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竹林 秀人 院長の独自取材記事

たけばやし歯科医院

(厚木市/本厚木駅)

最終更新日:2020/04/01

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「予防歯科の大切さをもっと知ってほしい。ご自身の意識はもちろん、お子さんの場合は親御さんの協力が欠かせません」と語るのは、「たけばやし歯科医院」の竹林秀人院長。多くの患者に接し、自身も父親となる中で、子どもの歯を守る大切さと、それを実行するための親の苦労を同時に噛みしめている。子どもには親が仕上げ磨きをしてあげる必要があるが、毎日きちんと磨いてあげるのは難しい。その経験を踏まえ、多忙な親でもできる予防法や虫歯になりにくい口腔内環境をつくる方法を積極的に伝えている。「6歳くらいになると永久歯が生えてくるが、このくらいの子どもはまだまだ歯磨きが満足にできず虫歯になりやすい。そこを虫歯をつくらず通過し成長する手助けがしたい」と熱い口調で語る、竹林院長に話を聞いた。
(取材日2019年1月24日)

視覚的にわかりやすい説明で、患者の理解を促す

まずは院長に就任された経緯を教えてください。

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ここはもともと父が経営していた歯科医院です。大学卒業後は横浜と茨城の歯科医院に勤務しましたが、いずれは地元の厚木に戻り、後を継ぐつもりでいました。5年前に院長に就任してから、中を少しリフォームし、外装を塗り直しています。私が引き継いでから患者さんの層も少し変わりました。もちろん父の代から通われている方もいますが、新しい方も多いです。約半分はご高齢の方、残りの半分がお子さんから働き盛りの方まで幅広く来院されています。ご高齢の方はほとんど義歯、それ以外の方は虫歯や歯周病でいらっしゃっています。

治療の際、心がけていることはありますか?

どう言えばわかりやすいか、伝わるかをよく考えて、丁寧に説明することを心がけています。そのための方法として、1本の虫歯を治療するのに、何枚かの写真を撮り、治療前、治療中、治療後の写真をお見せしています。虫歯って外から見ただけではわかりにくいんです。たいてい、削って穴を開けて初めて虫歯がはっきり見えます。虫歯は大きくならないと痛みが出ないため、痛くないのに虫歯だと言われた方は「えっ」という反応をされますね。けれど、ご自身の口の中の写真を見て納得される。写真をお見せするようになったのは、自分だったらこうしてほしい、納得できるという対応を突き詰めた結果です。

自由診療に関しては、患者さんが負担する費用にも配慮しているそうですね。

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「自費診療は高額」というイメージが先行してしまう場合もあるでしょう。ただ審美的にも機能的にも長い目で見たときに、患者さんの状態によっては自費診療による治療のほうがメリットが多い場合もあります。ですからできるだけ患者さんの負担を減らせるよう、当院ではできるだけ費用にも配慮しています。例えば、セラミックは自費診療になり、一般的に高額とされます。ただ、昨今金属アレルギーなどの観点からも指摘がありますから、銀歯よりも白のほうがお勧めな場合もあります。なによりセラミックは自然な歯の色にも近く、銀に比べて汚れがつきにくいというメリットがあります。もちろん皆さんにセラミックを積極的にお勧めしているわけではありません。やはり保険内で提供するよりは高額ですし、保険内でいいという方もいらっしゃると思いますから、患者さんとご相談しながら治療を決めています。

子どもの頃から、口腔環境を整えることが重要

予防の大切さを伝える掲示物が充実していますね。

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大人の予防も大切なのですが、子どもの予防により力を入れています。子どもの虫歯は親にも原因の一端があると考えています。もちろん子ども自身が歯磨きをすることが大切なのですが、小さな子どもが上手にちゃんと磨けるとは考えにくいでしょう。甘いものをたくさん食べるのも、そういう環境にいて習慣がついてしまったからで、子どもたちに罪はないと考えています。ところが、子どもの歯ほど虫歯になりやすく悪化しやすい。6歳臼歯という、6歳の頃に生えてくる大人の歯があるのですが、この歯は本当に虫歯になりやすく、ひどい子だと中学生くらいで抜かなくてはいけなくなってしまう場合もあります。抜かなくても神経を抜くような虫歯になってしまい、銀歯になってしまうお子さんもいらっしゃいます。

子どもの口腔内環境が悪化しないようにすることがとても大切なのですね。

そうですね。6歳臼歯はとても重要な歯だけれど、6歳という未熟なうちに生えてしまう。けれど6歳できちんと磨ける子はいません。だから身近な大人がしっかりケアできるように導き、仕上げ磨きをしてあげる必要があります。そのため、親御さんに予防の大切さを理解していただき、家庭で実行していただかなくてはいけません。そこで、無理なくできるところから予防法をお伝えしています。おやつは決まった時間に食べて、食後はうがいをする習慣をつけてもらう、そういうところから意識を変えていただくようにお話ししています。虫歯にならなければ歯を削らなくて済みますし、将来歯を失ってブリッジにするかインプラントにするかなどと悩むこともない。その費用も時間も使わなくて済みますからね。

小児の歯科治療の際、気をつけていることを教えてください。

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子どもの口に銀歯を入れるのは抵抗があります。金属アレルギーがある子もいますし、口を開けたとき、白い歯の中に銀色があるのもかわいそうだと感じます。そのため、子どもの治療に関しては極力銀を入れないようにし、基本的にレジンと呼ばれるプラスチックを使用しています。しかし、虫歯が大きいと銀を入れざるを得ない場合があります。そういう意味でも、やはり家庭で日頃からしっかりケアし、それでも十分でないことが多いので、定期的に歯科医院でクリーニングを受けるといった予防が必要です。

患者あっての歯科医師、いつも感謝の気持ちで接する

歯科医師をめざしたきっかけを教えてください。

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父が歯科医師だったので、子どもの頃から虫歯ができるとここに来て、父に治療してもらっていました。その時に、白衣を着て働いている姿を見て「かっこいいな」と思ったことを覚えています。患者さんから「ありがとう」と言ってもらえる良い仕事だなと感じました。父の後を継ぎ、診療がある日は忙しくしていますが、休日は子どもたちと公園で遊んでリフレッシュしています。最近、歯科医師会の草野球チームに入ったので、これからは野球をする日も増えてくると思います。学生時代は野球部に所属していたのですが、ずっと野球から離れていたので、この間5年ぶりにバットを握りました(笑)。野球の練習や試合が楽しみです。

歯科医師になって良かったと感じるのはどのような場面ですか。

歯科は自分の治療した成果がはっきり現れます。患者さんの入れ歯がうまくおさまった、といったように結果がわかりやすいのです。ちゃんとやればやるだけ、勉強したら勉強した分だけ成果が出てやりがいが感じられますね。さらに、患者さんに喜んでいただけると本当にうれしいです。患者さんから「ありがとう」と言っていただくのですが、僕も患者さんに感謝しています。患者さんあっての歯科医師ですから。

今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

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今後はスタッフを充実させ、より良い治療を提供できる体制を整えたいです。同時に、予防の重要性を理解していただけるよう尽力し、皆さんの口内環境を守り続ける歯科医院でありたいです。また自分自身が父親となり、親が子どもの虫歯を予防することの難しさや、小児歯科の予防の重要性を実感しました。お子さんは自分だけではきちんと歯磨きができず、最後に親御さんが仕上げ磨きをしてあげなくてはいけない。けれど親としては疲れている時に仕上げ磨きまで行うのは本当に大変です。歯科医師の僕ですら雑になってしまうこともあります。そういうときに、歯科医院をうまく利用してほしいです。毎月歯科医院に行くのは大げさだと思うかもしれませんが、そうではありません。自分たちだけではうまくできない部分をプロに任せる。月に一度クリーニングをするだけでも虫歯予防に役立ちます。歯科医院をうまく使い、虫歯になりにくい状態を維持していただきたいです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

ジルコニアクラウン/4万8000円~ インプラント治療(1本)/32万円~

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