全国のドクター9,154人の想いを取材
クリニック・病院 160,826件の情報を掲載(2021年4月21日現在)

  1. TOP
  2. 神奈川県
  3. 小田原市
  4. 小田原駅
  5. 高橋歯科医院
  6. 高橋 勇太 副院長

高橋 勇太 副院長の独自取材記事

高橋歯科医院

(小田原市/小田原駅)

最終更新日:2020/04/06

116471 %e9%ab%98%e6%a9%8b%e6%ad%af%e7%a7%91%e5%8c%bb%e9%99%a2

「患者さん一人ひとりを自分の家族だと思って治療をしています」と語るのは、「高橋歯科医院」の高橋勇太副院長。3代続いた同院を引き継ぎ、高橋副院長を中心に父と姉、3人で診療にあたっている。コミュニケーションを重視し、お互いのことをよく知って信頼し合った上で治療を行いたいという考えのもと、親しみやすい笑顔とざっくばらんな話し方で患者に接している高橋副院長。院内に常に飾られている生花は、院長、副院長を含めたスタッフによるもので、副院長宅の庭の花が飾られることもあるそう。これは初代院長の代から欠かさず行っており、「花を見てリラックスしてほしい」という願いが込められているそうだ。高橋副院長に治療にかける思いを語ってもらった。
(取材日2020年2月25日)

歯ではなく患者自身を見て、信頼関係を築いていく

こちらは3代続く歯科医院だそうですね。

1

当院は祖父が戦後に開院したもので、2018年に2度目のリニューアルをしました。僕は大学卒業後、大学病院やクリニックで診療経験を積んだ後、2008年からここに勤務しています。祖父の時代に小田原に住んでいた方など、今でも伊豆や箱根、北関東から患者さんが通って来られるほか、昔から通われている地元の方やそのご家族など、3世代、4世代にわたって家族ぐるみでお付き合いしてくださっている患者さんが多いです。あとはこの辺りに最近引っ越してこられたという若い患者さんや、お子さんのいるファミリー層も増えています。実は、祖父や父の患者さんを治療するのは、最初プレッシャーだったんです。祖父や父を信頼して通われていた方も、僕の診療に不安を感じてしまっては通っていただけなくなってしまいますから。

プレッシャーの中、どのような点に気をつけて診療をされてきたのですか?

患者さんと僕の間の壁を取り払い、フレンドリーに、同じ目線でお話をして信頼関係をつくることを大切にしました。もちろん、患者さんのお人柄やその日の様子も見て判断しますが、まずは僕という人間を知ってもらい、コミュニケーションをしっかり取ることを重視しています。僕が通った東京歯科大学では、「歯科医師である前に人間であれ」と教えられます。患者さんを診療する時も、歯だけを見るのではなく、まず人間として見るよう心がけ、「木を見て森を見ず」にならないようにしていますね。以前勤務していたクリニックが地域密着型のクリニックで、院長が患者さんとの雑談を楽しむ方でした。患者さんもリラックスしている様子を見ていたので、その影響を受けている部分もあります。また、治療の先の望むゴールも皆さん違います。それを探る意味でも会話は大切ですね。

クリニックでは予防歯科に力を入れているそうですね。

2

僕はここで生涯歯科医師を続けたいという思いで、患者さんの20年後、30年後を想像しながら診ているのですが、「年齢を重ねてもしっかり食べられて笑顔でいるためにはどうしたら良いのだろう」と考えるうち、予防が大切という結論に至りました。しかし当初は、患者さんが予防歯科を必要としていない場合もあり、予防の大切さを伝えるタイミングについては悩みましたし、理解してもらえるようになるまで試行錯誤しました。年齢によって必要とする予防は違います。入れ歯でも予防は必要ですし、虫歯や歯周病の予防だけが予防ではありません。「歯を守るためにこうしたほうが良いよ」「入れ歯でもしっかり噛めるようにこうするのが良いよ」と伝え続けた結果、「先生の言うとおりやってみるよ」と言ってもらえた時は本当にうれしかったですね。こちらの話を理解してもらうには、まずお互いの信頼関係をつくることが大事、というのが実感としてあります。

対話や信頼関係を重視した診療スタイルが先生の持ち味なのですね。

僕は、患者さんに納得してもらって治療を進めていきたいと考えています。患者さんが望まない治療法でやるつもりはありませんし、反対に、患者さんが理解をしていないのに「任せるよ」と言われ治療を進めることもしたくありません。話をして理解して納得してもらうという意味でも、会話は大切です。ご高齢の方も半分以上の方は予防の大切さを理解し、定期検診に来てくれるようになりましたね。信頼関係の面では僕だけの力だけではなくスタッフの力も大きいと思います。やはり歯科医師には直接言いにくいこともあると思います。歯医者が苦手な方にもスタッフが親身になって話を聞いてくれるので本当に助かっています。スタッフ皆がそろって高橋歯科医院なのだと思います。

オールマイティーに幅広く治療する歯科医師でありたい

患者さんを見ていて、気になることはありますか?

3

噛み締め、歯ぎしりの方が多いです。歯周病や虫歯がなかなか治りにくいという人を見ると、口腔内にこぶのような骨隆起があったり、顎の形、顔の形などを見ただけで、噛み締めの癖があるのがわかることもあります。強い噛み締めはもちろん歯に良くありませんが、弱い力であっても歯や顎には大きなプレッシャーになります。本来口を閉じたとき、上の歯と下の歯の間にはスペースが開いているのが正しい状態ですが、噛み締めの癖で常に上下の歯が当たっていると、歯が休まらないため、虫歯ではないのに歯や顎が痛むということが起こるんですね。そして今、そういう方が増えてきています。例えば、皆さん無意識のうちにしていることなので気づいていないかもしれませんが、スマートフォンを見ているときも歯を噛み締めていることが多いので、注意が必要です。

先生の得意な治療について教えてください。

大学では補綴科という銀歯や入れ歯を作るところで勉強していましたが、広くオールマイティーに治療していきたいという意識があります。クリニックでたくさんの患者さんに接していると、幅広い知識、平均した高い技術が必要だと実感します。時代で求められるものも違うので、新しい知識のインプットも必要です。歯科医師会に入っているのですが、歯科医師会の活動を通して他院の先生たちと情報交換できたり、学術講演会で学べる機会があるのでありがたいですね。

こちらのクリニックには、院内ラボがあるとお聞きしました。

4

銀歯やセラミックなどの修復物の作製や入れ歯やマウスピースの作製や修理、調整を行うための設備を整えていますので、内容によっては外部の技工所へ回さずに院内ですぐに対応できる時もあります。最近は忙しくなってしまい、外部の歯科技工士さんにお願いすることもありますが、10年後、20年後のことを考えたとき、院内でスピーディーに対応できたほうが患者さんのために良いのではという考えがあり、今も院内ラボは大活躍です。

患者の笑顔が何よりうれしい

印象に残っている患者さんはいますか?

5

入れ歯が痛いから作ってほしいと来られた患者さんがいたのですが、新しい入れ歯をセットした数日後、クリニックに来て泣きながら喜んでくださったのです。それで、詩吟を歌ってくださいました。治療時はまったく知らなったのですが、詩吟をされていた方で、入れ歯が合わなかったために思うように歌えなかったそうなんです。抱きついて喜んでくださって、あれはうれしかったですね。

休日はどのように過ごされることが多いですか?

子どもと外で遊んでいます。家にいるのはもったいないと思ってしまうので、公園に行くことが多いですね。今はまだ小さいのですが、成長するにしたがって親とは遊んでくれなくなるでしょう。一緒に遊べるのが今だけだと思うと、その時間を大切にしたいなと思っています。あとは写真を撮るのが好きなので、小田原の季節の風景を撮りに行くこともあります。撮った写真は、診療室内のパソコンの画面に写しています。自分が住んでいる町の風景ってなかなか写真で見ることはないと思い、それを見て患者さんが歯医者に来ていることを忘れてリラックスしていただければと思います。カメラの知識はないのでほとんど自己流ですが(笑)。

今後の展望を教えてください。

6

高齢の方がこれからもしっかり食べられる生活を送れるように、予防の大切さを伝えていきたいです。予防といっても、虫歯や歯周病予防だけでなく、筋力低下の予防や唾液分泌の衰えの予防など、多岐にわたって地域の方の笑顔を守るためのお手伝いをしていきたいです。予防の大切さを伝えるタイミングや伝え方も大切なので、効果的に伝わる方法を現在模索中です。歯科医院は怖いところではない、歯やお口の環境を守るためにこれからも気軽に来ていただいて笑顔を共有できる場所であり続けたいと思いますね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

セラミックの修復物/5万円~
詳しくはクリニックにてご相談ください。

Access