谷塚藤波歯科医院

谷塚藤波歯科医院

藤波 弘州院長

119068

東武伊勢崎線谷塚駅より徒歩5分。「谷塚藤波歯科医院」は白い3階建てのビル1階にある。昨年院長に就任した藤波弘州(こうしゅう)先生は44年続く同院の2代目だ。アラフォー世代の院長は大学病院で歯科医局長まで務めた人物だが、実に誠実で親しみやすい人柄。昨年の改装では、高齢者やブーツを履いた女性が土足のまま診察室に入れるようフラットな院内に変えたほか、診療ユニットなど医療機器を含めて院内をフルリニューアル。温かみを感じさせる色味の照明やインテリアを用いながらも、シンプルで落ち着いた空間となった。インタビューでは同院の診療方針から、小さな子どもを持つ親としての視点を加えた小児歯科、また専門分野の歯周病治療など、さまざまな話を聞いた。
(取材日2017年1月12日)

先代から受け継いだ診療姿勢に新しい歯科技術を融合

―まずは院長に就任された経緯から伺います。

医院を継ぐ時期は30代中盤と考え、それまでは大学病院や街のクリニックで研鑽を積んできました。戻ってくる際には、副院長として父の下で働く選択肢もあったのですが、少しでも早く父の負担を軽くしたいとの思いもありましたので、昨年の5月より新体制となりました。今年で44年目ですが、これだけ長く地域の皆さまに支持されてきた医院ですから、父の誠実で親しみのある姿勢はそのまま受け継ぎ、私が学んできた新しい歯科医療の知識や技術をうまく融合させた診療ができればと思っています。

―先代はいまも現役で診療されているそうですね。

ええ、父は今年で72歳を迎えますが、昔から通い続ける患者さんも多いので、院長職こそ私に代替わりしましたが、本人もまだまだ元気ですし、体力の続く限り患者さんを診療していくつもりのようです(笑)。ただ父の時代はレントゲンもフィルムでしたので、例えば口腔内の画像が必要な場合には私が歯科用CTを操作するなど、医療機器全般は私が担当しています。また初診の患者さんも基本的には私が診ますが、義歯に関しては長年の経験がものをいう分野なので、患者さんの口腔内の状態によっては父に診てもらっていますね。

―院内はまだ真新しいですが、改装もそのタイミングで実施されたのでしょうか?

はい、柱だけ残してそのほかはすべて昨年リニューアルしました。大きな方向性としては気軽に来院できる歯科、「こんな雰囲気ならまた来てみたい」と思ってもらえる空間。そのために、例えば薬品の臭いがしない、暖色系のソファや木目調の素材を使用することによって、患者さんにぬくもりを感じてもらえる空間となるようにしています。また私は大学の医局時代の経験から、院内感染にもとても気を使っていまして、治療に使用する道具類も滅菌性能の高い機器でクリーニングしています。

―院長先生のこれまでのご経歴についても教えてください。

東京歯科大学の大学院を修了後、「東京歯科大学千葉病院」に務め、その後、同校「水道橋病院」では歯科の医局長を務めましたが、これはスタッフの支えがあったからこそ。その後、都内の歯科医院などで勤務医を経験しましたが、やはり勤務医と院長では経営者として、そしてスタッフなどの組織作り、良好な職場環境など、いろんな面で違いを感じています。加えて街の医院で学んだことは、患者さんとしっかりと向き合う姿勢が最も大切だということ。そうした良いところを当院でも診療に生かしていきたいと思っていますよ。



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