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荻野 智久 院長の独自取材記事

荻野歯科医院

(熊谷市/熊谷駅)

最終更新日:2020/01/23

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ラグビータウンとも紹介される熊谷で、ハードなスポーツをする際に用いるスポーツマウスガードの普及に尽力している先生がいる。熊谷駅から徒歩10分ほどの場所にある「荻野歯科医院」の院長、荻野智久先生だ。明るく快活な笑顔で接してくれる荻野院長は、2019年に同院の院長を継承。長年地域住民に頼りにされてきた前院長の志を受け継ぎながら、新しい風を院内に吹き込んでいる。そんな荻野院長の専門は補綴。現在も大学の補綴研究室にて講師を務め、常に情報をアップデートできる環境に身を置いている。専門的な診療を取り入れながら、あくまで地域に根差した医療をベースとし、患者思いの姿勢が垣間見える荻野院長に、診療のモットーや同院の強みなどを語ってもらった。
(取材日2019年12月17日)

2019年に院長継承。志を受け継ぎつつ新しい感性も

半個室風の仕切りがあったり窓から内庭が見えたりと、こだわりが感じられる診療スペースですね。

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診療スペースはユニットが4台あるのですが、隣に他の患者さんがいると気になると思いますので、半個室風になるよう間に仕切りを設けています。個室とまではいきませんが、他の患者さんの視線を気にせず治療を受けられると思います。窓から見える庭は、昔この近くにあった祖父の家の庭から移動してきたものなんです。治療中に眺められるので、通院される方にも好評をいただけています。

この熊谷エリアのことや、この辺りにお住まいの方の主訴についてお聞かせください。

私は熊谷で生まれ育ちましたが、この辺りは義理人情が残っていると言いますか、インターネット上の情報ではなく人づてのクチコミで患者さんがいらっしゃいます。患者さんの主訴は年代によりさまざまですが、高齢の方は入れ歯関係が主で、「調子が悪くて診てほしいんだけど、なるべく歯を残したいからどうにかならないか」と訴えられる方が多いです。若い方だといろいろなところから情報を得ていて意識も高いので、「なるべく歯茎をきれいに保ちたいんだけど」など診療に対する理想を持っていらっしゃいますね。お子さんだと予防が多いです。お子さんたちの治療を積極的になるべく早い段階からできるようにしています。このような感じで3世代にしっかり分かれている印象です。

先生は今年、院長を継承されたそうですが。

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令和元年となる、平成から令和に変わった2019年5月に、院長を継承しました。前院長である父は、1976年から院長を務め、地域の方たちにとても信頼されている人物でした。その父が指導する立場となって、医院を離れなければいけなくなったことと、私自身がそろそろ、というタイミングも合ったため院長を交代する運びとなりました。今の患者さんたちは荻野歯科医院を信頼して来てくださっていますので、その信頼を失わないようにしたいというのが院長になってまず思ったことです。引き継ぐべき良い点は引き継ぎながら、自分が得意とすることや、新しい材料・新しい方法などは今までの良いところを邪魔しないように取り入れていきたいと思います。

運動中の衝撃をクッションになって守るマウスガード

先生が歯科医師をめざしてから、院長を継承するまでのご経歴を教えてください。

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まず私が歯科医師になろうと思ったのは、やはり父の働く姿を見て、です。父を尊敬していたのはもちろんですし、自分も父のように周りの人から尊敬される仕事ができたらと思ったのがきっかけでした。経歴としましては、日本大学歯学部の大学院歯学研究科に進み、卒業後は日本大学歯学部付属歯科病院で勤務医になります。1年ほど勤務した後、荻野歯科医院で働くため、熊谷に戻ってきました。専門は歯が欠けたりなくなってしまった際に、人工の物で補う「補綴(ほてつ)」で、今でも兼任講師として大学の補綴研究室にて補綴の学生実習を担当しています。大学で講師をしていると、新しい知識や技術を取り入れることができますので、そこは私の強みだと思っています。

スポーツマウスガードの普及にも尽力しているとお聞きしました。

熊谷市歯科医師会が「熊谷はラグビータウンということもあるので、ラグビーなどハードな運動をする際に欠かせないスポーツマウスガードを普及させたい」と活動を始めることになり、私も、大学時代に補綴関係でマウスガードを勉強していたことから、マウスガード普及の一端を担うことになったんです。熊谷市歯科医師会では、カスタムメイドのマウスガードを勧めています。自分の口腔内の形に合わせて作製することで、ずれることが少なくきちんとした噛み合わせになり、しっかりマウスガードの役割を果たしてくれると考えています。

スポーツマウスガードの本来の役割とは?

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カスタムメイドのマウスガードを装着して期待する役割の一つは、脳振とうを避けることです。スポーツ中に受けた衝撃をマウスガードがクッションとなって受け止め、脳へ衝撃が伝わるのを軽減していきます。もちろん口元を守り、歯の破折も防いでいきます。それがマウスガードの本来の役割と考えられていますが、自分に合っていない物だと、その役割を十分に果たせないこともあります。他にも良い点があります。カスタムメイドのマウスガードですと、においや、会話のしやすさ、フィット感でもメリットがあるようですよ。確かに、自分の歯に合っていないマウスガードでしたら、うまくしゃべることができないかもしれませんね。

先生は幅広く活動なさっていますが、今まで診療する中で印象深かった患者さんはどんな方ですか?

虫歯と歯茎の炎症がひどくなった状態で当院に来た、若い男の子の患者さんのことをよく覚えています。最初はどう良くなるのか想像もできなかったようですが、とにかく痛みをどうにかしてほしいと来院されました。その方が来るたびに笑顔になって帰っていくのがとても印象的でしたね。患者さんは皆さん思い出深い方ばかりですが、その子は本当にすべての歯が虫歯でしたので、治療には時間がかかりましたが、しっかり通ってくれて、その過程でどんどん笑顔が増えていったのでよく覚えています。

小さな頃から生涯にわたって頼りにしてほしい

お忙しい日々とは思いますが、先生は休日をどのようにお過ごしですか?

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今は子どもが小さいので、休日は一緒に遊ぶようにしています。子どもは2人、4歳と6歳なので、アミューズメントパークに行ったり、今しかできない季節ごとの体験ができるようにと思って過ごしています。もともと私自身、何事も楽しく過ごすことが好きで、家族との休日がリフレッシュになっています。遊びに出かけたり、食事を楽しんだりすることが一番のストレス解消法ですね。

この医院の強みを挙げるならば?

スタッフですね。本当にスタッフの皆さんが素晴らしいんですよ。素晴らしい点はたくさんありますが、まず患者さんとお話ができる点を挙げたいです。患者さんがどういう理由で来ているのか、前回はどうだったのかなどを伺い、そしてきちんと覚えていて患者さんそれぞれに合ったお話ができています。また、長年当院で勤務してくれているスタッフばかりですので、前院長の父がいる中で、私が入ってきた形になります。言ってみればダブルスタンダードな状況になってしまっていたと思うのですが、父にも私にもうまく対応してくれました。また患者さんにとっての大きなメリットですが、診療スペースの隣に歯科技工室があり、技工士さんが常にいることも挙げられます。入れ歯の修理などは、ほとんどの物が次の日に直してお渡しすることも可能なんですよ。

読者へのメッセージをお聞かせください。

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患者さんから信頼してもらえるように、自信を持って丁寧に診療したいと思っています。少しでも信頼してもらえるように、患者さんがお話ししやすく伝えやすい環境づくりを心がけています。まずはどうしたいのか教えていただけるとこちらの一方的な治療方針だけでなく、希望を組み込んでいけるので、ぜひいろいろなお話を聞かせてください。当院は私だけではなくスタッフが優秀なので、ワンチームで見守る診療が可能です。私の得意とするスポーツマウスガードで地域医療への貢献や専門分野を生かしたかみ合わせ、補綴の治療などで、皆さまの健康増進のために尽力したいと思います。そして地域に根差した治療を行い、生涯にわたって荻野歯科医院に来ていただき、その都度患者さんが求めるものを提供したいと考えています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

マウスガードの作製/8000円~
(ただし症例や内容により上下変動あり、熊谷市補助金制度あります。ご相談ください)

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