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橋本 脩 理事長の独自取材記事

文京歯科医院

(所沢市/新所沢駅)

最終更新日:2022/07/29

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西武新宿線・新所沢駅東口から徒歩3分の地に建つビルの2階が「文京歯科医院」だ。理事長兼院長の橋本脩先生は30代の若い先生だが、穏やかに落ち着いた物腰で取材対応をしてくれた。同院はスタッフや代診の先生方とも年齢が近く、和気あいあいとした雰囲気の中で診療を行っているそうだ。診察室はゆったりとしたスペースで診療チェアが窓に向けて設置され、明るく開放的な空間となっている。「予防歯科を中心に、お口の中のことなら何でも気軽に相談できる、アットホームな歯科医院づくりをめざしています」と語る橋本理事長。先代から受け継いだ医療姿勢や、今後の抱負までを大いに語ってもらった。

(取材日2017年6月5日)

父の姿勢と技術を受け継いでいきたい

まず、貴院の歴史について伺えますか?

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祖父が東京の文京区で「文京歯科医院」を開業し、父が分院として1981年にここ、新所沢で開業した歯科医院です。先代であった父は、私が歯科大学生時代に亡くなったので、私が後を継ぐまでは他の先生方のお力を借りながら当院の看板を守ってきました。そして2016年の4月、正式に私が理事長・院長に就任しました。

先生はお休みがほぼなく診療にあたられていますね。

はい。木曜日は川口市の「ナカムラ歯科」に非常勤で勤務しています。大学卒業後から東京医科歯科大学臨床教授でもある「ナカムラ歯科」の中村勝文院長のもとで働いておりますが、いずれこちらに専念できる体制をつくりたいと思っています。インプラントは専門の先生をお呼びしています。また歯科衛生士や歯科助手も私と年齢が近いので、みんなで意見を出し合いながら患者さんのために連携を取り、同時にやりがいを感じながら働いてもらっています。私自身は一般歯科を幅広く診療するというスタンスですが、保存療法が得意な先生に学んでいるので、CR(コンポジットレジン:詰め物)と入れ歯に力を入れていきたいと思っています。

患者層についてお聞きします。

年齢では高齢層が半分くらいで、あとは中年世代と若いサラリーマン層という感じでしょうか。お子さんも幼稚園の園医を務めている関係から、徐々に増えてきていますよ。また、当院は予防歯科に力を入れていますが、現状はまだまだ予防の意識が根づいていないと感じています。予防はご自分で行うものですから、患者さんと歯科医師がお互いに話し合って、その方に適した方法でゴールを設定し、一緒になって目標に向かうものです。歯科医師だけがゴールを決めても、患者さんがそれを理解していなければ一緒にゴールにたどり着けないので、丁寧に説明をしながら患者さんとコミュニケーションを取るようにしていますね。

先代はどのような歯科医師だったのですか?

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父は2009年に亡くなりましたが、最後まで患者さんと歯科技術のことを考えているような人でした。例えばインプラント治療の記録用ノートが残っていますが、それを読むと、さまざまな文献や研究結果を調べてから治療に入っていたことがわかります。そうした素晴らしい姿勢を受け継いでいきたいと思っていますね。また入れ歯なども丁寧に作っていまして、20年前に作った入れ歯が、いまだに何の問題もなく使えている患者さんもいるくらいです。父が得意としていた「コーヌスデンチャー」という入れ歯技法には、熟練した技術が必要なので、とても腕も良かったのだと思いますね。私も父に負けないように、快適に長く使える入れ歯を作れるよう、さらに勉強を重ねていくつもりです。

歯だけでなく、全身や生活環境までを考えて診療

近くの幼稚園で園医も務められているようですね。

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2ヵ所の幼稚園で園医をしています。片方の幼稚園については、実は私も通った幼稚園でして、二十数年前のことにも関わらず、当時の私を覚えていてくださっていたんですよ(笑)。さらに父も同じ幼稚園の園医でしたから、子どもの頃は父に診てもらっていました。それが今では自分が子どもたちを診察しているというのは、やはりご縁というものなのでしょうね。これまで私が大きな歯のトラブルもなく過ごしてこられたのも父のおかげだと思います。実際に歯が痛くなってから苦しまないためにも、子どものうちからの定期検診やケアは大切です。親御さんは小さいうちからお子さんの歯の健康を意識してあげてほしいですね。

予防についての具体的な診療内容についてお聞きします。

予防歯科を基本として、仮に虫歯になっても、なるべく削らないようにその歯の形を整えることで再びその歯が虫歯にならないようにという方針です。そもそも虫歯や歯周病にならないことをめざしていただければと思っていますね。そのために、治療後は定期的にクリーニングに来ていただいて、またブラッシングもかなり丁寧に磨き方指導をしていますよ。歯科衛生士が1人常駐していますし、歯科助手2人も予防面で活躍してくれています。入れ歯を作るにしても、他の歯を守るという視点が必要ですし、お口の中全体を健康に保つという方向性で診療を行っていますね。さらに、全身の健康状態との関係性も考えて治療に臨んでいます。

高齢層の予防歯科で気をつけられていることは?

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歯磨きの仕方も、昔は虫歯予防のための磨き方が主流でしたが、今は虫歯より歯周病で歯をなくす方が増えており、それに対応した磨き方を患者さんお一人お一人に合わせて提案しています。抜歯においては、一本でも多く歯を残したいという前提のもと、他の歯や口の中全体との関係や、将来的なQOLを考え「今この歯を抜くことが患者さんにとって良いのか?」と、考えますし、手が不自由な方には、継続して無理なく歯の健康を守るために電動歯ブラシをお勧めする、などです。インプラントに関しても、すべての方に最善の治療法かというと、そうでもなく、ご高齢の方が手術で長期入院された際には、ご自分で歯を磨き続けられない可能性もあるので、介護する方が取り外して洗浄できる入れ歯のほうがいい場合もあります。自分の歯でも義歯でも、しっかりと噛んで食べることが生活の質の向上につながるという考えのもと、患者さんの状況に合わせた治療をしています。

予防強化のため、精密な歯科検診も開始予定

先生が歯科医師になろうとした理由を教えてください。

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父も祖父も、そして父の兄も歯科医師という家系ですから、自分もいずれは歯科医師になるのだろうなと思っていました。明海大学歯学部に入ったときも、直接は言われていませんが、母に聞いてみると、父はけっこう喜んでいたようですね。所沢歯科医師会の活動に参加していますが、かつては父もこの歯科医師会に参加していた関係から「橋本先生の息子さん」と各先生方からかわいがっていただいております。長くかかりつけにしてくださっている患者さんも多いので、皆さまの期待に応えられるよう勉強を続け、安心・安全で質の高い治療を提供することで生まれ育ったこの地に恩返しをしたいと思っています。

ところで、休診日にはどのような過ごし方をされているのでしょうか?

私自身は日曜と祝日だけがお休みの日ですが、映画鑑賞やジョギング、スポーツクラブに行くこともありますし、ときには歯科医師会の先生方とゴルフやマラソン、フットサルなどもします。あとは仕事を始めてからはなかなか長期の休みが取れないので、あまり行けなくなりましたが、バックパックを背負って海外を旅行することも好きです。現地で地元の宿を探したり、英語のツアーを手配することもあったため、英語も日常会話程度はできるようになりました。今は渡航が難しくなっていますが、シリアやヨルダン、エジプトなどはいいところでしたよ。また当院を継ぐ前に、まとまった休みがあったので南米のボリビアやペルーにも行きました。

今後の抱負と地域の皆さまへのメッセージをお願いします。

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予防は虫歯だけに限った話ではありません。お子さまが将来、歯周病にかからないためにも、予防の習慣はできるだけ早い時期につけることが大切です。そのために特に異常がなくても、歯科へ検診に行ってみてほしいですね。歯周病は20代から30代の方々にも身近な病気であり、自覚症状が出る頃にはかなり進行してしまっているので、そうなる前に若いうちから予防の意識を持ち、小さい頃から定期健診でチェックすることが大切になります。若いうちから予防をすることが、何十年も自分の歯で健康に過ごすことにつながるので、何か異常が出る前に一度診せにいらしてください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント:1本46万2000円~

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