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森居 研太郎 院長、森居 晴子 先生の独自取材記事

森居歯科医院

(宇治市/宇治駅)

最終更新日:2023/02/06

森居研太郎院長、森居晴子先生 森居歯科医院 main

宇治橋や平等院表参道からほど近い宇治の観光地に構える「森居歯科医院」。同院は森居研太郎院長の父が1978年に開業し、森居院長が2016年に継承。妻の森居晴子先生とともに、地域密着型の歯科医院として、近隣住民の歯の健康を見守っている。学生時代に出会ったという2人は、インタビュー中も息ぴったり。質の高い歯科医療を地域住民に届けるため、同じ方向を見据えて勉強と努力を重ねていると言い、お互い協力しながら良いコンビネーションで診療にあたっている様子がうかがえた。院内もアットホームな雰囲気で、2人の人柄が表れているよう。そんな森居院長と晴子先生に、開業からの経緯や診療方針、治療に対する思いなどについて聞いた。

(取材日2019年11月7日/情報更新日2023年1月31日)

宇治で約40年。地域密着型のアットホームな歯科医院

これまでのご経歴を教えてください。

森居研太郎院長、森居晴子先生 森居歯科医院1

【森居院長】僕は生まれも育ちもこの宇治です。父が歯科医師で、物心ついたときから歯科医師になるものと思っていて、ほかの仕事を考えることもなくこの道を選びました。愛知学院大学歯学部卒業後、大阪大学大学院歯学研究科に進み、補綴の勉強を深めるとともに、さまざまなクリニックでも経験を積み、2007年頃から当院に軸足を置いて父と一緒に診療するようになりました。そして、2016年に代替わりし、基本的に妻と2人体制で診療するように。継承と同時に建物もリニューアルし、今に至ります。
【晴子先生】私は大阪出身で、実家から近いということで大阪大学歯学部へ。今の健康状態をより良くして患者さんの生活をサポートできる仕事かなと思ったのが、歯科医師をめざした理由です。主人とは同大学病院で知り合って結婚し、結婚後は大阪で勤務医をしていました。

クリニックの内装や造りなどでこだわった点はどこですか。

【森居院長】まずバリアフリーにしたことですね。車いすやベビーカーの方も安心して通院いただけます。院内は白とダークブラウンを基調に落ち着いた雰囲気に。全体的にゆったりとした造りにして、圧迫感や緊張感をできるだけなくすよう工夫しました。特に診療スペースは広く取り、半個室にしてプライバシーにも配慮しています。歯科特有のにおいが気になるという方もおられますので、空気清浄機を置くなどしてにおいにも気をつけていますね。患者さんにリラックスしていただける、アットホームな雰囲気を大切にしています。

患者層と主訴について教えてください。

森居研太郎院長、森居晴子先生 森居歯科医院2

【森居院長】患者さんは0歳の赤ちゃんから90歳代の方まで幅広く、継承してからより幅広い世代の方に来ていただいている感じがしますね。宇治市内の方が中心ですが、京都市など近隣から来院される方も少なくありません。患者さんのご紹介で来られる方もいらっしゃいます。
【晴子先生】一般歯科、小児歯科、口腔外科の診療に対応していますので、虫歯や歯周病から入れ歯、インプラント、予防歯科、審美歯科まで主訴も幅広いですね。新患の方だと急な痛み、お子さんの場合は歯科医院にかかったことがないのでお口の中をチェックしてほしいというご要望もあります。メンテナンスを希望される方も増えていますね。

一人ひとりの患者に合わせた治療を提案

診療方針について教えてください。

森居研太郎院長、森居晴子先生 森居歯科医院3

【森居院長】「患者さんに一番良いことは何か?」を考えて提案するようにしています。その準備として、レベルの高い技術や知識を身につけ、必要な患者さんに必要なことを必要なだけ提供できるポテンシャルをきちんと持っておきたいと思っています。
【晴子先生】私は主人が立てた治療計画に沿って治療を進めていきますが、途中で「ここはこうしたら?」「こういう方法もあるんじゃない?」と2人でよく話し合いをして、常により良い治療をめざすようにしています。父の代からそうですが、私たちは「永続性のある結果を残せるように」という思いが根本にありますので、治療法はご自身の歯をできる限り残す方向で検討していますね。

最近多いご相談はなんですか。

【森居院長】入れ歯でしょうか。僕は入れ歯は体の一部だと考えていますので、新しく作ることにこだわるのではなく、今の入れ歯を調整することで使い続けられるなら調整して、その方のお口に合った、痛みが少なく、外れにくい入れ歯にしていけるよう努めています。入れ歯に限らず、患者さんにとって負担が少ない、症状に合わせた使いやすいものを提供することを大事にしていますね。

メンテナンスにも力を入れておられるようですね。

森居研太郎院長、森居晴子先生 森居歯科医院4

【森居院長】特に50代、60代は歯周病の面からメンテナンスが重要になってくる時期なので、ぜひ受けてもらいたいですね。そして、できれば長く通っていただきたい。というのもエックス線写真などの記録が残り、長期スパンでの変化を見比べることができるからです。患者さんにとって何か一番良いのかを考える大きな材料にもなるんですよね。
【晴子先生】当院のメンテナンスは、歯科衛生士がお一人1時間ほどかけてみっちりと行います。そして、検査結果などは歯科衛生士が詳細に記録してくれています。それを見ればお口の中がどのような状態でどのようなメンテナンスが行われたかが一目瞭然ですから、治療にも大いに役立つんですよ。メンテナンスのために通ってくださる方が増えていますが、それは彼女たちの丁寧な仕事ぶりによるものだと思っています。

信頼関係を大切に、患者の良き相談相手になりたい

患者さんと向き合うときに心がけていることはなんですか。

森居研太郎院長、森居晴子先生 森居歯科医院5

【森居院長】信頼関係を一番に考えていますね。最近は丁寧に説明するという流れがありますが、長く通っていただいて、それほど言葉を交わさなくても「先生が言うならばそうしてみようか」と思っていただけるような関係を築くのが理想です。父も「患者さんから信用されているから必要以上に言わなくてもいい」、というところがあったように感じています。治療の内容はもちろん一つ一つの対応にも思いを込めて、患者さんに寄り添って治療することを心がけています。
【晴子先生】継承を機に歯科用CTやマイクロスコープなどをそろえ、画像など目に見えるものをお示ししながら説明するようにしています。より客観的に診断できるような環境も整い、診療にも大いに役立っていますね。

お休みの日はどのように過ごされていますか。

【森居院長】趣味というほどではありませんが、写真が好きで家族で出かけたついでに風景などを撮っています。撮るのに夢中になって、ふと振り返ると家族の姿が見えなくてびっくりするんですよ(笑)。もともとは開業した頃、患者さんにお見せするモニターのスクリーンセーバーに撮った写真をなんとなく使っていたら反応してくださる方がいて、うれしくなって始めたんです。そのうち「いつも一緒ですね」と言われるようになり、せっかくだから何か新しいものをということで頑張って撮るようにしています。
【晴子先生】私と子どもが一緒に先を歩いていると、後ろで主人が写真を撮ることに夢中でたまに迷子になってることがあるんです。

読者へのメッセージをお願いします。

森居研太郎院長、森居晴子先生 森居歯科医院6

【晴子先生】さまざまな症状の方、幅広い世代の方に満足していただけるよう、日々努力しながら一つ一つの治療をきっちり丁寧に行って、地域の皆さんのお役に立てたらと思っています。
【森居院長】医療機器などもできるだけそろえていますし、今求められる歯科医院の水準は一定程度満たしているのではないかと自負しています。困ったこと、不安なことなど些細なことでもご相談していただけるとうれしいです。診療時間なども可能な限り柔軟に対応させていただきますので、お気軽にお越しください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/35万円~、審美歯科(オールセラミック)/8万円~

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