阪急神戸本線の神崎川駅から徒歩2分。この地で19年にわたって診療している「やすだ整形外科」は、患者の多くが徒歩圏内に住むという地域密着のクリニックだ。救急病院での経験も豊富な安田忠勲（ただいさ）院長は、やわらかい口調と穏やかな雰囲気が印象的なドクター。患者の悩みをしっかりと聞き、一緒に考えて解決の道しるべを提案することをモットーにしており、丁寧な診察を心がけている。短時間で精密な骨密度の測定が図れる機器を導入し、理学療法士や作業療法士によるリハビリテーションや訪問リハビリテーションにも力を入れるなど、地域の患者のためになる努力をいとわず診療を続ける安田院長。地域医療への思いやこれまでの道のりなどについて幅広く語ってもらった。

（取材日2019年7月24日／情報更新日2023年7月1日）