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澤井 宏之 院長の独自取材記事

さわい歯科医院

(大阪市都島区/京橋駅)

最終更新日:2025/11/25

澤井宏之院長 さわい歯科医院 main

京橋駅から徒歩5分、緑豊かなエントランスが印象的な「さわい歯科医院」。1988年の開業から37年間、澤井宏之院長が大切にしてきたのは「途切れないかかりつけ医」という理念だ。大阪歯科大学卒業後、大阪回生病院で予防に熱心な歯科衛生士たちと出会い、その重要性に目覚めたという。「食をおいしくいただくには健康な歯が不可欠。全身の健康と歯はつながっているんです」と語る澤井院長。30年以上勤務するベテラン歯科衛生士と二人三脚で、患者一人ひとりに寄り添う診療を続けている。開業時から変わらぬ思いと今後の展望について聞いた。

(取材日2025年10月7日)

「途切れないかかりつけ医」として37年

開業までの経緯と、この場所を選んだ理由を教えてください。

澤井宏之院長 さわい歯科医院1

大阪歯科大学卒業後、中津にあった大阪回生病院の歯科口腔外科に3年余り勤務していました。父の知人が部長を務めていたご縁での入職でしたが、そこで出会った歯科衛生士さんたちが予防に熱心に取り組む姿を見て、私も予防の重要性に気づいたんです。その経験を生かして地域医療に貢献したいと、1988年に開業することを決意しました。この場所を選んだのは、通っていた高校の学区内で土地勘があったからです。実家とは少し離れていましたが、京橋は愛着のある街でした。高校の同級生もちらほらいて、なじみのある環境で開業できたのは良かったですね。

こちらの歯科医院にはどのような患者さんが通われていますか?

開業から37年たち、患者さんも一緒に年を重ねてきました。この辺りはマンションが多く、特に向かいの分譲マンションには長く住み続けている方もいらっしゃいます。長年診てきた患者さんが多い一方で、特にうれしいのは赤ちゃんの頃から来ていた子が結婚して、今度はその子どもを連れて来てくれること。まさにファミリーで通ってくださる方もいるんです。駅前の喧騒とは打って変わって、駅から少しだけ離れた静かな住宅街という環境も、患者さんが落ち着いて通院できる理由の一つかもしれません。残念なことに、長年診てきた患者さんが亡くなられることも増えてきましたが、最期まで口腔の健康を支えられたことは大きな意味があったと思っています。

開業当初から大切にしている診療理念について聞かせてください。

澤井宏之院長 さわい歯科医院2

「途切れないかかりつけ医」、これが私の理念です。今でこそかかりつけ医という言葉は一般的ですが、30年前にはそんな言葉はなかったんです。一度かかったらずっと来てもらう、それが何より大事だと考えています。患者さんには毎回「続けることが大事なんです」とお話ししています。痛い時だけ来て治ったら終わりではなく、その後もずっと口腔内の健康を維持していく。そのために必ず次回の予約を取り、1週間前には電話で確認もしています。継続的な関係性を大切にしてきたからこそ、30年来の患者さんが多くいらっしゃるのだと思います。

予防歯科への情熱を持ち、歯科衛生士と二人三脚で対応

予防歯科に早くから取り組まれてきた経緯を教えてください。

澤井宏之院長 さわい歯科医院3

大阪回生病院時代の経験が原点です。歯科衛生士さんたちが入院患者さんの口腔ケアに一生懸命取り組む姿を見て、予防の大切さを実感しました。開業後は、予防歯科の理想的な取り組みを専門的に学んだんです。継続的な管理の重要性、患者さんの口腔内を長期的に見守ることの大切さを深く感じ、私なりの方法で実践してきました。予防の指導は、30年以上勤務してくれているうちの歯科衛生士と協力し、行っています。彼女は開業の5、6年後に来てくれて以来、私と同じ意識を持ち、患者さんに丁寧な指導をしてくれています。彼女がいるから今があると言っても過言ではありません。私のクリニックはベテランのスタッフと少数でやっていますが、少数だからこそ、大規模な歯科医院にはできない、きめ細かい対応ができていると自負しています。

食と口腔内の健康との関係について、どのようにお考えですか?

歯が食に関わる一番の入り口である、ということを信念として持っています。歯を通じてしか食べ物を満足に食べられませんから。健康であるために食が大切で、おいしくいただくには口腔内を良い状態に保つことが必要です。つまり、全身の健康と歯はつながっているんです。食育の勉強会で出会った先生から、食だけでなく環境まで含めた広い視点を教わり、このことがより深く理解できました。最近では医科歯科連携も進み、全身を診る視点も強調されていますよね。また、歯科は噛める状態をつくるという意味で、実はエイジングケアの中心的役割を担っているとも考えています。年齢を重ねても自分の歯で食事を楽しめることは、生活の質を大きく左右します。こういった、口腔内の健康を超えた、患者さんの生活や幸せも考えていきたいです。

患者さんへの予防指導で心がけていることはありますか?

澤井宏之院長 さわい歯科医院4

まず「なぜ悪くなったのか」をきちんと説明することです。その上で「予防は『あらかじめ防ぐ』という字のとおり、悪くなる前に対処することが大切ですよ」と伝えています。基本的には3ヵ月ごとの定期検診を勧めています。説明には時間がかかりますが、患者さんの将来を考えると、そこは妥協できません。歯科衛生士がしっかり説明していきます。患者さんと接する時は自然体で、アットホームな雰囲気を大切にしています。構えずにフランクに話すことで、長く通い続けてもらえる関係性を築けると思っていますし、それが当院の強みといえるかもしれません。

健康な口腔を通じて、豊かな食生活を支えていきたい

お忙しい毎日かと思いますが、診療以外の時間はどのように過ごしていらっしゃいますか?

澤井宏之院長 さわい歯科医院5

映画が好きで、年間200~300本観ています。やっぱりタブレットやパソコンの画面ではなくて、スクリーンで観たいので、ミニシアターからシネマコンプレックスまで大小さまざまな映画館に行っています。多いときは1日に4本くらい観ることも。映画のイベントで審査員をした経験もありますよ。それから、両親の影響で子どもの頃からボウリングもやっています。大学では同好会に入って、今も歯科医師のボウリング仲間と楽しんでいますよ。まるっきり下手なんですけれどね(笑)。それと、野球観戦ですね。野球ファンの歯科医師の先生と一緒に見に行っています。ほかには、落語鑑賞、登山といったところでしょうか。わりと多趣味なほうかもしれませんね。

今後の展望について聞かせてください。

子どもの口腔機能への取り組みを強化したいですね。口を育てることは将来の健康に直結しますから、この分野にもっと力を入れていきたいと考えています。また、ホワイトニングの導入も検討しています。若い患者さんのニーズもあるでしょうし、時代に合わせた医療サービスも必要だと考えています。ただ基本はやはり予防中心の診療を続けていきたいですね。それから、患者さんの利便性を向上するために、新しいシステムへの対応もしていきたいなと。時代に合わせて少しずつアップデートしていこうと考えています。

読者へのメッセージをお願いします。

澤井宏之院長 さわい歯科医院6

おいしく食べるためには健康な歯が大事です。食は健康の基本で、それを支えるのが歯なんです。だから普段からお手入れをして、痛くなる前に予防することを心がけてほしい。ぜひ定期検診に来てください。ここに来て気持ちが楽になった、安心したと思ってもらえるような診療を心がけています。開業から37年、これからも地域の皆さんの「かかりつけ医」として、健康な口腔を通じて豊かな食生活を支えていきたいと思っています。

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