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鈴木 康之 院長、鈴木 浩平 副院長の独自取材記事

鈴木歯科医院

(東大阪市/河内永和駅)

最終更新日:2025/05/27

鈴木康之院長、鈴木浩平副院長 鈴木歯科医院 main

近鉄奈良線・河内永和駅から北東へ徒歩約4分。「鈴木歯科医院」は、この地で育った鈴木康之院長が地域密着型の歯科クリニックをめざし1983年に開業した。今春から息子の鈴木浩平先生が副院長に就任。それぞれの得意分野を生かしながら2人体制で診療にあたる。開業してもうすぐ40年。古くから通う患者と、近隣の新しいマンションに住む若い世代。親しみやすい雰囲気の同院には、幅広い患者が訪れている。「信頼関係が一番大切」と口をそろえる2人に、地域への思いや診療体制などを詳しく聞いた。

(取材日2022年9月1日)

信頼関係を重視した地域密着型の歯科クリニック

院長はここ高井田元町のご出身だそうですね?

鈴木康之院長、鈴木浩平副院長 鈴木歯科医院1

【康之院長】両親が当院の向かいで米穀店を営んでいて、2階に住んでいました。この場所は駐車場でしたが開業を決めた時、ここに建てようとなったわけです。駅から近いし、生まれ育った場所なので昔から知っている人も多い。地域にも貢献できると思いました。開業して約40年になりますが、「米屋の息子が開業した」と両親の知り合いが真っ先に来てくれたのはうれしかったですね。昔から私を知る患者さんには、先生ではなく「康之ちゃん」と呼ばれています(笑)。この辺りは古くからの住宅街で地域のつながりの深さを感じます。4月から息子が副院長として勤務を始めましたが、「頑張れ!」と声かけてくれたり。患者さんの年齢層は高めですが、最近はマンションもできて若い世代も増えてきました。

まさに地域密着という感じなのですね。

【浩平副院長】近所の方が親しげに「よう!」と声をかけてくださいますし、自分が通った学校の先生が来てくださったこともあります。私が来る前は確かに50~80代の方が多かったようですが、インターネット広告を少し出してから20~30代の若い方も来院されるようになり、反応の速さに驚きました。
【康之院長】当院は歯科衛生士と受付・助手がそれぞれ3人いますがベテランが多く、もともと同級生のお母さんで勤続10年くらいのスタッフも。地域の人たちとのつながりが深く、家族関係など僕らより知っているほどで教えてもらうこともあるんですよ(笑)。

診療方針や、患者さんと接する時に大切にされていることは何ですか?

鈴木康之院長、鈴木浩平副院長 鈴木歯科医院2

【康之院長】長年、地域に密着した歯科医療を大切にしてきた中で、患者さんとの信頼関係が育まれたと自負しています。医療にコミュニケーションは必須。日々の診療では、まず世間話などから入っていき、患者さんの気持ちを和らげることを心がけています。
【浩平副院長】100点満点か、70点で良しとするのか。患者さんそれぞれ求めるゴールは異なります。生活背景を含めてお話を伺い、ご要望を理解し、よくご相談しながら一人ひとりに合った計画を提案することを大切にしています。押しつけはせず、全体像をお見せし、理解してもらった上で、どのような治療方法があるかを提案します。やはり信頼関係はとても大切。患者さんが思っていることを察し、「黒いところは気になっていませんか?」などと言って差し上げることもあります。大きな病院に勤務し、さまざまな患者さんを診てきたことがコミュニケーションを取る際に役立っていると思います。

親子2代で連携、それぞれの得意分野を生かした診療を

先生方、それぞれのご専門や得意分野について教えてください。

鈴木康之院長、鈴木浩平副院長 鈴木歯科医院3

【康之院長】私は口腔外科出身なので、勤務医時代は外科分野でさまざまな症例に関わりました。経験を積むうちに、入れ歯の治療や訪問診療など、幅広い分野の知識と技術を身につけました。
【浩平副院長】顎関節、噛み合わせの治療に多く関わってきました。総入れ歯も得意分野です。当院に来る前に勤めていた歯科クリニックで今も非常勤として診療していますが、そこの診療方針が、木でなく森を見るというような全体を診て治してくという考え方で、それに関連するようなセミナー、勉強会に数多く参加しました。首の位置や姿勢、筋肉の偏り、体のゆがみと歯の関係については、海外にも行って学びました。歯がゆがむと体にも影響し、その逆のケースもあります。噛み合わせの悪さや、頬づえをつく、唇を噛むといった癖が歯並びに影響することもあります。また勤務医時代は、小児歯科と、新鋭の設備・機器を用いた根管治療なども数多く担当してきました。

小児歯科で、特に大切にされていることはありますか?

【浩平副院長】一番大切にしているのはうそをつかないこと。「あと1回ね」、「あと3秒ね」と言ったら約束を守り、信頼関係を築くことを大切にしています。保護者の方への指導・アドバイスは、自分の子どもが虫歯になったらどうするかを考えます。歯磨きの仕方も虫歯の進み具合も、自分の子どもなら見方は厳しくなります。お子さんの相談は増えてきましたね。まずは自分できれいにできるようにすることを重視しています。幼稚園の園医もしていますが、保護者の方の歯科への関心度には差があると感じます。意識を変えてもらえるような働きかけもしています。

日々の治療の担当はどのようにされているのですか?

【浩平副院長】新規の患者さんは私が担当し、昔から通うご高齢の患者さんは院長が初めに対応しますが、その後は治療内容によりますね。
【康之院長】口腔外科は私が担当、小児歯科は主に副院長ですが、全体的にはずっと1人が担当するのではなく、2人で交互にほど良く担当するスタイルですね。

お互いを歯科医師としてどうご覧になっているか教えていただけますか?

鈴木康之院長、鈴木浩平副院長 鈴木歯科医院4

【浩平副院長】外科治療や入れ歯治療の経験値はもちろん、患者さんとの信頼関係の深さなどかなわないものがたくさんあります。
【康之院長】歯科医師になってまだ7~8年ですが、そこそこできるなと(笑)。私がこれまで診てきた患者さんを診るのは、息子としてやりにくいのではと思っていましたが、自然な感じで患者さんの懐にすっと入っていき、患者さんからも信頼を得て診療をしているのはすごいと思いますし、頼もしいですね。患者さんも続けて来てくださっているので安心しています。親子で一緒に診療している歯科医院は珍しくありませんが、話を聞くと、いい関係でやっていくのは普通はなかなか難しいことのようです。

何かあったら気軽に通える、かかりつけ歯科でありたい

先生方が歯科医師を志したきっかけを教えてください。

鈴木康之院長、鈴木浩平副院長 鈴木歯科医院5

【浩平副院長】「父の背中を見て小さい頃から歯科医師になろう」とは、実は全然思っていなくて(笑)。意識したのは高校2、3年くらいですね。医療系の分野に行きたいと漠然と思ってはいましたが、それも人気だった医療ドラマの影響です(笑)。
【康之院長】私も医療ドラマの影響は大きかったです(笑)。難治療を解決していく技術に、すごいなぁとか。この先生は悪役、こっちは良い先生だなぁとか。教育系にも関心があり、教師もなりたい職業の一つでしたね。

ご趣味についても教えていただけますか?

【康之院長】アウトドア派で、スポーツは昔から好きです。今はゴルフが一番で、患者さんともたまに行くことがあります。子どもの頃から学生時代までは、テニスを。きっかけは母親に勧められたことですが、夢中になりました。

今後の展望についてお聞かせください。

【康之院長】現在、診療チェアは3台ですが、手狭になったと感じるのでリフォームして4台にしたいと考えています。隣の土地も所有しているので拡張して、より使いやすくしたいですね。いずれは息子に院長を任せるようになるわけですが、今後は口腔衛生の観点から歯科衛生士さんの役目も増えてくると思います。
【浩平副院長】今の患者さんに長く定期的に通っていただけるような歯科医院、また何かあったら当院に行けば安心という歯科医院でありたいですね。医療設備や器具なども、常に新しいものを取り入れていけたらと考えています。今後は、インプラントや矯正も取り入れていきたいと思っています。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

鈴木康之院長、鈴木浩平副院長 鈴木歯科医院6

【康之院長】大阪のざっくばらんな歯科医院なので、気軽に来てください(笑)。
【浩平副院長】最近はインターネットを見て来られる方も多いです。患者さんとしっかりと向き合うことを大切にしながら、その方に最適の治療計画を考えていきます。

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自由診療とは

ホワイトニング/1万5000円~

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