JR住吉駅南口から徒歩3分、国道を挟み南東にある住吉東町の一角に「黒川歯科」はある。できるだけ薬を使わず、削るのも最小限に、天然の歯を守ることを第一に考えた診療を行う黒川文典院長が、1990年に開院したクリニックだ。虫歯や歯周病など歯のトラブルは「食生活を整えることが治療の第一歩」だと考える黒川院長。日々の診療においては、食生活をどう見直すべきかなどについて患者に必要な情報を提供するなど、独自の取り組みで歯の健康をサポートしている。しっかりと患者の話に耳を傾け、穏やかな人柄で寄り添う院長のもとへは患者からの相談も多く、長年かかりつけ歯科とするなど患者からの信頼も厚い。今回はそんな黒川院長に、歯と食生活の関係や今の診療スタイルに至った理由などについて聞いた。

（取材日2022年9月9日）