全国のドクター14,206人の想いを取材
クリニック・病院 160,279件の情報を掲載(2026年3月16日現在)

ドクターズ・ファイル会員でできること

予約情報をマイページ上で管理できます!

過去の予約を一覧化

予約内容の確認

予約の変更・キャンセル※

※一部対象外の医療機関もありますので、あらかじめご了承ください

会員登録がお済みでない方は

すでに会員の方は

  1. TOP
  2. 兵庫県
  3. 神戸市長田区
  4. 板宿駅
  5. 神戸けやき歯科クリニック
  6. 松井 陽平 院長

松井 陽平 院長の独自取材記事

神戸けやき歯科クリニック

(神戸市長田区/板宿駅)

最終更新日:2026/03/05

松井陽平院長 神戸けやき歯科クリニック main

板宿駅からバスで10分の閑静な住宅街にある「神戸けやき歯科クリニック」。院長を務める松井陽平先生は、前身「浜地歯科医院」にて約1年半診療。その後、先代院長から患者をすべて引き継いだ上で院名を改め、2021年に開業した。診療理念は「押しつけない診療」。患者との関係を「テニスのダブルス」に例え、同じ側に立って一緒に病気に立ち向かう姿勢を大切にしている。「患者さんの喜ぶ声が一番うれしい」と笑顔を見せる松井院長に、診療への思いを聞いた。

(取材日2026年1月30日)

地域医療を受け継ぎ「押しつけない診療」を追求

まずは、こちらで開業された経緯についてお聞かせください。

松井陽平院長 神戸けやき歯科クリニック1

2021年の開業に至るまでには、不思議なご縁がありました。開業地を探していた37歳の頃、父の友人である前院長先生が高齢で引退されるというお話をいただいたのです。そこから約1年半、前院長先生と一緒に診療を行いながら、患者さんをすべて引き継がせていただきました。前院長先生は本当に人格者で、「先生」という言葉がぴったりの方でしたね。診療時間外に急患が来ても「わかりました、診ましょう」と対応されるような、医療従事者として人間的にも尊敬できる方でした。実は私の父も歯科医師、祖父は内科医という医療人の家系で育っており、前院長先生の姿勢には自分の家族と重なるものを感じたのです。そうしたご縁を大切にしながら、地域医療を受け継いでいこうと決意しました。

勤務医時代のご経験で、現在の診療に生かされていることはありますか?

複数の歯科医院で勤務した経験が、今の診療スタイルの土台になっています。保険診療から自由診療まで幅広く携わり、特に自由診療を中心に行うクリニックでは、患者さん一人ひとりに対する丁寧な治療計画書の作成や、きめ細かな接遇の大切さを学びました。カウンセリングに60分以上かけることもあり、そうした姿勢は今も生きています。そこで培ったのが「押しつけない診療」という考え方です。患者さんを特定の方向に誘導するようなことはせず、妥当性のあるプランニングを行い、自分が担当した治療がその方にとって最後の治療になってほしい。そんな思いを常に持ちながら、日々の診療に臨んでいます。

来院される患者さんや、クリニックの特徴について教えてください。

松井陽平院長 神戸けやき歯科クリニック2

当院には小学生のお子さんから80代、90代の方まで、老若男女幅広い患者さんがいらっしゃいます。前院長先生から引き継いだ中には、高齢の患者さんも多いですね。遠方から通われる方もいらっしゃいます。この地域は閑静な住宅街で、周辺に歯科医院が少ないこともあり、地域に根差した診療を心がけています。クリニック名の「けやき」には「治療を行った部分が、しっかり根づく樹木のように、生涯ずっと患者さんのお口の中で機能してほしい」という願いを込めました。けやきの木が大地に根を張るように、私たちの治療が患者さんの健康を長く支える存在でありたい。そうした思いを胸に、一人ひとりの患者さんと向き合っています。

患者と「ダブルス」を組むように一緒に治療に取り組む

診療において大切にされていることを教えてください。

松井陽平院長 神戸けやき歯科クリニック3

患者さんの年齢層によって、時間や身体的な負担を考慮したプランニングを大切にしています。働き世代の方は忙しく来院の時間も限られますから、ブロックごとに効率良く治療を進めるため、予約枠を2枠取ることもあります。一方、高齢の方は長時間口を開けているのが負担になるため、なるべく短めの時間で無理のないプランを立てるようにしています。認知症の傾向がある方の場合は、ご家族に診療内容をお伝えすることも。私が大切にしているのは、患者さんと「テニスのダブルス」を組むような関係性です。向かい合って指示を出すのではなく、同じ側に立って一緒に病気に立ち向かう。歯科衛生士も患者さんと二人三脚で、口腔環境の改善に取り組んでいます。

インプラント治療に注力されていると聞いています。

インプラント治療では、複数メーカーの製品を採用しており、患者さんの状態やご希望に合わせて最適な物を選択できるようにしています。手術前には必ず3〜4回、模型を使ってトレーニングを行うのが私の習慣です。口が開けづらい方もいらっしゃいますから、そうした環境も想定して練習しておきます。型採りの際は、口腔内スキャナーでデジタルデータを取得するだけでなく、アナログの模型も必ず作製します。デジタル技術は便利ですが、細部の確認にはアナログも併用したほうが望ましいと考えているからです。

歯周病治療ではどのような点を意識されていますか?

松井陽平院長 神戸けやき歯科クリニック4

歯周病の治療では、患者さんのキャラクターを見極めながら進めることを意識しています。歯周病は毎日のセルフケアが重要ですが、最初から「こうしなさい」と押しつけても続きません。まずは信頼関係を築き、その方に合ったアプローチを考えます。正攻法で歯磨き指導から始める方もいれば、「頑張ってみようかな」と思ってもらえるよう先にクリーニングをする場合もありますね。一人ひとりに合わせた柔軟な対応が大切です。またセラミックなどのかぶせ物は、熟練の歯科技工士と連携して作製しています。デジタルで取得したデータをもとに、最終的にはアナログで精密に仕上げるよう心がけております。歯周病治療でもその一手間をかけることで、より質の高い治療を提供できると考えています。

幅広い診療で応える「かかりつけ医」をめざして

スタッフさんについてお聞かせいただけますか?

松井陽平院長 神戸けやき歯科クリニック5

スタッフには本当に恵まれていると感じています。前院長先生の時代から20年以上勤務しているベテランスタッフと、若いスタッフがバランス良く在籍しており、仕事に対する意識がとても高いのです。急患が来られた時も「わかりました」とすぐに準備を整えてくれます。早く帰るために仕事をしているのではなく、悩んで来られた患者さんに全力で対応できるように働いている。そういう姿勢が根づいているのです。私自身、新しい機器を導入する際は自らマニュアルを作成してスタッフに渡すようにしています。「これでやってみたいからお願いできる?」と。背中で見せるというより、自分が率先して動くことで、チームとしての結束が生まれてきたように思います。

今後の展望についてお聞かせください。

今後の展望としては、勤務医の先生や歯科衛生士を増員して、急患にもより柔軟に対応できる体制を整えたいと考えています。ただ、歯科医院を大きくしすぎるつもりはありません。小さいからこそできる診療があると思うのです。それに規模を拡大すると、それだけ収益も必要になり、良い材料を使い続けることが難しくなる場合もあります。そのため、歯科医師は最大でも2人程度の小規模を維持しながら、質の高い診療を続けていきたいですね。保険診療でもできる限り良い材料を使い、一人ひとりの患者さんに丁寧に向き合う。それが妥当性のある、患者さんにとって本当に価値のある治療につながると信じています。何よりうれしいのは、患者さんが喜んでくださること。「ありがとう」と言っていただけると、やっていて良かったと心から思います。

最後に、読者へメッセージをお願いします。

松井陽平院長 神戸けやき歯科クリニック6

歯科医院はたくさんありますし、先生によって得意分野も異なります。私自身は特定の分野に特化するのではなく、義歯も、根の治療も、インプラントも、歯周病治療もバランス良く対応できるよう研鑽を重ねてきました。大切にしているのは、やはり押しつけないこと。複数の選択肢を提示して、患者さん自身に選んでいただけるようにしています。私が常々思うのは、誰しもがかかりつけの歯科医院を持っていたほうが良いということです。歯が欠けた、痛みが出た、そんな時にすぐ相談できる先生がいると安心ですよね。当院でなくても構いません、何かあった時に頼れる歯科医院を見つけておくことを最後にお勧めさせてください。私もそうした存在になれるよう、努力を続けてまいります。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/34万1000円~、セラミックインレー/7万7000円~、セラミッククラウン/8万8000円~

Access