笹本 洋平 院長、笹本 さえら 副院長の独自取材記事
笹本歯科
(札幌市中央区/西18丁目駅)
最終更新日:2021/11/11

札幌市営地下鉄東西線・西18丁目駅の3番出口より徒歩2分、札幌市の中心エリアに2016年に移転開業した「笹本歯科」。インプラント治療から矯正、口腔外科、一般歯科治療まで包括的に提供する同院には、近隣エリアに勤めるオフィスワーカーだけでなく、小さな子どもから高齢者まで幅広い患者が通う。インプラント治療と補綴分野を専門とする笹本洋平院長と、矯正専門の笹本さえら副院長が院内の雰囲気同様に爽やかな笑顔で迎えてくれる。「私たち夫婦も0歳と2歳の子育て真っ最中ですので、お子さんの歯を心配する親御さんの気持ちはよくわかります」と話す二人に、患者の目線に立ち、一人ひとりの希望に心を寄せた診療を続ける同院の特徴や、診療に対する心がけなどさまざまな話を聞いた。
(取材日2021年9月10日)
さらなる歯の美しさと健康を
このエリアに開業された経緯、また院内設備について教えてください。

【笹本院長】ここには2016年に移転してきました。このエリアを選んだ理由は、交通の便が良く多方面からのアクセスも便利で、移転前のクリニックの場所からも患者さんも通いやすいことからです。また、この辺りはオフィス街でもあるので、通勤経路として立ち寄りやすい環境ではないかなと考えました。院内のこだわりとしては、移転をきっかけにクリニックの場所を1階にして、院内は車いすの方にも対応できるバリアフリーになっています。また、診療室もパーティションを高くし、ほかの患者さんからは見えないようにプライバシーに配慮しています。特に患者さんがお座りになるユニットは使用する水を消毒する機能が搭載されています。また、タービンからは温水が出るのでお口をすすぐ時にしみる心配もありません。快適な環境で患者さんに安心して治療を受けていただけることを大切に、院内の設備を採用しています。
どのような患者さんが来院されていますか?
【笹本院長】このエリアはオフィス街ですので、やはり一番多いのは30代~50代のオフィスワーカーの方かと思います。さらに、その患者さんのご家族や、小さなお子さんをお連れになったファミリー層も多いです。また、クリニックの隣が福祉施設ですので、そちらから車いすでいらっしゃるご年配の方もいらっしゃいます。移転当初に予想していたより患者さんの年齢層はとても広いのが私たちにとっても印象的ですね。
どのような主訴が多いですか?

【さえら副院長】審美面を気にされて来院される患者さんの割合は多いと思います。矯正やホワイトニングを希望される患者さんです。女性だけではなく、男性や年齢層の幅も広いと感じています。
【笹本院長】歯の健康についての意識が高い患者さんが多い印象です。虫歯の治療が終わったことで、ご自身の歯へ興味が高まり、歯並びや見た目にも意識が向くようになる傾向があるのではないでしょうか。当院に通われるようになってから、金属のかぶせ物や詰め物をセラミックに替えて白くしたいと希望される患者さんは多いですね。
すべての治療において、審美性と患者の要望を重視
お二人が歯科医師をめざしたきっかけは何だったのでしょう?

【笹本院長】よくある話かもしれませんが、僕も昔、矯正を受けた経験があるんです。その時「こんなことができる歯医者さんはすごい!」と感動して、歯科医師という仕事に興味を持ったのがきっかけですね。大学ではクラウンブリッジ・インプラント補綴学分野を専門に学びました。補綴というのは、かぶせ物や入れ歯などの修復物を使って行う治療ことです。その中でもインプラント治療とかぶせ物を中心に研鑽を積んできました。
【さえら副院長】私の場合は、両親ともに歯科医師だった影響が大きいですね。幼い頃からその姿を見て育ち、自然と「私も両親のようになりたい」と思うようになりました。歯科矯正分野を専門に選んだきっかけは大学時代受けた歯列矯正です。歯並びだけでなく、内面的にもとてもポジティブになれる矯正の魅力を知り、この分野を深く学びたいと思うようになりました。
こちらのクリニックの特徴についてお聞きします。
【さえら副院長】患者さんの希望を重視した審美性を重視した歯科治療をめざしていることと、矯正、インプラント治療、口腔外科、一般歯科治療を融合した包括的な治療ができるところが特徴です。1つのクリニックで受けることで、歯科医師同士も連携できますしトータル的に診ることができます。結果として治療期間が短くて済むこともありますので、患者さんにとっても負担が少なくなるのではないでしょうか。
日々の診療で心がけていることをお聞かせください。

【笹本院長】患者さんごとにそれぞれご希望はありますので、それをかなえて差し上げられるように心がけています。そのためにも、患者さんとの対話を大切に考えており、患者さんからも話しかけやすい雰囲気をつくれるようにしています。また、なかなかご希望が出てこない方からは、それを引き出せるような対話を意識しています。
【さえら副院長】毎回診療に対して不安が残らないよう、丁寧な説明を心がけ、些細なことでも疑問があれば、なんでも質問していただくようにしています。矯正は患者さんとのお付き合いが長くなるので、お互いの信頼関係を大切にしています。
印象に残っているエピソードはありますか?
【笹本院長】以前、歯に痛みがあるけれど原因がわからず困っていた患者さんを診たことがありました。痛みの原因が解明できて、結果として治療につながったのですが、その時に患者さんから「本当に来て良かった!」と言っていただけたことが今でもとても印象に残っています。「原因不明のまま放置していたら今頃どうなっていたか……」と、患者さんが言われた時は、私自身も今までたくさんのことを学んできて本当に良かったと感じました。
小さな子を持つ親の目線を大切に、患者をサポート
お休みの日はどのように過ごされていますか?

【笹本院長】うちには今、0歳と2歳の子どもがいますので休日はすべての時間を子どもたちに捧げています(笑)。公園に行って一緒に遊ぶのは楽しいですし、良いリフレッシュにもなっていると思います。子育てはすごく大変ですが、楽しいですね。
小さな子どもさんの治療の工夫はありますか?
【笹本院長】やはり、怖がらせないことですね。話しかけながら楽しく治療してあげることが一番です。無理に押さえつけて治療したりせず、怖がっている子には時間をかけてゆっくりと進めています。「これからこの治療をするよ」と、動画を見せながら説明をすることもあります。そうすれば、面白がって楽しんで治療させてくれる子も多いですね。あとは、ご一緒に来られているお父さんお母さんにも丁寧に説明をして、安心していただけるように心がけています。
歯をきれいに保つためのアドバイスがあれば教えてください。

【さえら副院長】私たちが実践しているのは、毎食後にきちんと歯磨きをすることです。とてもシンプルなことですが、そのおかげで私たち夫婦は2人とも虫歯が1本もありません。普段の生活の中では、お菓子や砂糖が入った飲食を長時間し続けないこともお口の健康を維持する上では大切ですね。お子さんにも同様に「食べたら歯を磨く」を小さな頃から習慣づけられるといいと思います。ほかには、歯磨きの後、特に夜の寝る前にフッ素を塗ることをお勧めします。
最後に、読者へのメッセージをお願いします。
【笹本院長】当院ではお一人お一人に寄り添った治療を行っていますので、お口のことでのお悩みがある方、また歯科治療が苦手な方もぜひ一度ご来院いただければと思います。私たちも、患者さんお一人お一人の要望をより高いレベルでかなえられるように、今後もまい進していきたいと考えています。また、私たち夫婦も子育て真っ最中ですので、お子さんの歯の健康や歯並びを気遣うお父さんお母さんのお気持ちはよくわかります。お子さんの歯の治療のことだけではなく、父親目線・母親目線でご心配なことがありましたら、お気軽にご相談にください。
自由診療費用の目安
自由診療とはインプラント治療/25万3000円~
セラミックのクラウン・ブリッジ/4万4000円~
子どもの矯正(第1期)/30万8000円~
子どもの矯正(第2期)/22万円~
永久歯列の矯正治療/52万8000円~
ホワイトニング/3万3000円~