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平山 順邦 院長の独自取材記事

平山歯科医院

(世田谷区/祖師ヶ谷大蔵駅)

最終更新日:2021/08/02

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祖師ヶ谷大蔵駅から徒歩約7分、静かな住宅街の中で地域住民の口腔の健康を30年以上も見守ってきた「平山歯科医院」。開業当初から平日は20時まで診療を行い、多忙で日中の通院が難しい人や遅い時間急に歯が痛み出した人にとってのよりどころにもなっている。院長を務める平山順邦先生は、大学病院の小児歯科やオフィス街の歯科医院に勤務した経験を生かし、幅広い年代層のさまざまなニーズに対応している。めざすのは「地域の方々にとって友人のような町医者になること」と話す平山院長に、開業までの経緯から設備・機材面の特徴、今後の展望まであらゆる話を聞いた。
(取材日2019年4月4日/更新日2021年5月26日)

開業以来30年以上、地域に密着した診療を貫く

開業から30年以上たつそうですが、振り返ってみていかがですか?

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街も変わったし時代も変わりましたが、治療への思いやモットーは変わらないなと実感しますね。開業当初と同様、地域住民の口腔の健康を支えていくんだという志は今も持ち続けています。当院は、何か専門性に特化するよりも、オールマイティーに幅広く患者さんのニーズにお応えすることを考えてずっとやってきました。ですから、「インプラントをやっています」とか「審美歯科がお勧めです」などとは言えませんし、最先端の治療をバリバリやるようなクリニックでもありません。患者さんのためになりそうな新しい技術や歯科用機器を少しずつ取り入れながら、シンプルに、地域に密着した治療を行うだけ。これまでも、そしてこれからもこのスタンスは変わらないと思います。

設備面でこだわった部分があれば教えてください。

実は当院は、同じこのビルの2階で開業して、2015年に今の地上フロアに移転したんです。ここは階段しかないので、ご高齢の方が通院で2階まで上がるのが大変だと思い、1階に引っ越しました。移転の際に、せっかくなのでベビーカーや車いすでも通いやすいよう、院内をバリアフリー化しました。奥の診療スペースは、親御さんが治療しているそばでお子さんが一緒に過ごせるように、少し広めに空間をとっています。診療スペースは全部で4つありますが、歯科ユニットと椅子の色は、診療スペースごとに変えました。色分けしておくと、例えば患者さんを診療スペースにお呼びする時、「オレンジのお席にお願いします」と案内しやすいし、ほかに患者さんがいなければお子さんに好きな色を選んで座ってもらうなど、小さな楽しみも提供できます。

機材面のトピックスについてはいかがでしょう?

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削った歯に詰めたりかぶせたりする修復物を、院内でコンピューター制御によって製作するCAD/CAM冠システムという機械を導入しています。従来のように院外の歯科技工所を介して修復物を製作すると、どうしても何日か時間がかかります。しかしこのシステムを使うと、口腔のデータをコンピューターに取り込んで、そこから時間をかけずに修復物を作製していくことが可能なんです。当院では修復物を長持ちさせるための調整をする作業に少しお時間をいただいていますが、それでも外部に出すよりは格段に製作期間を短縮できます。このシステムを使って作る修復物は、セラミックの塊を削り出した物。セラミック製なので、銀歯が気になっていて白い歯に換えたいという方はもちろん、金属アレルギーの方にとってもメリットは大きいと思います。

小児歯科やオフィス街の歯科医院での経験が今に生きる

歯科医師になったきっかけや開業までの経緯をお聞かせください。

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歯科医師をめざしたのは、自宅で歯科医師として開業していた父の影響が大きいですね。進路についていろいろ考えたこともありましたが、最終的には父の勧めで兄たちと同様、歯科の道を選択しました。大学卒業後は、「向いている」と先輩から誘われて小児歯科に入局。そこで、授業では学べないことをたくさん勉強しました。特に勉強になったのは、患者さんや親御さんとの接し方です。小児歯科に勤務し始めて2年後、父が倒れたことをきっかけに働きながら学位をとるため上京しました。新橋や有楽町といったオフィス街での勤務は、小児歯科時代とは真逆の経験。まったく違った患者層、違った環境に身を置いて研鑽できたおかげで、幅広い患者さんに対応できる基礎が身につき、現在の診療に役立っているなと思います。

先生のモットーはなんでしょう?

患者さんに身近な歯科医師でいるということ。ご近所に住む人たちの役に立つ「町医者」でありたいと思っています。もっと言えば、地域の方々にとって友人のような歯科医師でいられればそれが理想です。診療でのモットーは、新しい機械や薬、治療を導入し、患者さんにとって本当にメリットがあるものを取り入れつつ、シンプルに「その患者さんにとって一番良い治療は何か」と考えながら診療にあたること。常に患者さんサイドに立って考えたベストの治療を提供するということです。「町医者」としての僕の一番の役目は、患者さんと信頼関係を築くこと。新しい技術や機械は、そこを築いた後にエッセンスとして加えていくくらいの考え方がちょうどいいのかなと思っています。

患者さんに信頼して通ってもらえるように、感染症対策にもしっかりと取り組まれているそうですね。

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そうですね。コロナ禍以前から、患者さんに使用する機材は毎回専用の滅菌器で滅菌し、器具は滅菌後にパッキングして患者さんごとに開封しています。新型コロナウイルスに向けた対策としては、受付に透明な仕切りを設け、診察室に除菌機能つき空気清浄機を4台置き、全診療ユニットには飛沫防止のための口腔外バキュームを導入するなど、さらなる体制の強化を図りました。また、診察室には換気機能のあるエアコンを採用し、患者さんの安全のためにできる限りの対策をして診療に臨んでいます。

患者との関係を築き気兼ねなく通える歯科医院をめざす

どんな患者さんが来ますか?

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長く通ってくださる患者さんが多いのは本当にありがたいですね。中にはお子さんが生まれて一緒に通院したり、2世代、3世代で通ってくれたりするケースもあります。午前中は主婦やお年寄りの方々、午後は親子連れが中心です。時間帯にもよりますが、小さいお子さんを連れていらしても、うちのスタッフがサポートしています。そのことがクチコミで広がり、最近は親子連れの方がぐっと増えたようです。遅い時間帯になると、お仕事帰りの方が増えてきます。当院は、夜の診療がまだ少なかった開業当初から平日20時まで診療を行っています。夜になって急に歯が痛み出してしまう方にも頼っていただきたいという思いから、夜までの診療を決めました。たとえ受付が終了していても、遅い時間にいらっしゃる患者さんたちにきちんと対応できる歯科医院にしたかったんです。そうでなければ、「歯医者」とは言えないのではないかと僕は思うんです。

患者さんとの心に残るエピソードを教えてください。

以前に患者さんから言われた言葉で、歯科医師として「はっ!」とさせられたことがあります。虫歯予防として定期的に通ってくれていたお子さんの話なのですが、数ヵ月ぶりに来られたときに小さな虫歯ができていました。それをお母さんにお伝えしたところ「どうして歯医者さんに定期的に来ているのに虫歯ができるの?」と聞かれたんです。その数ヵ月の間に虫歯ができた原因はさまざまにあるかと思いますが、防いであげるのが歯科医師である自分の役割。ずいぶん前の話ですが、今も「通ってもらっている以上、うちの患者さんには虫歯を1本も作らせない!」という気持ちで取り組んでいます。

今後の展望を伺えますか?

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今までどおり地域に密着しながら、患者さんの思いをくんで治療を行っていくことは大前提。その上で、超高齢社会といわれている今、高齢になっても歯を残すためのメンテナンスや、失ってしまった歯を補う義歯の製作といったことにも注力する必要があると思います。もちろん、往診についても考えていかなくてはなりません。いずれにしても、当院に足を運んでくださる患者さんが必要としていることを、しっかりやっていきたい。繰り返しになりますが、患者さんが何を望まれているのかを知るためには、信頼関係を築くことが重要です。「先生」「患者」ではなく、友人のような関係が築ければ、いつでも気兼ねなくいらしていただけるのではないかなと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

CAD/CAM冠システムを用いたセラミックのかぶせ物/1本あたり3万8500円(税込)~ (部位によって異なる)

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