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大原 庸子 院長、中西 稔 副院長の独自取材記事

パール歯科クリニック

(世田谷区/下高井戸駅)

最終更新日:2019/08/28

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2017年に個室タイプの診療室を加え、女性に喜ばれるクリニックという特色も加わった「パール歯科クリニック」。大原庸子院長は心身ともに癒やしの空間にしたいと考え、診療室の内装にもこだわったという。小児歯科、小児矯正は中西稔先生が主に診療し、噛み合わせの異常の原因となる生活習慣についてもアドバイスをする。さらに予防重視の診療に力を入れ、患者とのコミュニケーションも深めたいと大原院長。長く地域に貢献してきた同院による、一歩進んだ歯科医療について話を聞いた。
(取材日2018年3月16日)

女性と子どもを主な対象に、充実した地域医療を

こちらのクリニックのコンセプトを教えてください。

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【大原院長】この近辺は私の実家にも近くなじみのあるエリア。そうした場所で地域に根差した歯科医療をご提供したくて当院をスタートさせ、小児歯科および小児矯正にも力を入れてきました。今後は「女性に喜ばれるクリニック」「予防重視した診療」という点も強化し、いっそう地域に必要な存在になりたいと考えています。当院を受診される方にはお子さんをお持ちの女性も多く、私が子育てに追われていた時期は、同じような経験のある方に精神的に支えてもらいました。そして子育てが一段落して自分のことを少し見つめ直す余裕ができたとき、今度は私が皆さんをサポートする役になれたらと思ったんです。
【中西副院長】私は小児の予防、治療、矯正をすべてカバーでき、特に歯を抜かない矯正を行っている点も当院の大きな特色と考えています。

診療面ではどのような特色があるのでしょうか?

【大原院長】クリニック全体では地域のニーズに応えて幅広く診療していますが、すべての方に対して歯科医師と歯科衛生士を担当制にしているんです。これにより一貫性のある治療やメンテナンスを継続できますし、毎回同じメンバーでの対応なら受ける方もリラックスされるでしょう。当院には複数の歯科医師、歯科衛生士がいて、相性などによっては担当変更もできるので、安心して通院していただけると思います。
【中西副院長】お子さんの口の中の状態は、親御さんの関心度やどのくらい適切にケアされているかによって大きく違ってきます。食事内容、普段の生活習慣も虫歯になったり歯並びが悪くなったりする要因ですから、単に口の中を診るだけでなく、家庭環境の改善も含めてトータルにアドバイスしています。

2017年に新たに診療室を作られたそうですが?

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【大原院長】歯を治療するだけでなく、来た方に心身ともに健康を取り戻してほしいと考え、心も体も癒やせる環境になるよう個室タイプの診療室を2つ設けました。室内は多くの女性が好むといわれる少し抑えた色味のピンクをテーマカラーに選び、その色をチェアや私のユニホームなどに使って、入った瞬間に気持ちが癒やされるような空間にしています。そして天井は薄めのグレーに、壁面はガラス素材を組み入れ、女性の繊細な心の動きを表現してみました。私が担当する方のほか、外科処置が必要なときもリラックスして治療を受けていただけるよう、この部屋にご案内するんですよ。また予防を目的に定期検診やクリーニングを行う場合も、隣で治療をしているスペースよりこちらの診療室が適していると思っています。

全身の健康とも関連する歯の健康を維持するために

こちらで予防を重視されるのはなぜでしょうか?

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【大原院長】歯周病と糖尿病や循環器のさまざまな病気が関連している、口腔機能の低下が全身のフレイル(体の衰え)を招く可能性があるなど、歯や口の中の健康は全身の健康と密接につながっています。このため最近は予防が大切といわれるようになりましたが、その目的を理解しないままだと、いい結果を生まないこともあるんです。例えば「80歳で20本以上の歯を保ち、噛んで食べられることをめざそう」という8020運動のおかげで、高齢でも歯が残っている方は増えました。しかしきちんとメンテナンスをしないと、歯周病も増えることになります。また小学生の虫歯も激減しましたが、それは親御さんが丁寧にケアをしているから。お子さんが自分だけで歯磨きをする年齢、中学生や高校生では虫歯が増え始める傾向にあります。ですから「予防の必要性を理解する」「自分以外の第三者のメンテナンスを受ける」ことが重要なのです。

予防はどのようなやり方をとっているのですか?

【大原院長】当院のようなクリニックで行うのは二次予防で、歯を覆う良質な菌の層に悪い菌が積み重なっている状態から、悪い菌の層をクリーニングするのが目的です。これで虫歯や歯周病の原因をいったん除去し、ご自宅で行っていただく一次予防として、適切な歯磨きの方法を私たちが指導します。ただすべての汚れを落とすのは難しいため、当院で定期的にメンテナンスし、その状態を一次予防でなるべく長くキープするといった好循環により、虫歯や歯周病になりにくい口腔環境が維持していただきます。
【中西副院長】母乳で育てている場合、母親が甘いものや脂質を食べ過ぎると母乳にも影響し、お子さんが虫歯になりやすいともいわれています。ですからお子さんの歯の定期検診に加え、ご自身の食生活も改善を心がけていただければと思います。

子どもの矯正ではどんな特色がありますか?

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【中西先生】当院で行っているのは「床(しょう)矯正」と呼ばれ、歯を抜かず、歯の土台となる部分を広げて歯並びを調整する方法です。お子さんの成長期を利用して行うので、早ければ4歳くらいから治療を始めることをお勧めしています。矯正に使用する装置は夜間だけ装着すればよく、学校に行くときや食事中などは外しておけますから、矯正中であることを、周囲に気づかれにくいこともメリットだと思います。もちろん矯正が必要な歯並びにしないことが重要ですから、当院ではお子さんの歯が生える前からの検診をお勧めしています。できるだけ早く正しいブラッシングや食事のとり方を実践し、さらに顎が十分に発達するような生活習慣などを心がけていただくようアドバイスができればと考えています。

心に寄り添い、来てよかったと言われるクリニックに

先生方が歯科医師になったきっかけなどを教えてください。

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【大原院長】もともと看護師をめざしていましたが、あいにくと縁がなく、同じ医療に関する分野で歯科衛生士の学校に通うことにしました。すると予想していた以上に学ぶ内容が興味深く、せっかくなら歯科医師になりたいという気持ちが強くなったんです。両親は以前から歯科医師を勧めてくれていたので、学校に通いながら歯学部を受験することも快く認めてくれました。
【中西副院長】私は小児歯科を専門にしたくて、最初はお子さんを多く診ている歯科医院に勤めました。そこで十分に経験を積んだのですが、矯正治療とはいえ健康な歯を抜く点に納得できず、歯を抜かない小児矯正を学びたくて当院に移ったんです。

ご趣味など、仕事以外の時間はどのように過ごされていますか?

【大原院長】これまで仕事と家庭のことで忙しかったのですが、子どもも少し手を離れ、今は自分を大切にする時期なのかなと思っています。ちょうどお茶を習っている方に誘われたので、最近は和の時間を楽しむことも増えました。茶室の静かな空間も心地良く、掛け軸の言葉に感銘を受けたり、季節のちょっとした変化を味わったりすると風流を感じますね。また日本をもっと知りたくなって、あちこちに出かけるようになりました。といってもこれは学会への参加が主目的なので、仕事とも関係しているのですが(笑)。久しぶりに恩師と会うこともでき、充実した日々を送っています。
【中西副院長】私は子どもが生まれたばかりで、帰宅後や休日はかかりきりです(笑)。小児歯科に経験を生かして、わが子の口の中もきちんとケアしていきたいですね。

最後に、読者に向けてメッセージをお願いします。

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【大原院長】皆さまに「ここに来てよかった」と思っていただけるクリニックをめざしています。そのために今の症状やお悩み、生活で不便を感じていることなどを伺い、当院での診療にどのような結果を望まれているのかをじっくり話し合っていきますので、安心してご来院ください。私たち歯科医師が適切と考えてご提案する治療も、その方にとっては必ずしも最良とはいえないケースもありますから、当院では一人ひとりの気持ちに寄り添う診療を心がけています。
【中西副院長】クリニックは痛い人を治すだけの場所ではありません。予防も含め、何かご不安なことがあればお気軽にご相談ください。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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