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山田 浩司 院長の独自取材記事

中野島整形外科

(川崎市多摩区/中野島駅)

最終更新日:2022/12/28

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JR南武線中野島駅北口より徒歩30秒、南口より徒歩2分と利便性の良い場所にある「中野島整形外科」。2020年の11月に院長が変わったのを機にリニューアルオープン、院内や診療内容も一新した。木目を基調にした院内には等間隔に印象派の絵画が飾られ、ホテルライクな造りになっている。院長の山田浩司先生は、大学病院や基幹病院の整形外科で数多くの手術を執刀してきたベテラン医師だ。そこで首・腰や関節の痛みに悩む人々の声に「なるべく手術をしないで痛みを改善してあげたい」という想いから開業を決意。首、腰、肩、肩甲骨周りの診療を得意とし、整形外科、脊椎外科、ペインクリニック、小児など幅広く、リハビリテーションを含め病院レベルの診療をめざしている。山田院長の診療にかける想い、患者への想いなどさまざまな話を聞いた。

(取材日2022年11月15日)

手術以外の選択肢を選べるように開業を決意

どうして「中野島整形外科」を継承することになったのですか?

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これまでかなりの数の手術をしてきました。そこで感じたのは、決して首、腰、膝や関節の痛みで悩む患者さん全員が手術を望んでいるわけではないということです。患者さんは手術をしない方向で痛みをなんとかしたい。それなら何回も繰り返しブロック注射をするなど、1、2週に1度くらいご来院いただかなければなりません。しかし大きい病院ではどうしても次の診察は1ヵ月後、下手すると3ヵ月後になってしまう。それでは痛みの改善をめざすことはできません。私の診察に来ていただいた方には可能な限り手術をしない方向で状況を改善してあげたい、そのためには開業の形を取り、効率的に診察したいと思うようになりました。そんな時に、当院の開業の話をいただきました。中野島という場所は信頼できる先生方の病院、提携しているたくさんの頼れる専門病院の中央に位置していて利便性が良いという点も大きかったです。

開業することでどんな点が良かったですか?

いろいろな検査やブロック注射をやりたいときにすぐできる点です。大きな病院だと、検査が必要と思っても検査の予約を取り、検査技師さんを集めないといけない。そうすると注射も1週間後、2週間後になってしまいます。痛くてつらくて病院に来た患者さんが、検査までの時間をただお待ちいただくのはとても心苦しく思っていました。当院は、近くにMRIやCT検査をしてくれる専門の検査機関が複数ありますので、午前中に診察に来た患者さんであればそのまま検査を受けに行ってもらい、午後には診断がつき、そのまま治療開始ということも珍しくありません。受診から注射までがとにかく早い! そういう状態を心がけています。迅速さは非常にアドバンテージだと感じています。痛い時にすぐ治療ができれば、より多くの患者さんが良くなってくれ、喜んでくださるのですから。

そのためにペインクリニックに力を入れているのですか?

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痛みは、患者さんのQOL(生活の質)やADL(日常生活動作)に影響します。「痛みを取ってあげる」ことができたら、患者さんは非常に幸せになります。できることは圧倒的に増えますし、ほんのわずかしか歩けなかった人も旅に出ることができます。人生最後までエンジョイしたいじゃないですか。それをどうやって支えることができるか? そのために早く痛みを取ってあげることを重視しています。そのお手伝いをさせていただけること、そして患者さんからいただく「ありがとう」はわれわれにとって最高のご褒美です。当院では、薬物療法や神経ブロック療法、そしてリハビリなども駆使して痛みの軽減をめざします。内服薬もいろいろな種類の薬が出て進化していますし、ブロック療法を適切な診断のもと行うことができれば、多くの場合手術の回避につながります。それは医療経済的にもとても良いことだと思っています。

理念を持って高みをめざす

ブロック療法で大切なことは?

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診断が本当に重要です。ちゃんと診断がついて痛いところにお薬が届けば大きな変化を実感いただけることが望めます。また、痛みの原因がはっきりすることで安心していただけると思います。これまで勤めていた病院で多くの手術を経験しましたが同様に神経ブロック療法もたいへんに経験を積みましたので、かなり適切な診断が可能だと自負しています。また、神経根ブロック注射はほぼ透視を使わず得意としてたので、関東労災病院時代は“神様”といわれていました(笑)。私のブロック注射は痛みの少なさにも非常にこだわっています。その豊富な経験を生かしどこよりも短時間で少ない痛みで注射できるよう心がけています。

診療方針について教えてください。

私たちのクリニックは、「Safety」「Reliability」「Professionality」「Responsibility」「Happiness」「Social contribution」という診療理念を持っています。具体的には常に安心安全な医療を提供し、地域の人たちから信頼される施設、人々であり、プロであり続け、一つ一つの行為に責任を持ち、スタッフ、患者さん、家族の幸せを追求し、そして地域社会に根づいていこうということです。それをかなえるために、クレド(行動指標)もつくっています。それは丁寧な対応、環境の整備、地域貢献、スタッフ間のコミュニケーションを持つこと、そして向上心と柔軟性を持つことです。とても良いスタッフに恵まれて、この2年でかなり理念も浸透してきたと自負しています。

看護師さんやリハビリテーション担当の方など、スタッフの皆さんの関係も良好とお聞きしました。

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素晴らしいメンバーと仕事ができて本当に幸せに思います。リハビリには、U12日本サッカーチームのトレーナーも務めているスタッフがいて、みんなを指導してくれます。どのスタッフも「患者さんを治療する」ということに関して、プロフェッショナルな自覚を持っていてとても一生懸命です。仕事だけでなく、研修旅行やイベントを企画して、楽しみながらスタッフ間で良好なコミュニケーションを取っています。患者さんを幸せにするためには、まずはスタッフが幸せでいることが重要だと思います。

効率的な診察で最大限の成果をめざす

患者さんと接する時に心がけていることを教えてください。

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本当は一人ひとり時間をかけてゆっくり診たいのですが、なかなか時間を取れないのはもどかしいです。「痛みを取ってあげたい、何とかしたい」という優先すべき思いがありますので、さまざまな手を尽くして必要な検査をさせてもらい、できる限りの治療を尽くすことに専念しています。より効率的に最小限の検査と診察で最大限の成果をあげるために、1回1回の診察はポイントを絞り、来院回数を増やしていただくことで治療効果の向上を図っています。また、お薬や治療方針の説明は、私だけでなく常勤の優秀な看護師2人で、十分に時間をかけて説明させていただきます。皆の力で患者さんの不安を少しでも解消できたらと思っています。常勤スタッフは、毎週勉強会をして私と同等の知識となるように学んでもらっていますので、とても質の高い情報を提供できます。

先生が整形外科の医師になったのはどうしてですか?

医者をめざしたのは幼稚園の頃からで、それからぶれることなく医師になりました。人のためになる仕事がしたかったんです。整形外科に進んだのは、初診から手術まで全部責任をもって診れるからです。以前、肘の手術後にカムバックして、メジャーリーグで大活躍した投手がいます。多くの人に勇気と希望を届けましたが、それをお手伝いしたのは整形外科医です。整形外科医は、患者さん本人を治療するだけでなく、その先のたくさんの人々にも影響を与えるすてきな仕事だと思っています。

最後に今後の展望とメッセージをお願いします。

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まずは、スタッフみんなが幸せになれる環境を提供し、全員で一丸となってより高みをめざしたいです。そして何よりも患者さんにより満足していただき、より多くの痛みが取れるように専門性を高め、患者さんのために居心地の良い空間をつくっていきたいです。新しいものもどんどん取り入れ、地域の方に貢献し、良い医療を提供したいと思っています。関東労災病院、川崎市立多摩病院、聖マリアンナ医科大学、参宮橋脊椎外科、東京大学をはじめ、多くの専門施設の方とも横のつながりを構築しています。当院で治療しきれない方に関しては、専門病院へご紹介させてもらいます。首、腰、肩甲骨や関節の痛み、手腕や下肢のしびれ等で診断がつかずお困りの方は、いつでもお気軽にご相談ください。

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