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月経に関わる相談や子宮頸がん検診
早めに気軽に身近な婦人科へ

つちや整形外科婦人科クリニック

(岐阜市/岐阜駅)

最終更新日:2025/05/26

つちや整形外科婦人科クリニック 月経に関わる相談や子宮頸がん検診 早めに気軽に身近な婦人科へ つちや整形外科婦人科クリニック 月経に関わる相談や子宮頸がん検診 早めに気軽に身近な婦人科へ
  • 保険診療
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「つちや整形外科婦人科クリニック」の婦人科スペースは2023年にリニューアルされた空間で、中待合室や診察室は落ち着いたアースカラーで統一されている。「気軽に来て落ち着いて過ごしていただけるように」という土屋緑副院長の思いが込められた温かみのある空間だ。月経痛や更年期のつらさを我慢してしまう女性は多いが、中には病気が隠れている場合もあり、気になることがあれば早めの受診が肝心だ。若い頃から健康についての意識を高めようというプレコンセプションという概念に基づき、中学生や大学生に向けた啓発活動にも力を入れる土屋副院長。同院で行う婦人科の診療について教えてもらった。

(取材日2025年4月16日)

月経のつらさは早めに相談を。状況に応じて、複数の選択肢から患者に合う治療法を提案

Q2023年に婦人科スペースをリニューアルされたと伺いました。
A
つちや整形外科婦人科クリニック 落ち着いた雰囲気の婦人科の受付

▲落ち着いた雰囲気の婦人科の受付

中待合室や診察室、内診室、カウンセリング室は患者さんがほっとできるよう、落ち着いた色合いでそろえました。待合室は皮膚科と共同で広く開放感があり、どちらを受診するのか境界があいまいなところも良いのかなと思います。患者さんはお母さんと一緒に来られる10代の方からご高齢の方まで幅広く、月経不順や月経困難症、過多月経、不正出血、おりもの、避妊、感染症、更年期障害などさまざまなお悩みに対応しています。子宮筋腫や卵巣腫瘍などの術後の方のフォローも行っています。経膣の超音波検査や、子宮頸がん検診で異常が見つかった方に対し組織を調べる精密検査「コルポスコープ検査」も可能です。また日帰り手術にも対応しています。

Q悩む人が多いとされる月経困難症について教えてください。
A
つちや整形外科婦人科クリニック 小さな悩みにも寄り添いながら診療を行う

▲小さな悩みにも寄り添いながら診療を行う

月経中に起こるおなかの痛みや腰痛、倦怠感など体に現れる症状や、イライラ、抑うつなど心に負担がかかる症状が、日常生活に影響するほど強く出る状態を月経困難症と呼びます。初潮が始まってからすぐに現れることもあり、閉経まで悩まされる可能性もあります。月経のある女性のうち7割以上が何らかの症状で悩まれているというデータもあります。ただの生理痛と思っていたら検査の結果、子宮筋腫や子宮内膜症、子宮腺筋症などの疾患にかかっていたということも。生理痛は痛いものだからと我慢をされている方もいると思いますが、対処する方法はありますので遠慮されずにお気軽にご相談いただければと思います。

Q月経の悩みに対しては低用量ピルを使用するのでしょうか?
A
つちや整形外科婦人科クリニック さまざまな治療の選択肢の説明を丁寧に行う

▲さまざまな治療の選択肢の説明を丁寧に行う

そうですね。原因となる疾患がある場合「器質性月経困難症」といい、内分泌療法が役立つことがあります。低用量経口エストロゲン・プロゲスチン配合剤(LEP)、いわゆる低用量ピルが選択肢の一つです。ピルを怖いと思う方もいらっしゃるかと思いますが、当院では年1~2回の血液検査と超音波検査などにより体の状態を確認し、安心して内服していただけるようにしています。低用量ピルが合わない方には子宮内ホルモン放出システムなどの選択肢もあります。また、原因となる疾患がない場合を「機能性月経困難症」といいますが、これも治療法はいくつか選択肢があります。検査、診断をした上で、その方に合わせた治療法を提案しています。

Q婦人科はどんなタイミングで受診すれば良いのでしょうか?
A
つちや整形外科婦人科クリニック 些細なことも相談が可能

▲些細なことも相談が可能

不正出血や腹痛がある、おりものの色や匂いが気になる、かゆみがある、など気になることがあれば受診をお勧めします。過多月経のお悩みも多いのですが、日本人の特性なのかどうしても我慢してしまう方もおられるようです。検査や治療を受けて月経をご自身で積極的にコントロールしていくという意識を持っていただくといいかもしれません。また、若い方にありがちなのが無月経を放置しておくことです。月経が3ヵ月以上ないことを無月経といいますが、そうなる前に早めに受診してください。当院ではウェブ予約が可能です。内診は無理にはせず、必要な時は理由をきちんとお話しし、患者さんが納得されたら行うようにしています。

Q正しい知識を身につけることも大事だと伺いました。
A
つちや整形外科婦人科クリニック 日頃の生活習慣の大切さを伝えている

▲日頃の生活習慣の大切さを伝えている

そうですね。検診もワクチンも、正しい知識を得て判断していただきたいと思います。知識がないまま受診のタイミングを逃すのはもったいないことです。子宮頸がんは検診での早期発見が可能で、早期に治療をすることができます。私は中学3年生や大学の学生向けに講義をすることがあり、月経のしくみや妊娠と出産、性感染症などについてお伝えしています。今はプレコンセプションケアといって、10代のうちに妊娠を含むライフプランを考え、健康を意識して生活していこうという概念が広がっています。未来のご自身のため、日頃から生活習慣に気をつけ、体の現状を知るために検診を受け、気になることがあれば受診していただきたいと思います。

ドクターからのメッセージ

土屋 緑副院長

私は開業するまで約10年、大学病院や総合病院で、その後は出産、子育てをしながら分娩施設のあるクリニックで約20年過ごしました。そうして培った経験や病院との連携力を生かし、地域の患者さんのお役に立ちたいと思っています。当院のスタッフは全員女性で年齢は20~50代。受診のハードルを低くして、話しやすい雰囲気づくりを心がけていますので、ぜひお気軽にお越しいただければと思います。困ったら受診することはもちろんですが、困っていなくても検診は受けるようにしていただきたいですね。内科だけでなく婦人科も、何でも相談できるかかりつけ医をつくっていただくと良いと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

ピル処方(薬剤料のみ)/2750円~

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