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野上 宏明 院長の独自取材記事

野上歯科医院

(熊谷市/熊谷駅)

最終更新日:2019/10/31

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熊谷駅から徒歩5分の「野上歯科医院」は、駅前のにぎやかなエリアから少し離れた、住宅と商店が混在する閑静な場所に立地している。2017年に移転リニューアルしたばかりの同院には、カフェやボディアライメントの施設が併設されており、歯科診療だけでなく、体全体の健康を考えたサポートが受けられる施設となっている。さらに院内にはライブラリーやハーブガーデンもあり、ゆったりした空間になっている。口腔外科の出身で父から同院を継承した野上宏明院長は、この先駆的な歯科医院で、「食事」「口腔内管理」「消化」「筋力」という4つの視点から、口腔を含む体全体の予防ケアを主とした健康維持に力を注いでいる。質の高い診療と治療をめざす野上院長に、日々の診療にかける思いなどを語ってもらった。
(取材日2019年10月11日)

根本の原因にアプローチし、予防に力を入れる

最初にクリニックのコンセプトを教えてください。

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当院は、祖父が開業したのが始まりで、2015年に理事長として私が事業継承しました。対症療法的で部分的な歯科治療ではなく、体全体から健康を考え、根本の原因を突き止めていくことで虫歯や歯周病などが再発しないように導くこと、そして、健康な時から予防に力を入れ病気にならない体づくりをサポートすることが、当歯科医院のコンセプトです。人間に必要な要素と考える「食事」「口腔内管理」「消化」「筋力」の4つの視点から、包括的にサポートしていくために、歯科医院に併設してカフェやボディアライメント、そして健康相談を行う施設を設けました。

どのような患者が来院することが多いですか。

父親の時代に来院していた70代以上の高齢の患者さんも多くいますが、全体で平均すると60代の患者さんが多いですね。意外と市内から来院される方よりも、遠方の市外から来院される患者さんが多く、当院のコンセプトに共感してくださった方や提供する診療の質に納得してくださった方が来てくださっています。私が東京で勤務していた年数が長いので、当時の患者さんも来院しやすいように、2019年6月に当院と同じ施設が備わった分院を南青山に開業しました。スタッフも行き来する傍ら、私も熊谷と東京を半々で行き来しています。患者さんの多くは、入れ歯や歯周病など歯にまつわるトラブルを抱えて来院していますが、口腔内の予防管理という目的で来院される患者さんも特に若い方で増えています。

予防に力を入れている理由を聞かせてください。

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私は歯科治療において、高い水準を追求し続けています。歯科医師として今疾患を抱えている方に対して治療を施すことは必要ですが、将来世代の虫歯は減っていく中で、いずれ歯科治療自体の必要性が相対的に薄れていくことが予想されます。将来を見据えたときに、口腔内の管理をはじめ健康的な体づくりを考えていくことがより本質的なのではないかと思い、当院のコンセプトの一つに予防という観点を置いています。そのため、治療をするときも、口腔内の菌を除去してから始めるなど、再発しない状態づくりを心がけています。

施設でこだわっている点はどんなところでしょうか。

先ほど述べたように、当院は歯の治療に限らず健康的な体づくりが実現できるような環境を整えています。健康相談施設やカフェについては、疲れやすさや寝つきの悪さといった患者さんが抱えている症状に合わせて、食事の対策指導もするためにこの施設を立ち上げています。ボディアライメントでは、全身の健康を実現するために、一生自分の足で歩けるようなサポートを皆さんに提供していきたいですね。

自分が納得できる診療を提供したい

先生がこれまで影響を受けた方はいらっしゃいますか。

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前職で私が長年理事を務めていた、自費診療専門の歯科医院、協立歯科(現・クリニークデュボワ)の中原悦夫院長には多大なる影響を受けました。口腔から全身、全身から口腔の考え方を教わりましたし、診察の仕方もすべて影響を受けています。研修医を終えた当時、質にこだわった自費診療をメインで行っているクリニックを中心に探しており、入社を決めました。保険を否定するわけではないですが、それを求める患者さんが多い環境で働いてみたいと思ったんです。16年間、中原院長のもとで働いて得た経験は、当院のコンセプトをつくる上で欠かせないものとなっています。

特に印象深かった患者さんはいらっしゃいますか。

これまでお会いした患者さんで特に印象深い方は、歯がほとんどなく、インプラント体を入れて口腔内の機能を整え、20年間にわたりメンテナンスをさせていだだいている方です。長くお付き合いをしているので、信頼関係ができていて、患者さんも私のことを頼ってくれています。歯科医師としてやりがいを感じますし、私自身の生きがいでもあります。

診療をする際に必ず心がけていることはありますか。

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診療をする際は必ず拡大鏡を用いて患部を見ることは徹底しています。歯科医師から歯科衛生士まで全員拡大鏡を装着して行います。歯科医師、衛生士とも通常は8倍、場合により顕微鏡も使用し30倍まで拡大します。肉眼よりも精密に患部を確認できるため、精密な診療を追求していくことが可能となります。口の中は唾液があり暗いので、拡大できる手段があるのであれば誠意として取り入れていこうという気持ちで導入しています。私が患者であったら受けたいと思える内容の診療や環境を、当院の患者さんにも受けてもらいたいと願っています。ハード面でも、内装や居心地にも気を配っており、滅菌もヨーロッパの基準で整えています。当院はほとんどの方が自費診療を希望されていますので、納得いただける患者さんに来ていただけたらと思っています。

すべての世代に口腔と体の健康の重要性を広めていく

クリニックの展望はありますか。

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健康に欠かせない4つの要素からきちんと体を整え、病気にならない体づくりを全面的にサポートしていきたいと思っています。そして、すべての世代に口腔と体の健康の重要性を発信していきたいです。当院では子どもから高齢の方まで幅広い年代層に対応できる体制が整っています。本質的なアプローチで、患者さんの健康に尽くしていきたいですね。また、現在日本の医療費は約40兆円とかさんでいます。そんな中で、食事や健康に対する知識を広めたり、自分の足で歩くサポートをしたりしていくことで、医療費が削減できることを証明したいですね。この医療モデルが、歯科医師にとって必要な姿勢となっていくことをもっと社会に広めていけたらと考えています。

先生のこだわりを教えてください。

私は質が高く洗練されたものが好きです。この施設やここで提供するサービスにおいても、理想をめざし続けています。私の専門分野は口腔外科と補綴ですが、前職で包括的な診療をすることの大切さを身にしみて感じ、歯の診療に限らず口腔内管理、食事のサポート、筋力のトレーニングなど、病気をしない健康な体づくりに力を入れたいと思っています。そのためには、長期的な視点に立ち、本質的なアプローチをとっていかなければなりません。だから、当院では根本的な治療や予防をコンセプトにしています。

最後に読者の方にメッセージをお願いします。

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まずは歯科医院に行ってほしいなと思います。やはり、虫歯や歯周病になってからだと遅く、いくら良い治療をしたとしても天然歯にはかないません。予防という意味でも、現在の自分の健康状態を知ることが大切です。また、口腔内や健康に対して意識の高い歯医者さんを選んでほしいです。選ぶ基準としては、前述したように、歯科衛生士含め歯科医師全員が拡大鏡を使っているかどうか。拡大鏡を使用しているのは、健康に気を使い見る意識があることの証明になると私は考えています。一方的なコミュニケーションだけでなく、患者さんの言葉をしっかり聞いてくれるような歯医者さんを見つけてほしいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

定期検診/5000円(レントゲン撮影・歯科医師によるチェック)、クリーニング/1万円 矯正歯科/30万~90万 ※すべて税別

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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