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子どもの成長を利用した
口腔機能向上を図る予防的矯正

渡辺歯科医院

(東大阪市/JR河内永和駅)

最終更新日:2026/03/16

渡辺歯科医院 子どもの成長を利用した 口腔機能向上を図る予防的矯正 渡辺歯科医院 子どもの成長を利用した 口腔機能向上を図る予防的矯正
  • 保険診療
  • 自由診療

骨や筋肉が成長段階にある子どもだからこそできる、装置を使わない「予防的矯正」があることを知っているだろうか。東大阪市「渡辺歯科医院」に在籍する小児矯正のエキスパート・原田京子先生は「大人になるのを待たずとも、子どもの頃からアプローチできることはたくさんあるんです」と力を込めて訴えている。乳歯列期はさまざまな癖が原因で歯列が乱れるケースが多く、その癖を治すことが歯並びの改善につながるのだという。だからこそ、何も問題がないうちから、口腔内に変な癖がないかを定期的に確認することの大切さを訴えている。今回はそんな原田先生に、子どもの予防的矯正を始めるべき時期や、保護者が気をつけておくべきことなどを教えてもらった。

(取材日2026年2月18日)

子どもの予防的矯正は早い段階から始めることが重要、続けるコツは親子で楽しく取り組むこと

Q大切にしている「予防的矯正」とは、どんなものですか?
A
渡辺歯科医院 地域に根づいて専門性の高い治療を行う同院

▲地域に根づいて専門性の高い治療を行う同院

矯正は装置を口に入れて行う自由診療のイメージが強いと思いますが、そのような矯正が必要になる前に、成長途中の子どもだからこそできるのが予防的矯正です。唇や舌を適切に動かす口腔筋がしっかり機能していると顎の形も整いやすく、歯も正常に生えてきやすいため、子どもの頃から異常をつくらないように予防として、筋肉をはじめ口元の機能のバランスを整えていきます。具体的には、歯並びに影響する悪い癖とその原因を見つけ、口輪筋という口周りの筋肉を鍛えるためのトレーニングを行います。練習方法はいろいろありますが、保護者も一緒に筋力トレーニングすると続けやすいため、家族で楽しく遊びながら取り組むことをお勧めしています。

Q近年、子どもの口腔機能が低下しているとか。
A
渡辺歯科医院 歯列の乱れに関係する癖がないか早期に診てもらうことが大切

▲歯列の乱れに関係する癖がないか早期に診てもらうことが大切

診療していて感じるのは、口がポカンと開いている子どもが多いこと。口周りの筋肉がうまく使えず、風船を膨らませたりロウソクを吹き消したりすることができない子も見受けられます。口が開いている、指しゃぶりがある、舌で歯を押している、食べるのが遅い、下手といった癖は歯列の乱れと関係していることが多く、本人はもちろん親御さんも、その癖に気づけていないことがあります。こういった癖を改善するには、早ければ早いほうが良いです。できる限り子どもの頃にアプローチすることが大切ですから、早めに歯科医院に行って、悪い癖がないかどうかだけでも診てもらうことをお勧めします。

Q子どもの口腔機能が低下する原因は何でしょうか?
A
渡辺歯科医院 パノラマレントゲン撮影装置をはじめとした院内設備が充実

▲パノラマレントゲン撮影装置をはじめとした院内設備が充実

日常的に口周りを使わなくなってきたことで、劣化している印象を受けますね。昔と違い、吹き戻しや風船といった口の周りを使って遊ぶおもちゃに触れる機会も減っていますし、やわらかいものを食べるようになり、顔が小さくなって歯とのバランスが取れていないのも一つの要因かなと思います。遺伝的な要因で歯列がもともとゆがんでしまっている方ももちろんいらっしゃいますが、初めは正常だったのにだんだん出っ歯になってきた、だんだん受け口になってきたというのは、生活習慣や癖が原因であることが多いんです。ですから、癖に早く気づいて取り除くのが一番の予防だと考えています。

Q小どもの予防的矯正は、いつ頃から行うのが良いのでしょうか?
A
渡辺歯科医院 健康な歯を維持するために予防的矯正に取り組む

▲健康な歯を維持するために予防的矯正に取り組む

なるべく早い段階から始めることが大切です。3歳を過ぎたあたりからはお子さんと意思疎通が取れるため、本人のやる気次第で口腔機能の向上がめざせますが、まだ意思疎通が取れない小さなお子さんでも、歯磨きの際に保護者が口周りのマッサージをして筋肉を刺激することで発達を促せます。子どもは発達によって状況が変わるため、3ヵ月から半年に1度は経過を見てもらうことも大事ですね。悪習癖の改善やお口の筋力トレーニングは、取り組むのに遅いということはありません。18歳までは小児歯科で対応していますので、早めに相談してください。

Q保護者に注意してもらいたいことはありますか?
A
渡辺歯科医院 小児歯科の治療には保護者の協力が不可欠と話す先生

▲小児歯科の治療には保護者の協力が不可欠と話す先生

保護者の方には、頑張りすぎないように「楽しく取り組んでください」とお伝えしています。真面目な方ほど「この時間になったら必ずやらなくちゃ」とストレスに感じてしまうことがあるからです。できない日があっても仕方ありませんし、毎日同じ時間にできなくても構いません。大切なのは、楽しく長く続けること。子どもは親が思っている以上にしっかりしていますが、継続させるためには保護者の協力が不可欠です。ゲーム感覚で一緒に楽しみながら進めていただきたいですね。

ドクターからのメッセージ

原田 京子先生

歯列は成長すればするほど、噛み方や歯の向きなど癖以外のさまざまな要素が関わってくるため、矯正が大変になっていきます。癖が原因の乳歯列期の歯列不正は、歯並びを改善するためには癖の改善が重要なことが多いため、早くから予防的矯正に取り組むことが大切です。健全な歯に勝るものはなく、健全な歯を維持していくためには、本格的な矯正に至る前に小児歯科にかかるのが一番だと私は思います。お子さんを歯科医院に連れて行くのは大変だと思いますが、永久歯に生え替わる頃までは、問題がなくても3ヵ月から半年に1度は新たに癖が発生してないかを確認しておくと、子どもたちにとっても幸せな未来を与えられるのではないでしょうか。

自由診療費用の目安

自由診療とは

マウスピース型装置を用いた小児矯正/49万5000~60万5000円+管理料4400円~、マウスピース型装置を用いた成人矯正/77万~110万円+管理料4400円~、ワイヤー矯正/27万5000円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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