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吉田 瑞紀 副院長の独自取材記事

深田歯科医院

(松江市/宍道駅)

最終更新日:2026/01/21

吉田瑞紀副院長 深田歯科医院 main

「超怖がりの歯科医師なんです」と笑いながら話すのは、「深田歯科医院」の副院長である吉田瑞紀先生。松江市宍道町の住宅街にある同院は、約40年、地域住民の健康を守ってきた「地域のかかりつけ歯科医院」だ。予防歯科や痛みの少ない治療を重視し、安心して通える歯科医院をめざす。親子2代、3代と通い続ける患者が多いのは、吉田副院長と父親の深田孝宏院長、ベテランぞろいのスタッフがつくり出す温かな雰囲気があるからだろう。歯科治療を通して、患者の笑顔をサポートしたいという思いで予防歯科や自然な歯に近づける自由診療に力を入れている。自身で試して導入したホワイトニングや乳幼児歯科検診、専門学校での教育・啓発活動など、幅広く取り組む吉田副院長に診療内容や歯科診療への熱い思いを聞いた。

(取材日2025年11月19日)

怖がりだからこそ、患者の不安や恐怖に寄り添いたい

痛みに配慮した治療を行っていると伺いました。

吉田瑞紀副院長 深田歯科医院1

私自身がすごく怖がりで、注射も歯科治療を受けるのも本当に怖いんです(笑)。なので患者さんの不安や恐怖はとてもわかります。怖い思いをさせたくないので、痛みに関してすごく気を配り工夫しています。麻酔の時は、まず歯茎の表面に麻酔薬を塗布し、麻酔針が刺さるときの痛みに配慮しています。また、麻酔薬を温めて、ごく細い針を使って一定の速度でゆっくり注入し、刺激を減らすようにしています。麻酔が作用しにくい方でも、麻酔薬の種類を替えることで対応できることもあります。ただ、治療過程でどうしても、痛みやしみたりすることもあります。その時は「少し痛みがあるかもしれません」「ここだけ、しみます」と事前にお伝えしたり「怖い時は麻酔をしますが、どうしますか」と尋ね、患者さんに選んでもらうようにしています。痛みや何かある時は、手を挙げて教えてもらうよう事前に声かけをしています。

痛みが出そうなとき、事前に伝えてもらえるのはありがたいです。

そうですよね。歯科治療が怖いのは、痛みに加え「今、何をしているんだろう?」という不安や恐怖がとても大きいと思います。なので、治療中の声かけも工夫していますし、治療前は、現在の歯の状態や今後の治療法をしっかり説明するようにしています。当院は、診断や治療の精度を高めるためにマイクロスコープを導入しており、患者さんの病状理解にも非常に役立つと考えています。治療前・治療中・治療後の様子をマイクロスコープのモニターで見せて説明することで、「こんなに大きな虫歯があったんだ」「こんなふうに削っているんだ」など、歯の状態や治療経過を目で見て理解してもらうことができます。「治療をする歯科医師と治療を受ける患者さん」の関係ではなく、歯科医師と患者さんがゴールを共有し、一緒に治療を進めていく関係をつくっていきたいと思っています。

患者さんとの関係づくりで大切にされていることはありますか?

吉田瑞紀副院長 深田歯科医院2

やはり患者さんとたくさん会話をすることです。「歯を治したいけど、できるだけ削りたくない」「入れ歯でおいしくご飯を食べたい」「見た目をきれいにしたい」など、悩みや要望は患者さんによってさまざまです。心の表層にある不安や不満は割と話してもらいやすいですが、実際はもっと奥にもあるはずです。会話を重ねることで、患者さんの本当の悩みや要望を丁寧に聞き取ることを心がけています。その上で、私たちが提示できる治療法はすべてお伝えします。例えば、かぶせ物は保険適用の物から保険適用外のセラミックの物まであり、見た目や値段、耐用性等が異なります。私たちはすべての選択肢を提示しますが、最終的に決めるのは患者さんです。選ばれたものを私たちは否定しません。一番悲しいのは治療を途中でやめてしまうことなので、お互い納得できる治療法やスケジュールを話し合いながら進めていくようにしています。

乳幼児期から歯の健康を意識して守る

こちらの歯科医院の概要について教えてください。長い歴史があるそうですね。

吉田瑞紀副院長 深田歯科医院3

はい。私の父である深田孝宏院長が1987年に開業しました。父はもともと歯科医師志望ではありませんでした。たまたま、ご近所のお寺の住職さんと「この地域は歯科医院が少ない」という話をしていて、歯科医師になろうと決めたそうです。高校3年生の時に急遽進路変更し、その後歯科医師となり、母の地元のこの地に開院しました。私が生まれた年に開院したので、不思議なご縁を感じています。歯科医師が2人なので、比較的予約が取りやすいのも当院のメリットだと思います。受付や歯科衛生士などのスタッフは6人で皆さん優しい方ばかり。長く働いてくださっている方が多く、赤ちゃんだった私を抱っこしてくださった方もいます(笑)。

アットホームな雰囲気が伝わります。どのような患者さんがいらしていますか。

地元の方が多いですが、安来市や雲南市などからもお越しいただいています。患者さん同士顔なじみのこともあり、待合室でも会話が弾んでいます。定期健診で通われている方が多く、10年以上という方も多くいらっしゃいますし、親子2代、3代で通われている方もいます。当院は定期健診のお知らせのはがきを出していますが、はがきが届くのを楽しみにしてくれているようです。また、当院では訪問診療も行っており、通院が難しい方のご自宅での治療や口腔ケアも対応しています。

予防歯科に力を入れているのですね。

吉田瑞紀副院長 深田歯科医院4

はい。開院当時は子どもの虫歯が非常に多い時代で、とても大変だったそうです。乳歯はいずれ抜けますが、度重なる通院や治療は、子どもにも親御さんにも大きな負担がかかります。そこで大人も子どもも予防を重視して定期健診を行い、小さいうちに虫歯を治療する方針でやってきました。また、院長は子どもたちの歯を守るため、学校でのフッ化物洗口事業にも携わってきました。現在は私も、松江市の1歳半健診で歯科を担当しており、乳幼児期からの虫歯予防や定期健診の大切さを親御さんに伝えています。1歳半のお子さんなら、ほとんど虫歯はありません。この時期から虫歯予防のために歯科医院に通い慣れてもらうと、たとえ虫歯治療が必要になっても、お子さんの抵抗感は断然少ないです。歯科医師と「初めまして」の時に歯を削る治療を受けるのと、どっちが良いと思いますか、という話をしています。

これからも誠実に人の役に立つ仕事を極めたい

先生が歯科医師をめざしたきっかけは?

吉田瑞紀副院長 深田歯科医院5

小学校の時に、先生が「人の役に立つ仕事をしましょう」と話されていて「人の役に立つ仕事って何だろう」と頭の中にずっと残っていました。父が働く姿を幼い頃から見ていて「歯医者さんは人の役に立つ、いい仕事だな」と思い、自然と歯科医師の道に進みました。神奈川歯科大学歯学部を卒業した年に、東日本大震災が起こり、たまたま震災当日に祖父が亡くなって。遠く離れた所にいると、すぐに帰れるかどうか、いつ戻れるかわからないという危機感や不安感が強くなりました。大学時代から父にアドバイスをもらうことも多かったので、父のもとで腰を据えて学ぼうと決めました。それで横浜の歯科医院に1年間勤務した後、2012年4月から当院に入職しました。

修業時代に印象に残っていること、苦労したことはありますか。

もともと手先が器用ではないので、大学時代から実習ではとても苦労しました。卒業後に勤務した歯科医院でも、業務終了後にずっと歯を削る練習をしていましたね。患者さんには、自分の歯がうまく削られているかどうかはわからないと思いますが、美しく長持ちするかぶせ物を作るためには、歯の削り方も大事なんです。歯の削り方を歯科技工士さんに褒めてもらったことがあり、苦手意識が強かった分、やはりうれしかったですね。ずっと練習してきたことがつながったんだなと思います。

今後の展望について教えてください。

吉田瑞紀副院長 深田歯科医院6

やはりこれからも予防歯科を重視し、皆さんに長く安心して通っていただける歯科医院であり続けたいと思っています。個人的には、患者さんの笑顔もサポートしたい思いがあるので、ホワイトニングや教育活動にも力を入れています。2013年から歯科衛生士を育成する専門学校で講師をしているほか、最近では高齢者福祉施設でも講習を行っています。人々の歯やお口の健康を守ることは、歯科医師だけではできないこと。歯科衛生士や歯科技工士、口腔ケアに携わるスタッフが欠かせません。歯やお口の健康を守ることの大切さを理解し、誇りを持って仕事をしていただければと思っています。患者さんだけでなく、社会全体に広く予防歯科や歯に対する意識を高める活動を、SNSも活用して、積極的に行っていきたいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

ホワイトニング 2万円〜
セラミック治療 4万円〜
ノンクラスプデンチャー 8万円〜(※歯数に応じて)