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小林 明郎 院長の独自取材記事

成城外科整形外科

(世田谷区/成城学園前駅)

最終更新日:2019/08/28

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1972年、成城学園駅前に外科として開院し、1998年に2代目院長の小林明郎先生が診療に加わり、「成城外科整形外科」としてスタートした同院。父子2世代にわたり、45年以上も地域の健康を支え続け、住民から信頼を寄せられている。小林院長の温かい人柄と、丁寧な治療が評判を呼び、子どもから高齢者まで幅広い患者が訪れているという。特に得意とするのは、子どもの治療。大きな処置をした後は、帰宅後の両親へ電話を入れてフォローをするという心遣いも。この夏から運動器リハビリテーションも始め、今後は訪問リハビリにも目を向けているという。新しい分野へチャレンジし続ける小林院長に、興味深い話を聞いた。
(取材日2009年9月28日/再取材日2014年7月23日/再々取材日2018年9月26日)

「痛みからの卒業」をめざす運動器リハビリテーション

前回の取材から、変わった点を教えてください。

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今年7月から運動器リハビリテーションを始めました。これまで温熱や電気などの物理療法は取り入れていましたが、以前から患者さんの要望があり必要性を感じていたのです。そのため、以前当院で物理療法を担当していたスタッフと連絡を取り、彼をチーフ理学療法士として招き、運動器リハビリテーションをスタートしました。その後も高いスキルを持った理学療法士が入職し、現在4人体制となり、たくさんのニーズに応えられるようになりました。利用方法は、まず初めに私が診察を行い、この患者さんには運動器リハビリが必要だと判断した場合、当日空きがなければ、予約を取っていただき、次回の来院時から理学療法士による運動器リハビリを行います。どんなに診察が混みあっていても、予約時間の少し前に来ていただければ、スムーズに受けられるので安心してください。

運動器リハビリテーションは、どのような患者さんに必要なのですか?

例えば、どこかが痛い、動きづらい、筋力が落ちている、歩行バランスが悪いといった患者さんに対して、普段使っていない筋肉を動かす運動方法を指導します。これまでやったことのない体の動かし方をレクチャーし、持続することで症状が改善へ導きます。1回のリハビリは20分で週に1~2回程度行います。私と理学療法士で、随時情報を共有しながら、患者さん一人ひとりの体の状態を確認しているので、安心してリハビリを受けてください。

安心して受けられそうですね。こちらの運動器リハビリテーションならではの特徴とは?

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1人の患者さんに対して、1人の理学療法士がつく担当制を取り入れているので、「毎回違う先生だから、自分のことをわかっているか不安」ということもありません。前回と比べてどう変わったかもお伝えできます。また、1階に2人分、2階に2人分の運動器リハビリテーションスペースを確保し、プライバシーを守るため、それぞれに仕切りを作りました。そのため、少し肌を露出する場合でも、他人の目を気にする必要がありません。今在籍している理学療法士は、それぞれ得意分野を持っています。例えば、スポーツ関係が得意な担当者が、アスリートのリハビリを担当することも。当院の運動器リハビリテーションが掲げているテーマは「痛みからの卒業」です。ずっと病院に通い続けるのではなく、病院も卒業していただき、また何かあったと時にいつでも来ていただけるクリニックでありたいと思っています。

いつでも患者に寄り添い、検診の大切さもレクチャー

近頃、関心を持っている治療の分野は何でしょうか?

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もともと膝関節の治療を行っていたので、膝の治療に力を入れています。年齢を重ねて膝が変形する前に筋肉をつけて、膝が悪くなることを防止しないといけません。また、年々増え続けている骨粗しょう症患者の治療にも、力を入れているのですよ。骨粗しょう症を患った高齢のお母さんの付き添いで来た娘さんには、親子は体質が似ており同じ疾患を患いやすいので、早期検査を勧めています。当院では、骨密度測定・エックス線検査・身長測定・血液検査・尿検査などで構成される骨粗しょう症検診を行っております。今のうちから検診を受けることは、将来の健康への投資でもあるのです。

先生が得意とされる治療について、教えてください。

幅広く診療をしたいと思っていますが、得意分野を挙げるとするなら、お子さんの治療を専門にした小児整形外科でしょうか。お子さんはケガの回復が早く、成人に比べて治癒力も強いのです。しかし、その分だけ早期に適切な処置をしないと、骨などの変形を引き起こす一因にもなり、的確でスピーディな処置が求められます。小児の骨格を成人のミニチュアではなく、成長という要素を加味しながら診療をしなくてはなりません。ある程度の年齢以上のお子さんには、言葉を噛み砕きながら直接説明するようにしています。親御さんに対しては、私も子を持つ親なので、自分の子だとしたらどんなことが心配だろうかと想像しながらお話しています。一番心配される後遺症についても、どの程度の後遺症が予測されて、どんな対応策があるのかきちんと説明。大きな処置をした日は、ご帰宅後に、私がお電話で症状を伺っています。

診療の際に、どのようなことを心がけていますか?

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どんなに忙しくても、しっかりとお顔を見て、体を患者さんのほうに向けてお話しすることだけは忘れないようにしています。私たち医師は、診断をつけるだけでなく、患者さんの抱える不安にも共感の姿勢を示していくことが大切。整形外科の疾患は、精神的ストレスや心の悩みが原因となり、痛みを発生させている可能性もあります。誰かに自分が抱える痛みを共感してもらっただけでも、不思議と痛みが和らぐような経験ってありますよね。私もそんなふうに患者さんの心配を受け止めてあげられたらと思っています。それと、今後の見通しをきちんと説明することも忘れません。「しばらく」など曖昧な言い回しを避けて、「○日見てください」などと具体的にお伝えして、患者さんも生活の見通しが立てやすいようにしています。

介護の負担軽減に向け、訪問リハビリの実施をめざす

先生の健康方法とリフレッシュ方法は何でしょうか?

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体重が増えた分だけ、膝や腰にかかる負担は大きくなりますので、体重を増やさないことですね。20代の頃と体重が変化していないことが唯一の自慢です。ダイエットをしているわけではありませんが、毎日朝と晩に体重を測り、暴飲暴食をしないように食事の量を調整したりする程度です。たったそれだけでも体重維持には一役買っているかもしれません。50歳過ぎてからランニングを始め、フルマラソンの自己ベストは3時間08分です。また子育て中、18年間止めていたゴルフも再開してシングルめざして頑張っています。それと、トイプードルのサクタロウとシマジロウが元気のもとですね。2頭のかわいい姿を見ていると疲れが吹き飛びます。

今後の展望について聞かせてください。

今後はクリニックに来られない患者さんのために、ご自宅へ伺う訪問リハビリにも取り組みたいと思っています。あと少し体が動くようになり、自分で車いすの乗り降りをしたり、トイレに行けるようになったら、患者さんご自身が生活をしやすくなりますし、介護をするご家族の負担も経験されますよね。このエリアにはご高齢の方が多く住まわれているので、ニーズがたくさんあります。地域住民の皆さんに、「成城外科整形外科に相談すれば、リハビリの人が来てくれる」と思っていただけるクリニックになりたいですね。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

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整形外科の疾患に関わらず、ご自身の健康やご家族の健康に不安がある場合は、ぜひご相談ください。電話だけでも構わないので、私たちにできることはできることは、誠心誠意、対応させていただきます。より具体的な治療が必要な場合は、専門の医療機関に紹介するので、安心してくださいね。当院には10年以上の勤めるスベテランスタッフが多いので、私に話しにくいことがあれば、スタッフにお話しいただいても構いません。患者さんの気持ちにしっかりと寄り添うので、どんな些細なことでも聞かせてくださいね。

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