長久手の住宅街の一角に、煉瓦造りのおしゃれなクリニックがある。間もなく開業16年目を迎える「ながくて西クリニック」だ。長く地元に愛されてきた遠藤一夫院長は、アメリカ留学中にタバコが胃に及ぼす影響を調べた研究で受賞歴を持つほどの勤勉家。「患者さん一人ひとりに合った治療を提供するためには、常に研鑽が欠かせません」と熱く語り、今も国内外の研究論文に触れて知識の吸収に励む。そんな遠藤院長が掲げるクリニックのモットーは「病気を治療し、人を癒やす医療をめざす」。そのため治療技術や知識を磨くのはもちろん、クリニックの雰囲気づくりなどにも力を入れている。「患者さんの笑顔が何よりもうれしい」と語る遠藤院長に、クリニックの特徴や医療にかける思いを聞いた。

（取材日2017年1月19日）