えできればいいなと思います。

アトピーでお悩みの方も増えていますか?

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【大橋院長】アトピーを心配して来られる方は多いのですが、私が診る限り、ほとんどがアトピーではないですね。我々は二人とも皮膚科専門医で、アトピー性皮膚炎の診断には非常に慎重です。当院では患者の主訴の約8割は湿疹です。湿疹は実に幅広く、虫に刺されても、物にかぶれても湿疹ですし、あせもや乾燥性の湿疹などもあります。季節によって湿疹の種類も変わってきます。当然のことながら、アトピー性皮膚炎と診断された方には、皮膚科専門医としてお悩みやご相談にお答えし、改善へと導きます。また、じんましん、水虫、いぼ、ニキビ、ホクロ、かぶれ、とびひなど、さまざまな皮膚トラブルについても、気軽にご相談ください。

薬を処方するだけでなく、生活習慣改善のアドバイスにも注力

患者さんへの説明で心がけていることは何でしょうか?

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【大橋院長】わかりやすく丁寧な説明です。とはいえ、医者が話した3割程度しか患者さんは覚えていらっしゃらないというデータがありますので、お薬の塗り方などは予めパンフレットを作ってお渡ししています。実際にこの場で塗る練習をして帰って頂きますので、紙を見ながら順番通りやれば、お家でスムーズに再現できます。皮膚科は、ただ「お薬を塗ってね」だけでは治らないのです。例えば、冬に増える乾燥性の皮脂欠乏性皮膚炎ならお風呂の入り方から説明します。具体的には熱いお風呂を避け、石けんの使い過ぎ、洗いすぎは禁物。ナイロンタオルやタワシ、ヘチマ、軽石などの使用も避けます。空気の乾燥を防ぐため加湿器や観葉植物で湿度調整をすることも大切ですね。生活習慣が改善されれば治りも早いので、その辺りの説明はしっかりするように心がけています。そして最後には「何か質問はありませんか?」の一言を必ず添えるようにしています。

田中先生の診療方針もお聞かせください。

【田中先生】皮膚を見せるって、誰でも少し抵抗があると思うのですが、何か気になることがあれば「この先生だったら診てもらってもいいかな」と思っていただけるような接し方ができればと思っています。特に女性は肌を見せることに抵抗がありますし、男性でも一枚脱ぐことが恥ずかしくて、皮膚科に足が遠のきがちな方もいらっしゃいます。恥ずかしいとか、診せたくないというような気持ちを、なるべく抱かせないようにお話ができたらいいなと思います。
【大橋院長】最初はお子さんのことで来院されて、「ここなら私も診てもらいたい」と、お母さんの診察もさせていただくことがとても多いのです。「もっと早く来ればよかった」と、次はおじいちゃん、おばあちゃんを連れて来てくださったり。お子さんを介して2代、3代に渡って通われる方が多いのも特徴です。

診察をされていて、最近何か気になる傾向などありますか?

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【大橋院長】テレビでメラノーマの特集があった翌日からは、「足の裏にほくろがあるけど、がんじゃないか確かめたい」という患者さんが急増しました。結構皆さん真剣にテレビを見ているものだな、と驚きました(笑)。皮膚の腫瘍やほくろなどの色素病変をみる時には、ダーモスコピーと呼ばれる特殊な拡大鏡を使います。ほくろのがんと言われるメラノーマか、普通のほくろかどうかを判断するときに、有用な情報が得られます。ダーモスコピーの使用により、以前より検査精度が格段に向上していますし、「良性のほくろががんに変わることはないから、大丈夫ですよ」と説明すると、皆さん安心されます。もし気になる方は、早めに検査をしてみると良いかもしれません。

「来て良かった」と思ってもらえる診療をめざして

医師を志したきっかけと、皮膚科を選んだ理由を教えてください。

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【大橋院長】中学1年生の時に交通事故に遭ったことがきっかけで、医師になろうと決めました。担当してくださった医師に憧れて、医師を志しました。皮膚科の魅力は何と言っても、目で診られること。他の科は、機械が人間の技術を凌駕していくなか、皮膚科はそれがないのです。経験を積めば積むほど正しい診断・治療ができるようになるし、診療するほど自分のスキルが上がる。こんなにやりがいのある科は他にないと思います。患者さんから教えてもらうことも多いです。例えば、お腹の右だけに湿疹ができるのはなぜか。いろいろ話を聞くと、タクシーの運転手さんでシートベルトが当たっていたからだとわかったことがありました。一度覚えれば、次に見た時はもう類推できますよね。「なぜ私の職業がわかるの?」って患者さんには驚かれますが(笑)。

田中先生はいかがですか?

【田中先生】祖父も父も医師だったので、何となく自分もそうなるものだと思っていて(笑)、他の職業はあまり考えなかったです。一つきっかけと言えるのは、祖父は私が小学校2年生の時に心筋梗塞で急になくなったのですが、そうとは知らない患者さんは、祖父に診てもらおうと朝から待っておられて。人に頼りにされる仕事をしていた祖父のように、自分もなってみたいと思いました。皮膚科を選んだのは、皮膚科で研修中に、隣で診察をしている方と先生の会話をたまたま聞いたという方が、「今まで誰にも見せたことがなかったお腹のイボを、先生になら診てもらいたい」と話しておられる様子を拝見しまして。私もいつか、そういう風に人から思ってもらえる医師になりたいと思い、この科を選びました。

お忙しい毎日ですが、リフレッシュ法は?

【大橋院長】私は日本抗加齢医学会の専門医でもあります。アンチエイジングの基本はカロリー制限と運動で、運動は日頃から心がけています。同じフロアにあるスポーツクラブで、今さっきも汗を流してきたところです(笑)。昼休みに筋トレをして、走って。仕事が終わってからエアロバイクに乗ってから泳ぐ。これを毎日続けています。月曜と土曜日にはキックボクシングのジムにも行きます。ただ、カロリー制限の方はなかなか難しくて、美味しいとついつい食べてしまいます(笑)。
【田中先生】子育て真っ最中で、自分の時間というのはあまりないのが現状です。仕事が終わって、保育園に迎えに行って、子どもが「ママ〜」って来てくれると癒されます(笑)。あとは一緒にスーパーに行ってお菓子を選んだり、ちょっとした日々の出来事がリフレッシュになっています。

読者にメッセージをお願いします。

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【大橋院長】患者さんがクリニックに来られた目的が何であるかを考えそれに対し的確な医療を提供することが、我々の仕事です。「来て良かった」と満足して帰っていただけるような診療をめざしています。今後も地域密着型の皮膚科として、子ども達の成長をずっと見守っていくことが私の喜びでもあります。皮膚科のことでしたら、「こんなこと聞いていいの?」と思うことでも、何でもご相談ください。
【田中先生】私がたくさんの皆さんに助けていただいているように、同じ子育て中の母親として、悩みを共感したり、「大丈夫ですよ」の一言で、少しでも安心していただける診療ができるといいなと思っています。気になっていることがあれば、いつでもご相談ください。

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