社会医療法人財団石心会 さやま総合クリニック

菅野 壮太郎院長

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「さやま総合クリニック」は、約30年間狭山市の医療を支えてきた「埼玉石心会病院」の外来部門。消化器内科・循環器内科・糖尿病内科など各種内科から脳神経外科や心臓血管外科、消化器外科、乳腺・内分泌外科、などの外科系、また歯科まで28の診療科目を持ち、風邪などの一般診療・専門診療のどちらにも対応する総合クリニックだ。健診や「健康塾」などの啓発活動、また在宅診療にも力を入れ、グループ病院をはじめとする近隣病院とも密な連携を取りながら、狭山市・入間市の医療ニーズに応えている。気さくな院長、菅野壮太郎先生に、医院の特徴や展望について話を聞いた。
(取材日2017年11月16日)

28の診療科目がそろう「総合クリニック」

―「埼玉石心会病院」の外来部門が独立して、設立された医院だと聞きました。

当院の設立は2003年ですが、ここ狭山市・入間市には市民病院がなく、また民間病院も少ないこともあって、私が石心会グループに来た21年前にはすでに、一日600人規模で設計している外来にそれ以上の患者さんが来院しているような状態。混雑が日常茶飯事で、そのままでは外来の充実も、需要の高まる救急対応の拡大も難しい状況でした。そこで外来・透析部門を分離し、病院は入院と救急に専念することにしました。そういう経緯で、当院は幅広い診療科があるのが特徴で、今は呼吸器内科、消化器内科、循環器内科などの各内科をはじめ、各種外科、婦人科、歯科まで28の診療科で1週間に約380診察室で診療しています。特に糖尿病内科、内分泌内科は充実しており、糖尿病患者さんが透析までならないように予防医療に務める一方、胃の内視鏡検査などに対する需要の高まりを受けて、健診にも力を入れています。

―健診体制はどのようなものでしょう。

医院の4階が健診部門になっていて、人間ドックと健診を行っています。実は、私も専門が外科だったために乳がんの早期発見を含め健診には昔から関わっており、内科的な指導もできるよう勉強してきました。今も週2~3日は携わっています。「最新の機器を取りそろえ、迅速な検査・診断を行うことで、地域に還元しよう」が法人の方針ですから、CT、MRI、マンモグラフィ、内視鏡検査など、大学病院と同等とは言えないまでも、かなりの医療機器をそろえています。もちろん機械があっても画像が読み取れなくては意味がないので、放射線科の医師も従事して、迅速な検査ができるようにしています。

―全体では、どんな患者さんが多いのですか?

地理的には、狭山市と入間市の方ですね。症状としては先にお話ししたとおり糖尿病の方が多く、年代ではご高齢の患者さんが多いです。最近、狭山市では独居老人が非常に増えていて、そのお住まいがエレベータなしの団地の5階やエレベータが各階停止しないマンションであることも少なくありません。それが原因で「退院したくない」という声をたくさん聞いたことから、3年ほど前から在宅医療にも力を入れて取り組んでいます。患者さんが来られないなら、われわれがお伺いすればいいわけですからね。また、当院には3人、埼玉石心会病院の方には10人以上のソーシャルワーカーがいて、入院の時から退院後の生活プランや必要な社会医療資源の利用を考えてくれています。自宅は患者さんにとって一番住み心地が良く、落ち着けるところ。われわれがうまく関わることで、少しでも快適な日常生活を提供できればと思っています。

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