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小野 兼義 院長の独自取材記事

小野歯科クリニック

(新潟市中央区/新潟駅)

最終更新日:2023/09/11

小野兼義院長 小野歯科クリニック main

新潟駅万代口から徒歩約7分。新潟市の中心街・万代にある「医療法人社団 小野歯科クリニック」は1988年の開業以来、地域の歯の健康を支え続けるクリニックだ。院長の小野兼義先生は、日本歯科大学大学院での学生時代から補綴学を専門に学び、開業後も同大学の講師を担当。補綴学、顎関節治療、噛み合わせについて研究と臨床の両軸で専門性を高めてきた。特にインプラント治療に関しては、日本だけでなく海外の治療法も学習。同院は、そんな小野院長の専門性を生かした口腔外科、矯正だけでなく、一般歯科、小児歯科にも対応。患者にとってベストな治療を提供することを目標に、現在も研鑽を欠かさず患者と向き合う。そんな小野院長に、クリニックの特徴や歯科医療に対する思いなど、話を聞いた。

(取材日2023年6月12日)

研究・臨床の両軸で培った経験を生かした診療を

まずは、クリニックの特徴についてお聞かせください。

小野兼義院長 小野歯科クリニック1

当院がめざすのは、最新・最善・最先端の医療の提供です。どんな症例の患者さんでも適切な治療ができるよう、現在も常に研鑽を重ねています。中でも専門としているのは、インプラント治療です。日本歯科大学の補綴学教室で講師をしていた経験もありますので、治療・理論研究を豊富に経験してきました。そうした経験を臨床に還元しながら、現在も学びを続けています。もちろん、一般歯科から小児歯科、口腔外科、矯正まで、歯に関するお悩み全般にも対応可能です。来院いただいたら、症状に応じた治療を行って症状の改善をめざした上で定期的にメンテナンスを行い、健康維持を図っていきます。当院で対応が難しい症例の場合は、提携している病院に速やかに紹介することも可能です。

この地に開業されたのは、何か理由があったのでしょうか。

この場所を選んだのは、生まれ育った新潟の地で、「最新・最善・最先端の医療を患者さんに提供したい」という想いからです。それまでの医療と同じことをするのではなく、グレードアップしたものを実践したい。そのためには、患者さんに認知してもらいやすい、かつ誰もが通いやすい場所が一番だと考え、新潟の交通の要所であるこの万代の地を選びました。それから約35年間、この地に根差したクリニックとして診療を続けています。

開業から35年ほどたちますが、先生が変わらず大切にしていることはありますか。

小野兼義院長 小野歯科クリニック2

診療においては「その患者さんにとってどういう治療がベストなのか」を考えることです。治療の手順に関しても、どうすれば最も合理的かを考えます。特に意識しているのは、できるだけ治療の初期段階で診断をし、早めに治療計画の答えを出してお伝えすることです。もちろん、患者さんの考え方によっては「ここだけを治してほしい」といったご要望もあるでしょう。その場合は患者さんのご意見を尊重しますが、歯科医師の視点からの「ベストな治療」はしっかりとお伝えします。また「最新・最善・最先端の医療を提供したい」という思いは、今でも変わりません。開院してから現在も、自分をアップデートするために研究や学習を続けています。

高い専門性・精密な機器を備えた治療

先生のご専門であるインプラント治療についてお聞かせください。

小野兼義院長 小野歯科クリニック3

インプラント治療は、外傷や歯周病、虫歯などによって歯が欠損した患者さんに、替わりに人工の歯を取り付けて噛む力や美観を回復させることをめざす治療法です。固定式のため、がたつきが少なく、自分の歯に近い感覚で噛める状態になることが期待できます。日本歯科大学補綴学研究の講師を務めていた際は、特にインプラント治療の研究に長く携わっていました。日本だけでなく、世界中の先端治療を学んできた経験を生かし、ベストな状態で長持ちさせるための治療やメンテナンスをめざしています。自由診療のため、初期費用は必要となりますが、当院は、定期メンテナンスも含めて、10年間の補償付きで対応いたします。

当院に備えている歯科用CTと手術顕微鏡はどのように活用されているのでしょうか。

歯科用CTは、任意の場所で切った断層面を3次元的に見ることができます。当院の歯科用CTは首から頭頂部付近まで広く見ることができる規格のものです。歯根までよく見えますので、インプラント治療だけでなく、歯根端や顎関節の治療、抜歯の際にも役立てることができます。特に血管や神経に近い箇所の治療など、より安全かつ精密な抜歯が求められる際にも欠かせません。手術顕微鏡は、通常の拡大鏡では3.5倍くらいのところ、約10〜15倍拡大できます。今まで肉眼では見にくかった部分まで確認しながら治療を進めることができるため、余分な歯を削りすぎる懸念を軽減させることが望めます。また、手術顕微鏡にはカメラも内蔵されているため、実際の治療の様子をモニターにてご確認いただけます。患者さんにご自身の歯の状態をより詳しくご理解いただくためにも活用していますね。

スタッフさんや、院長以外の歯科医師についてもお聞かせください。

小野兼義院長 小野歯科クリニック4

現在、当院には私以外に、現在1人の歯科医師が在籍しており、専門性を生かしながら治療を行っています。これまでも、10年、20年と経験を重ねて巣立っていく先生もいらっしゃいました。独立したら、開業医同士でいい仲間になることもあるんですよ。スタッフに関しては、歯科医学に基づいた治療を大切にしているため、意思統一ができていると感じます。関係性も長いですし、阿吽の呼吸がとれていますね。歯科衛生士も、患者さんのことをよく理解し、寄り添いながら治療に参画してくれています。素晴らしいスタッフに囲まれて治療ができることはありがたいですね。

常に進歩を続ける医療をどこまでも学び続けたい

先生の飽くなき向上心の源泉はどこにあるのでしょうか。

小野兼義院長 小野歯科クリニック5

一番は、目の前にいる困っている人を助けたいという想いです。今の知識や技術では治すことが望めない症例の方が現れたとしても、失敗はできません。だから、さまざまな治療の専門家のところに行き、治療の様子を見学させてもらうなどしています。臨床は自ら足を運んで勉強を続けなければ、新しい境地にはたどり着けないと考えているからです。特にインプラント治療は常に進歩を続けているため、今後も学び続ける必要があります。そういう意味では終わりがありませんし、向上心を持ち続けたいと思いますね。

お休みの日は、どのように過ごされていますか。

以前は勉強会などに参加するため、遠方へ足を運ぶことも多かったです。ここ数年は感染症の流行でオンライン開催ばかりですが、これからまた実地開催が増えてくるかもしれませんね。ほかにも、ドライブがてら日帰り温泉に行ったり、料理をしたりすることも好きです。健康維持も欠かせませんので、食事においては糖質制限をしたり、タンパク質や食物繊維を積極的に摂取することも心がけています。

今後の展望についてお聞かせください。

小野兼義院長 小野歯科クリニック6

いつでも患者さんに喜んでいただけるクリニックであるために、日々研鑽を重ねながら今後も一生懸命やっていきたいです。今でも新しい知識や技術を吸収する度に喜びを感じますし、それを診療に生かして改善していく余地があると考えています。開業から35年たちますが、まだまだ成長が止まることはなさそうですね。その代わり、病気をしないように健康維持にはいっそう気をつけないといけないなと思います。

最後に読者へメッセージをお願いいたします。

歯の健康は、おいしく食事を取る上でも欠かせませんし、全身の健康にも影響します。特に歯周病に関しては、健康寿命に大きく関わるものですので、定期的にクリニックに通ってクリーニングをしてもらったり、助言をもらったりすることが大切です。長く健康寿命を保つための一つの手段として、何ヵ月かに1回は歯科に通うことをお勧めします。また、さまざまな理由で歯を失ってしまった場合も、インプラント治療という選択肢があります。当院は、そうした自由診療も含めて幅広く対応しておりますので、どんなお悩みでもご相談いただければと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

矯正治療/33万円~、インプラント治療/38万5000円~

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