助産院バースあおば

助産院バースあおば

助産師 柳沢初美 先生

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自分の力を信じて産む。そのために欠かせない出産前の体づくり

―助産院での出産は病院での出産とどんなところが違いますか?

【仲先生】助産院での出産は畳の部屋に敷いた布団の上で、好きな体勢で産むフリースタイルです。だから分娩台はありませんよね。また基本的に医療処置はしないので、妊産婦さんの「自分が頑張るしかないぞ」という意気込みが大きく違います。よく妊娠中は精神的に不安定になるなんて言いますけど、うちではそういう人はゼロ。たとえ落ち込みそうになっても、他の妊産婦さんたちが底抜けに明るくて前向きだから、いつの間にかみんなのペースに巻き込まれちゃうんでしょうね(笑)。


【柳沢先生】ここには出産を経験した大勢の経産婦さんが赤ちゃんを連れて遊びに来るから、お産を控えた後輩たちに自分の経験をどんどん伝授していくの。そのときに赤ちゃんを抱っこさせてもらうでしょ。そうすると「あぁ、自分も同じように元気な赤ちゃんを産もう」って勇気付けられるのよ。そうやって何人、何十人という赤ちゃんを抱っこした妊産婦さんは、まるで経産婦のように慣れた手つきになっちゃって、自分の赤ちゃんを抱く頃には、もう慣れっこという方が多いんですよ。

―出産を迎えるための体づくりに力を入れていらっしゃるそうですね。

【柳沢先生】そう、助産院での出産は正常分娩のみで、妊産婦さんも「自分の力で産みたい」という気持ちが強いから、体づくりも一生懸命。マタニティビクスやヨガのクラスなどで積極的に体を動かしたり、マタニティウオーキングといって、近くにある「寺家ふるさと村」へ行ったり、春と秋にはちょっと足を伸ばして鎌倉や高尾山に出かけたりするんですよ。緑に囲まれて歩くのはとても気持ちがいいし、仲間もできるから、とても好評です。特に産み月の人にはどんどん体を動かしてもらうよう指導していて、参加者のなかにはマタニティウオーキングの翌日に出産した人もいますよ。
【仲先生】あと、薪割りね。薪を割るときの、あのスクワットのような動きによって、出産時に使う骨盤底の筋肉が鍛えられるんです。原始労働というのかしらね。昔の女性たちは農作業もしたし、家事でも体を使っていたでしょ。日常生活のなかで自然と体が鍛えられていたから、難産って少なかったと思うんですよね。今でもしっかり運動をした妊産婦さんは帝王切開がほとんどない。もちろんお腹が張っているとか、何か異常があれば別ですけど、そうでなけれなどんどん体を動かすことを勧めています。

―他に特徴的なことはありますか?

【柳沢先生】「イトオテルミー」といって、診療のたびにお灸でお腹と腰を10分ずつくらい温めマッサージをする温熱療法を行っています。体の冷えや妊娠による腰痛、足のむくみなどが解消できるので、「イトオテルミーが楽しみで通っています」という方も多いんですよ。お灸の先生にお灸教室を開いてもらって、ご自宅でもできるようにしています。あとは「ご飯が美味しい」という声もよく聞きますね。また産後のケアにも力を入れていて、母乳外来や育児相談、乳児の沐浴(もくよく)指導などが喜ばれています。



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