福知山駅から車で5分ほどの住宅街にたたずむ「大西内科医院」。祖父、父、そして、2024年1月に院長に就任した大西規史（おおにし・のりふみ）先生と、1968年の開院以来3代続く歴史あるクリニックだ。大西院長は、年齢・性別・受診理由を問わない総合診療を行う医師であり、地域に根差し、乳児から高齢者まで家族まるごと診療する「家庭医療」を専門に研鑽を積んできた。これまで同様、内科・消化器内科・小児科を掲げながら、「家族みたいにあたたかな医療」を新たな理念に、地域の誰もが安心して通える環境づくりに重点を置く。一つひとつの質問に、言葉を選びながら丁寧に応じる大西院長に、専門である家庭医療についてや診療にかける思いを聞いた。

（取材日2024年5月29日）