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石橋 義郎 院長の独自取材記事

石橋歯科クリニック

(川口市/川口駅)

最終更新日:2026/01/15

石橋義郎院長 石橋歯科クリニック main

1988年の開業以来、川口市で40年近く地域医療を支えてきた「石橋歯科クリニック」。院長の石橋義郎先生は、患者と真正面から向き合い、10年後、20年後を見据えた診療を続けている。地域に根づき地道な診療を行う同院を頼りにする患者も多く、3世代、4世代で通う患者も少なくない。高齢の患者には歯だけでなく全身の健康を気遣いながら、近い距離で患者と接し、時には厳しく指導することもあるという石橋院長。義歯を含め現実的な選択肢を提示する姿勢の根底にあるのは、人生に寄り添う歯科医療への思いだ。周囲の医療機関とも連携しながら地域の健康を支える同院の診療方針と今後について、石橋院長に聞いた。

(取材日2025年12月18日)

29歳で川口に開業。地域とともに歩んだ約40年

川口市に開院した経緯を伺えますか?

石橋義郎院長 石橋歯科クリニック1

私は歯科医師になった時から「できるだけ早く開業したい」と思っていたんです。そんな中で、親戚がいてなじみがあった川口でたまたま今の場所を見つけまして「ここだ!」と思い開業の地に決めました。もともと東京の大井町が地元なのですが、開業と同時に住居も川口に移しました。それが1988年、私が歯科医師になって5年目のことです。以来、かれこれ30年以上、この地で患者さんと向き合っていますね。ご紹介で遠くから来てくださる方もいらっしゃいますが、患者さんの多くは地元・川口の方です。川口は下町の延長というか気取らない土地柄ということもあって、皆さんとても気さく。治療時もざっくばらんに本音でお話ができるので、私もとても助かっていますね。

歯科医師になったきっかけを教えてください。

高校生の頃、生物の授業が大好きで「命」に関わる仕事に就きたいと思いました。そこで候補に挙がったのが畜産関係と医療関係でした。できたら「一人でできる仕事がしたい」とも考えていて、「歯科医師だったら命に関係しているし、一人で仕事ができそうだ」と思い、歯科医師の道を選びました。叔父が歯科医師だったことも大きく、歯科医師を身近に感じてもいましたね。ところが「一人でできるかも」と思った歯科医師の仕事は、実際にやってみると大違い。医療は「チームワーク」が重要なのだということを歯学部時代にたたき込まれました。そこからは忍耐と修行の日々、ずいぶん鍛えられましたね。

在籍しているスタッフさんについて教えてください。

石橋義郎院長 石橋歯科クリニック2

歯科衛生士が3人、歯科助手が3人在籍しています。全員10~20年勤めてくれているベテランです。歯科衛生士の1人は高校生の頃から当院でアルバイトをしていて、その後衛生士学校に通って資格を取り、当院に戻ってきてくれたんです。皆さん人生経験が豊富なので、患者さんとの関係構築がとても上手です。特にお子さんやお年寄りと接するのに慣れているので、安心して患者さんを任せられています。例えば「最近忙しい」「眠りが浅い」といった、患者さんとの雑談で引き出した情報が治療に役立つこともあります。みんなでシフトを調整して無理なく働けているのも、長く勤めてくれている理由かもしれません。

患者はお客さまではなく、人生を考えるパートナー

どのような患者さんが多く来院されますか?

石橋義郎院長 石橋歯科クリニック3

年齢層としては2、3歳のお子さんから高齢者まで幅広いです。ただ、全体的にはご高齢の患者さんが多いですね。長くやっているからか、何十年と診ている患者さんや、3世代、4世代で通ってくれている患者さんもいます。幼い頃に来院した子が大人になって、お子さんを連れて来院されることもあります。主訴としては、寝ているときに歯を噛みしめたり食いしばったりして、歯の根が割れてしまう「破折」が多いです。本人は気づきにくいのですが、歯を失う原因になってしまうので注意が必要です。特に、慌ただしく生活習慣が乱れがちな年末年始や年度末、寝苦しい夏場は多くなりますね。毎年のことなのでシーズン前に「心配だから診てほしい」と来院される方もいます。

ご高齢の患者さんを診る際に特に心がけていることはありますか?

歯や口の健康は、全身につながっています。例えば、足腰が悪い場合、歩くときに歯を噛みしめるので歯が弱ってしまいます。また、抗うつ剤を飲んでいる場合は唾液が出にくいので、口内環境が悪くなりがちです。血圧が高いと、口の中の出血が止まりづらいということもあります。ですから、問診の際には歯の状態だけでなく、他の病気や飲んでいる薬についても細かく聞くようにしています。もともと通っている患者さんについては、診察室に入ってくる前から診察を始めています。お越しになるところを診察室から見て、ちょっと足元がおぼつかないな、お顔の色が優れないなと感じた時には血圧を測ったり治療を短くしたり、時には「うちは今度でいいから内科へ行ってください」と、ご案内することもあります。

患者さんと近い距離で接していらっしゃるのですね。

石橋義郎院長 石橋歯科クリニック4

歯科医師は、内科や外科の先生に比べて患者さんと長くお付き合いをする立場です。だからこそ、当院では「患者さま」ではなく、必ず「患者さん」と呼んでいます。対等な立場で一緒に、同じゴールに向かって歯の健康や人生を考えていきたいと考えるからです。また、お客さまとして扱ってしまうと、どうしても自分の利益につながる提案をしてしまいがちです。もちろんクリニックを維持するためには採算度外視というわけにはいきませんが、損得勘定ではなく、家族や友人と同じように大切な存在として向き合っていきたいのです。ただし、私は医療従事者ですから、歯の具合が悪いのに放置してしまっているときなどは「もっと早く来れば良かったのに!」と、厳しく指導をすることもあります。それも含めて、患者さんとの関係性だと思っています。

10年後、20年後を見据えた「歯を残す」ための診療

診療において大切にされている方針を教えてください。

石橋義郎院長 石橋歯科クリニック5

当院は「できるだけ一生自分の歯で暮らせること」を大切にし、検診とメンテナンスを重視した診療を行っています。歯周病が改善につながった後も定期的に通っていただき、プラークや歯周ポケット、歯の動揺を確認しながら、10年後・20年後を見据えた治療方針を提案します。必要に応じてインプラントだけでなく、将来的な費用やリスクを考慮した保険の義歯なども選択肢として提示します。さらに、治療への恐怖心や痛みが心配な方には笑気吸入鎮静法を導入しています。子どもから大人まで使用でき、強い嘔吐反射がある方や高血圧・ストレスを抱える方でもリラックスして治療を受けることが望めます。気楽に通えるようになり、安心感につながることが大きなメリットです。また、20年以上徹底している衛生管理も特徴で、器具は患者さんごとに滅菌・密封し、院内の水はすべて殺菌水を使用。医療用空気清浄機も備え、より安全で清潔な環境をめざしています。

義歯も多く扱っているそうですね。

はい。実は大学では歯の保存修復を中心に学んでおり、義歯は専門としていませんでした。ただ、開業して患者さんの治療をするにあたり、この領域が弱いと感じたので、自分で勉強したり、親しい歯科技工士さんに教えていただいたりして知識を深めました。当院にはご高齢の患者さんが多いので、結果的にニーズにはマッチしていると言えるかもしれません。義歯の技術はかなり発展していて、歯の裏側に「床」がない入れ歯が出てきています。装着時の違和感が少なく、かつ金属のワイヤーが表に出ないので見た目も良いです。ここ1、2年でこうした義歯が出てきているので、条件が合う患者さんにはこちらをお勧めしています。

患者さんに伝えたいことや今後の展望をお聞かせください。

石橋義郎院長 石橋歯科クリニック6

地域のかかりつけ歯科として、これからも職務を果たしていきたいと思います。当院では、すべてを当院で完結するのではなく、矯正歯科やインプラント治療は、それぞれの治療を得意とする専門の医療機関をご紹介しています。長年の付き合いがあり信頼している歯科医師を紹介するので、まず最初に診てもらう歯科クリニックとして、気軽に当院にお越しいただければと思います。今後については、2人の娘が歯科医師として働いているので、いずれは当院を継いでもらえたらと思っています。次の世代になれば方針が変わるかもしれませんが、地域の歯科医療に貢献していく姿勢は変わりません。

自由診療費用の目安

自由診療とは

歯の裏側に「床」がない入れ歯/25万円~

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