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市川 有穂 院長の独自取材記事

自由が丘駅前眼科

(目黒区/自由が丘駅)

最終更新日:2019/11/29

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東急東横線・大井町線自由が丘駅から徒歩約3分の「自由が丘駅前眼科」。院長の市川有穂先生は、慶應義塾大学医学部卒業後、総合病院に勤務し白内障などの手術を多く経験してきた。2011年の東日本大震災をきっかけに、患者の生活の質も視野に入れて治療を行う必要性を感じ、地域でトータルな診療を提供する同院の院長に就任。「その方にとって一番良いと思える治療法を考えながら、オーダーメイドの診療を心がけています」と語る。何かあったときにすぐに対応できるようなクリニックでありたいという思いから、土日祝も診療を行っているという。熱意あるスタッフとともに、マクロな視点を心がけ患者に寄り添った診療をめざす市川院長に、診療の特徴や今後の展望などについて聞いた。
(取材日2012年6月21日/再取材日2019年6月3日)

マクロな視点でトータルな眼科治療を提供

2011年に院長になられたのですね。

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はい、そうです。もともと手術がしたくて眼科の医師になったという経緯もあり、勤務医時代は臨床経験を積み重ね、白内障の手術を中心に行ってきました。しかし、白内障の手術で濁りを取っただけでは視力が出ないケースや手術後の屈折矯正が必要なケースもあります。視機能の矯正にも力を入れていきたいと思い始めた頃、東日本大震災が発生しました。被災された方たちの苦しみに胸がつぶれそうな思いになりましたが、被災地で、眼鏡やコンタクトをなくした方々が不安になっていると知り、生活の質を含めたトータルな眼科治療ができる道を模索し、地域の眼科クリニックである当院の院長に着任することになりました。以来、地域にお住まいの患者さんを中心に、患者さんの性別、年齢、性格、ライフスタイルなども含めたマクロな視点での診察をすることを心がけています。

院内は落ち着いた雰囲気ですね。

当院は、2016年に院内をリニューアルしました。待合室は木目調で患者さんがくつろげるよう配慮しました。これまで、待合室と診察室が離れていたのですが、リニューアルを機に、待合室と診察室の距離が近くになりました。当院のスタッフが、待合室で患者さんと話す声が診療室まで耳に入るようになったので、声のトーンなどから患者さんの様子が想像でき、スムーズな診療につながるようになったと思います。当院のスタッフは、「クリニックをよくしていこう」という熱意があり、患者さんとの会話をとても大切にしています。患者さんが、院長の私には話しにくいことも待合室でフォローしてくれるので、とても助かっていますね。

どのような患者さんがいらっしゃいますか? 患者さんと接する時に心がけていることは?

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お子さんから高齢の方まで、幅広い年齢層の患者さんがさまざまな疾患でいらっしゃいます。急性の角膜炎のほか、アレルギー性結膜炎やドライアイ、糖尿病網膜症や黄斑疾患の患者さんもいます。緑内障のお父さまやお母さまを連れてこられていた方ご自身が、緑内障を患って来院されることもありますね。患者さんの症状の訴えは、疾患の手がかりになるので、丁寧な問診を心がけています。まれな疾患のこともあるので、視野を広げてお体全体に注意を払うようにしています。

近視の進行抑制にオルソケラトロジーを導入

診療の特徴について教えてください。

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初診時は、視力検査や眼圧検査など一般的な検査に加え、角膜内皮の検査も行います。角膜内皮細胞は黒目の一番内側にある細胞で、一定以上減ってしまうと、水疱性角膜症という病気につながることがあります。そうなると、状態によっては角膜移植が必要になります。コンタクトレンズのつけっぱなしなどで、減少が目立つ方は定期検査を勧めます。また、スリットランプという機器で前眼部を撮影し、その画像を患者さんにお見せしています。実際に見ていただくことで、治療に前向きになるかと思いますし、親御さんもお子さんの状態が見られて安心されますね。それから、指先からの微細な血液で、アレルギー検査を行うことができます。見た目にわかりやすく、すぐに結果が出るところもいいですね。処置室でレーザーでの小手術を行えるのも特徴で、網膜裂孔や眼底出血などの治療を行うことができます。まぶたのできものも速やかに処置することができます。

力を入れている治療はありますか?

近視の進行抑制が期待できる、オルソケラトロジーを始めました。近視は世界的に増加し、低年齢化しています。近視をそのままにしておくと、眼球の形自体が変形する病的近視につながることもあり、将来、加齢黄斑変性や緑内障を発症するリスクも上昇するといわれています。オルソケラトロジーは、寝る前に特殊なハードコンタクトレンズを装着することで、睡眠中に角膜の形状を矯正し、日中は裸眼で過ごすことができるという近視矯正法です。近視がある程度進んでしまった場合は、この治療法の対象にはなりませんので、初期の段階でスタートすることをお勧めしています。

近視を進ませないことが大切なのですね。また、緑内障や白内障の治療についてのお考えを聞かせてください。

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緑内障の治療は、お薬で眼圧を下げていくという方法が中心ですが、低侵襲な手術療法も増えています。白内障には、糖化を防ぐためのサプリメントをご紹介することもあります。超高齢社会の中、白内障の治療を必要とせずに長寿を全うされる方もいますが、そのような方は、お体全体が元気なんですよね。これまでの治療を漫然と継続していくだけでは、健康寿命を延ばしていくことは難しいと思うので、体全体の健康管理の必要性を痛感しています。

患者一人ひとりに寄り添うオーダーメイドの治療を

土日も診療しているのはありがたいですね。

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当院は、夜は18時半まで受けつけているので会社帰りの方も立ち寄っていただきやすいですし、土、日、祝日も診療しています。非常勤ドクターも、すべて日本眼科学会眼科専門医です。年末も、30日まで診療するようにしています。できるだけ長くクリニックを開くことで、飛蚊症で受診し、網膜裂孔や網膜剥離など、緊急性の高い疾患が見つかることもまれではありません。万が一の時にも患者さんのお役に立てるクリニックでありたいと思っています。

お忙しい日々の中、休日はどのようにお過ごしですか?

子どもたちとケーキを焼いたり、町探検を兼ねたジョギングをしたりしています。卵6個を使い、一度に4本焼けるノンバターケーキは、新作を作り出すのが楽しみです。災害などにあっても生き延びていくためには、体力と精神力が大切だと思います。一緒に走って体力をつけ、芯のある子になってほしいと思います。

今後の展望について教えてください。

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手術ロボットや遠隔医療など、医療は進化し続けています。眼科診療においても人工知能が活用され始めていますし、再生医療の分野もますます進むと思います。取り入れるべきところは取り入れながら、医師が患者さんと対話を重ね、一人ひとりの考え方やライフスタイルを聞きながら治療を選択していくオーダーメイドの治療を地道に行っていきたいですね。地域のお子さんから高齢の方まで、お友達の家に来るような感覚で当院に足を運んでいただき、診察後は穏やかな気持ちでお帰りいただけるよう、これからも、スタッフ一同力を合わせてまいりたいと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

オルソケラトロジー/両目18万円

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