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小林 里佐 院長の独自取材記事

むらおか歯科・矯正歯科クリニック

(市川市/京成八幡駅)

最終更新日:2019/08/28

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市川市の住宅街にある「むらおか歯科・矯正歯科クリニック」。30年以上この地で診療を行ってきた同院だが、2018年11月のリニューアルオープンを機に、父から院長職を引き継いだ小林里佐先生。もともとは入れ歯を得意としていた同院だったが、現在は複数の歯科医師がそれぞれの専門性を生かしながら連携し、幅広い年代の患者のさまざまなニーズに応える歯科医院になった。1児の母でもある小林先生の担当は、一般歯科と小児歯科。子どもの診療については「泣かせない治療」をモットーに取り組んできたという。そのテクニックをはじめ、同院のさまざまな魅力を探った。
(取材日2018年11月8日)

得意分野の異なる歯科医師が集まり幅広く対応

開業から30年以上たつそうですね。

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父が自宅で開業したのが当院の始まりで、1980年のことでした。父は入れ歯が得意で、今でも同業の歯科医師にセミナーで教えるほど。そのため、近隣の患者さんからも、入れ歯専門の歯科医院と思われ、ご高齢ばかりの歯科医院だったんです。その後、2001年に私が、2002年に矯正歯科を担当する私の夫が入職すると、「あそこは女性の先生がいるから」「矯正もやってもらえるらしい」ということで、お子さんや学生さんなど若い年代の患者さんが急増し、それに合わせて歯科医師やスタッフも増えたので、自宅兼用の診療所では手狭になってしまいました。診療所も30年以上たって古いからと思い、2018年11月に2階まですべて診療に使えるクリニックへ建て替えたんです。

患者さんはお年寄りやお子さんが多いのですね?

もともといらしていたお年寄りに加え、近年は若いファミリーが移り住んでくるようになり、小さいお子さん連れのご夫婦がすごく増えました。最初は、ご高齢の患者さんが私を見て「女性の先生が入ったんだね。今度孫を連れてきてもいい?」などとおっしゃって、少しずつお子さんが増えていきましたが、ある時から急にお子さんが増えたんです。私のモットーは泣かせない治療なので、それを続けているうちに、そのことが小学校の親御さんたちの間でクチコミで広まり、次々紹介してくれていったようです。ただ、私がここで勤務し始めた当初に診ていた子の多くが中高生や大学生になっても通い続けてくれているので、ほとんどの年代の方に満遍なく足を運んでいただいていることになります。

あらゆる年代に対応するのは、大変な面もあるのでは?

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確かに、年代によってニーズの傾向は違ってきますからね。小さいお子さんだと予防目的で来院されることが多く、小学生以上は小児矯正、それより上の中・高・大学生も年齢的にご本人が歯並びを気にし出すので、やはり矯正治療が増えます。大人になると定期検診で通われることが多く、ご高齢者は入れ歯がメインです。こうしたさまざまなニーズについて、当院では、得意分野の異なる歯科医師が複数在籍し対応しています。先ほども申し上げましたが、父は入れ歯を中心にご高齢の患者さん全般を担当、夫は矯正治療の担当で、私は小児歯科と妊娠されている方、一般歯科的な治療全般も兼任する、というような役割分担です。

患者が「働きたい」と申し出る、魅力的な院内環境

スタッフ体制について教えていただけますか?

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歯科医師は私も含めて5人、歯科衛生士は3人、助手が7人という体制です。10人のスタッフのうち4人は、実はうちの元患者さんなんです。こちらから声をかけたことはありませんが、歯の治療が終わった後に「ここで働きたいんですけど」という患者さんが何人かおられて、人手が必要なタイミングで声をかけてくれた方たちが、今スタッフとして当院で働いています。みんなに理由を聞いたところ、「院内の雰囲気がすごく良かったので」という答えで、それはとても大きな自信になりましたね。みんなが良い雰囲気で働けるよう、できるだけみんなの話をよく聞いてコミュニケーションをとることを心がけてきたからです。最近は、院内全体や、歯科衛生士同士、歯科医師同士、それぞれの職種でミーティングする時間をつくるようにもして、ますます風通しの良いクリニックにできればと思います。

歯科医師間での連携はいかがでしょう?

一番連携が多いのは、お子さんの一般歯科と矯正歯科ですね。例えば、歯列矯正で虫歯が見つかったときに、夫から私にバトンタッチしてその場で治療したり、逆に虫歯の治療が終わって「歯並びも気になっている」という方には夫に話を聞いてもらったり。そういうことが多いので、一般診療と矯正の歯科医師のシフトはなるべく合わせるようにしています。矯正は中・高・大学生やその上の年代でもニーズはあり、違う年代層のさまざまな要望に応えられるよう、一般的なブラケットとワイヤーを使う矯正からマウスピース型の装置を使った矯正まで選択肢をそろえてあります。

診療で力を入れていることは何ですか?

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先ほど申し上げた、泣かせない治療です。例えば、なるべく痛くしない治療。完全無痛はなかなか難しいのですが、麻酔を打つ前に表面麻酔をしたり、歯の削る量を最小限にしたり、タイミングを見計らって気をそらしたり、さまざまなことで痛みを軽減しています。あとは、すごく褒めていますね。そばにいる親御さんの顔が赤くなるほど、スタッフみんなで褒めまくります。少しでも何かやって褒められれば自信がつき、次の治療にも少し意欲が出るからです。最初から泣いてしまう子は「慣らし診療」をする場合も。初日は、ただ座ってその場に慣れておしまい。次はお口に歯ブラシを入れておしまい。そうやって少しずつステップアップしていけば、誰でも笑顔で帰っていけるようになり、それを待合室で見た子も「ここは怖くないところなんだ」と安心します。

患者の気持ちがほぐすことが、治療の第一歩

院長に就任され、仕事の内容や向き合い方も大きく変わったのでは?

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院長としての仕事は就任前からほとんど私が行っています。仕事量が多いこともありますが、やはり院長職は大変ですね。それまでは診療だけしていれば良かったのが、いざ院長の業務を引き継ぐと、自分がどう振る舞ったらいいかわからないこともまだありますね。スタッフは変わらないですけど、今度は自分が指導して自分が引っ張っていかなければいけませんし、上に立つというだけで、プレッシャーですよね。一人ひとりの話を聞いて、適材適所でみんなを生かさないといけない。そういうことが一番大変だなと感じています。でも幸い、スタッフのみんなが協力してくれたおかげで、確実に前に進んでいるなという手応えをいつも感じていますね。

歯科医師になったのは、やはりお父さまの影響ですか?

生まれた時にはすでに、私が寝起きしている下の階で父が診療していましたし、母も歯科衛生士でしたので、どうしても影響を受ける環境ですよね。治療器具にも小さい頃から興味があって、小学生の時などは、友達を呼んで歯医者さんごっこをして、両親にものすごく怒られた記憶があります(笑)。それだけ身近な歯科医師でしたが、大学受験ではどうするか悩みました。当時私はバンドでドラムをやっていて、音楽の道に行くことを真剣に考えていたんです。悩んでいるところに、母から「歯科医師になっても、バンドは趣味で続けられるでしょ?」と説得され、歯科医師を選びました。結果的に今は本当に良かったと思っています。実際、趣味でドラムは続けていますし、両親に感謝です。

最後に、読者へメッセージをお願いします。

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歯科医院に少しでも恐怖心を持っている方は、当院で一度話をしてみてください。話すだけでも恐怖心は薄れ、気持ちがほぐれてくれば、治療に向けて一歩前進できるはず。それは何もお子さんに限りません。以前、ご高齢の方で、20年くらい歯科医院に通っていなかったという患者さんがいらっしゃったことがあります。昔、別の歯科医院で「勝手に削られた」「麻酔が痛かった」というのがトラウマになり、ずっと行けなかったそうです。その方には、いつものようによく事前説明した上で治療を行ったところ、スムーズに最後まで治療ができ、結果にも満足していただけたようでした。さすがに、20年放置すると欠損している歯などもありましたが、当院は入れ歯のエキスパートもいますので、そういった方でもぜひご相談いただければと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

子どもの矯正治療(1段階目)/35万円
大人の矯正治療(セラミック・表側)/75万円
大人のマウスピース型装置での矯正/90万円
※検査診断代は別途3万5000円となります。すべて税別となります。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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