納得して受けられるよう
相談しながら決めていくインプラント治療
曽我歯科医院三軒茶屋
(世田谷区/三軒茶屋駅)
最終更新日:2025/10/15


- 自由診療
インプラント治療を検討する際、安全性や精密さも大切なポイントだが、「納得してから受けたい」と思う人は多いのではないだろうか。外科手術を伴い、費用や治療期間の面からも気軽とは言い難いインプラント治療。歯科医師の判断だけで治療法が決まったり、考える間もなく進められてしまっては、患者の満足度にはつながりにくい。「曽我歯科医院三軒茶屋」の曽我達彦院長は、すべての治療において患者の視点を大切にし、可能な限り多くの選択肢を用意できるよう心がけている。今回は20年以上インプラント治療に携わってきた曽我院長に、ブリッジや入れ歯との違いや、インプラントを長持ちさせるためのポイントなどを教えてもらった。
(取材日2025年9月11日)
目次
患者の不安な気持ちに寄り添い、事前説明を重視。納得して受けられるインプラント治療を
- Qインプラント治療において重視していることはありますか?
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A
▲20年以上の経験を持つ歯科医師がインプラント治療を行う
安全性や精度ももちろんですが、患者さんが納得して治療を受けていただけるよう、事前のカウンセリングに力を入れています。インプラント治療は外科手術を伴いますし、保険が適用されません。虫歯などと比べると治療期間が長く、治療後は定期的なメンテナンスが必要です。これらの情報が不十分なままだったり、歯科医師の判断のみで治療を始めてしまっては、患者さんが納得できる治療とはいえません。曽我歯科医院三軒茶屋では、すべての治療において患者さんの視点を大切に、できるだけ多くの選択肢を用意するよう努めています。顎の骨の少ない方、歯がまったくない方、お時間の取りにくい方でも、まずは一度相談にいらしてください。
- Q安全な治療のためにどのような工夫を取り入れていますか?
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A
▲歯科用CTを導入し、精密な検査を行う
CTで顎の骨の状態を詳しく調べ、安全性と精度を高めるために綿密な治療計画を立てて、衛生管理を徹底した清潔な環境での施術をめざしています。併せて血液検査も行うのですが、これはインプラント治療が外科治療であり、糖尿病や骨粗しょう症など全身疾患のある患者さんに対しては慎重に検討する必要があるためです。痛みや不安を最小限に抑えるための麻酔は、専門知識を持った歯科医師が担当します。また、私は20年以上インプラント治療を専門とし、数多くの症例に携わってきました。その経験をもとに精密な治療の提供に努めておりますが、さらに安全性を高めるためにガイドシステムも導入しています。
- Q検査から治療の流れを教えてください。
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A
▲治療計画を丁寧に説明することを心がけている曽我先生
まずはCTなどを用いて、適切な時期に精密な診査診断を行います。インプラント治療が選択肢に入るケースとして、すでに歯が抜けてしまっている場合と、先々を見越してインプラント治療を検討する場合があります。もし抜歯を必要とする場合には、治療方法を決めてから抜歯することが大切。これはインプラント治療を予定している場合には、入れ歯やブリッジ用の抜歯とは異なる「インプラント用の抜歯」の仕方があるからです。治療内容が決まったら、いよいよインプラントの埋入手術です。麻酔を行い、顎の骨にインプラントを埋め込みます。その後は3ヵ月ほど待ち、セラミック製の人工歯を装着します。
- Qインプラントを長持ちさせるためのポイントはありますか?
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A
▲同院では、定期的なメンテナンスの実施にも注力している
インプラントを長持ちさせるためには定期的なメンテナンスが不可欠です。インプラント体や義歯は人工物なので虫歯にはなりませんが、放っておくと汚れが付着してしまい、これが歯周病のもととなってしまいます。せっかく入れたインプラントが駄目になってしまうのは、多くがこの歯周病によるもの。当院ではマイクロパウダーを用いたエアフロークリーニングにも対応しており、磨ききれない歯の表面のねばねばした汚れ、いわゆるバイオフィルムを、歯科衛生士が時間をかけて取り除いていきます。また、患者さんにはご自宅でのセルフケアをしっかりとお願いし、一人ひとりに合ったブラッシング指導や食習慣のアドバイスなどをお伝えしています。
- Qインプラント治療と、ブリッジや入れ歯との違いはありますか?
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A
▲一人ひとりの患者に寄り添い、最適な治療の提供を心がけている
周囲の歯を削ることなく、天然歯に近い噛み心地をめざせるのがインプラントの特徴です。ほかの義歯よりも見た目が自然で審美性が高く、取り外しの必要もありません。私の専門分野でもありますしメリットの多い治療法ですが、お一人お一人の性格やお口の状況、生活背景などによって適した治療方法は変わってきます。歯や体の状態によってはブリッジや入れ歯のほうが適している場合もありますし、費用面からインプラントが選択肢に入らないこともあるでしょう。例えば「噛みにくい」「歯に物が詰まる」など、患者さんが感じている不便を解消につなげられるどうかを見極めて、納得できる治療法を選んでほしいと思います。
自由診療費用の目安
自由診療とはインプラント治療/47万3000円~、マイクロエアフロークレンジング/1万5400円