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土肥 泰生 院長の独自取材記事

日高土肥歯科医院

(日高市/高麗川駅)

最終更新日:2020/04/02

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高麗川駅から徒歩3分。開業して約60年となる「日高土肥(どひ)歯科医院」は、小さい子どもから高齢者までが通院する、地元住民に親しまれている歯科医院だ。両親の後を継いで2代目院長となった土肥泰生先生を中心に、矯正歯科やインプラント治療を専門とする歯科医師や土肥院長の姉である女性歯科医師も在籍し、複数の歯科医師による専門性の高い診療を提供している。車いすを使用している土肥院長は、初めての患者が戸惑わないように、必ずマスクを外し顔を見せ、笑顔で患者を迎え入れることを心がけているという。そんな土肥院長に、同院の特徴や今後の展望などを語ってもらった。
(取材日2020年2月14日)

「なんでも診る」歯科医院としてさまざまな診療に対応

開業60年になるそうですが、これまでの経緯をご紹介ください。

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当院は、歯科医師だった私の父と母が1961年に開院した歯科医院で、私は2代目院長になります。2011年に母から院長を引き継ぎました。この地で約60年、地域に根差した歯科診療を行ってきて、今では日高市でも特に古い歯科医院となりました。駅から徒歩3分という便利な場所にあることから、小さいお子さんから高齢の方まで、年齢に関係なく幅広い世代の患者さんが通院してくださっています。私の両親の時代からの患者さんも多く、中には親子3代で足を運んでくださる患者さんもいます。こうして代替わりをしてからも患者さんが離れることなく、当院に信頼を寄せていただけることは、歯科医師としてはうれしい限りです。

診療の特徴を教えてください。

「なんでも診る」歯科医院として、さまざまな歯科診療に対応できる点が当院の強みだと思っています。矯正歯科とインプラント治療については専門の歯科医師がおり、豊富な経験と技術にもとづいた治療が提供できますし、他にも歯科医師が在籍しており、1人の患者さんの悩みに対してどういう治療がベストか、チームとして提案できる点が特徴です。診療内容としては、一般歯科、小児歯科、矯正歯科、インプラント治療、入れ歯の作製、ホワイトニング、予防歯科などです。最近は高齢の患者さんに対して、口腔機能の衰えに対する指導を行うことも多くなってきました。飲み込む力が弱くなった高齢者が、誤嚥性肺炎になるケースが増えているからです。また、当院には女性歯科医師も在籍しています。私の姉です。子どもを持つ母親でもあり、小さなお子さんの対応に慣れていますし、男性歯科医師が苦手という患者さんにも対応できます。

力を入れている診療はありますか?

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歯周病治療です。歯周病は悪化すると歯が抜け、糖尿病があれば重症化しやすくなり、心臓病などのリスクが高まることもわかってきています。歯周病治療は大事なのですが、進行するまであまり自覚症状がないため、治療に来られたときはすでに重症化していることが多いです。重症の患者さんには、抗生物質で口腔内の除菌治療を行うこともあります。でも当院が重視しているのは、口腔内の清掃・歯石の除去をして歯肉部の膿を出した後、継続して口腔内のメンテナンスをしていくことです。きちんとしたクリーニングを継続していきますと、口腔内の菌層が変わり、歯周病の改善にもつながっていきます。また個人差はありますが、丁寧な歯磨きを心がけていても、食べ物やストレスなどの影響から唾液量が減り、それによって虫歯や歯周病になることもあります。ですから患者さんには「痛くなってから来るのは駄目だよ、継続的なプロによるケアが大事だよ」と伝えています。

主訴の診療と並行し、歯周病菌の顕微鏡検査を提供

診療方針を教えてください。

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先ほど歯周病治療に注力していることを紹介しましたが、当院では位相差顕微鏡を用いて、来院する患者さんの口腔内の菌を確認するようにしています。患者さんの主訴に対しての治療はもちろん行いますが、それと並行して歯周病が進行するリスクがないか顕微鏡で検査をしています。歯垢を取って顕微鏡で観察しますと、歯周病菌がどの程度あるのかがわかります。それをすぐに画像で患者さんに見てもらい、歯周病治療の大切さを説明しているのですが、画像を見ていただくと、患者さんの意識が変わるようです。これは、継続的な口腔ケアの大事さを理解してもらいたいという思いで、20年前から取り入れています。私の担当以外の患者さんも、節目には私に回してもらい、顕微鏡で患者さんの口腔内の菌を確認し、口腔内の健康の大切さをお伝えするようにしています。

診療で心がけていることはありますか?

私は足が不自由で車いすを使っているため、初めて来院される患者さんは戸惑い、不安に感じることもあると思います。ですから患者さんが不安にならないように、できる限り患者さんをお迎えするときは、笑顔で、そしてマスクを外して顔を見ていただけるようにしています。きちんと顔が見えたほうが、患者さんが安心できると思うからです。また、当院では安心・安全な治療を提供できるよう、衛生管理を重視していますが、それを患者さんにも理解していただけるように、器具の滅菌袋を外すときは、グローブをして、患者さんの目の前で行うようにしています。物を拾うときは、必ずグローブを外すことも徹底しています。このような衛生管理については「自分が患者ならどう思うか」という感覚を大切にして行っています。

スタッフさんとのチームワークの良さが感じられますね。

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スタッフには、患者さんとコミュニケーションが取れるように、常に笑顔で患者さんと接することを心がけてもらっています。当院のスタッフは、自然にそれができるようで、いつも笑顔でいてくれます。また、私がこのような体なので、体調が悪くなって休まなくてはいけないときがあるのですが、私が担当する患者さんの診療のポイントを把握してくれていますので、患者さんが困らないように他の先生と協力してうまく対応してくれます。そんなチームワークが成り立つのも、スタッフや他の先生のおかげだと思っています。

歯科医療で地元住民の健康に役立っていきたい

歯科医師をめざした理由は?

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父と母が歯科医師で、私は長男でしたので、小さい頃から「私は歯医者になる」「後を継ぐ」という思いがありました。姉も歯科医師になりましたので、やはり両親からの影響は大きかったと思いますね。両親は、この地域に根差した歯科診療を大切にしており、学校歯科医としても子どもたちの歯科検診を行っていました。今では私たちもそれを受け継ぎ、私は小学校の学校歯科医と幼稚園・保育園の嘱託医として、また姉は中学校の学校歯科医として、子どもたちの歯科検診を担当しています。

今後の展望があれば、教えてください。

私は、分子整合栄養医学について学んでいます。不足している栄養素を、食事やサプリメントにより補い、人間が持つ自ら治す力を整えていこうという考え方です。今後は歯科医師としてその知識を取り入れながら、体全体もトータルに診られるようになっていきたいという思いがあります。口と体はつながっていますので、口腔内だけを診て、治療して終わりではなく、体全体を診ていけるような医療ができたら、患者さんのためになると思うんです。例えば、免疫力が落ちている患者さんがいれば、栄養指導を行いながら歯科診療を提供することで、治癒するスピードも変わってくるだろうと考えていますし、患者さんの体のためにもなるのではないでしょうか。そんな診療ができたらいいですね。

最後に読者へメッセージをお願いします。

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約60年前にこの地で歯科医院を開業し、両親の時代から一貫して、歯科医療で地域の皆さまに役立っていきたいという思いで診療を続けてきました。「口腔内のことなら、なんでも診る」ことをモットーにしておりますので、まずは気軽に相談にいらしていただきたいと思っています。またこの日高市には、中国や韓国、コロンビアなどの外国の方が多く住んでいることから、外国の方も患者さんとして多く来院されています。特に外国語に対応しているわけではないのですが、片言でも通じることが多いので、気兼ねなく治療に来ていただきたいですね。 

自由診療費用の目安

自由診療とは

矯正/65万円~、(小児)床矯正/20万円~、インプラント治療/1本45万円~、ホワイトニング/5000円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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