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歯周病治療から歯の外傷治療まで
定期的通院が将来の健康に直結

丹羽歯科医院

(土岐市/土岐市駅)

最終更新日:2025/04/14

丹羽歯科医院 歯周病治療から歯の外傷治療まで 定期的通院が将来の健康に直結 丹羽歯科医院 歯周病治療から歯の外傷治療まで 定期的通院が将来の健康に直結
  • 保険診療

口の健康には、さまざまな要素が関わっているため、多彩な診療を提供している歯科医院に通うことが大切である。虫歯や口内炎、歯周病の治療といった一般歯科はもちろん、メンテナンスも欠かせない。特に国民病ともいわれる歯周病は早期発見・治療が必要になる。また、歯が悪くなってしまった場合には、歯科医師の歯内療法の技術が歯を救う鍵を握る。さらに、子どものうちから歯科医院に通い、正しいケアや予防の習慣を身につけることも重要だ。こうした幅広い歯科医療を提供しているのが「丹羽歯科医院」の丹羽俊輔院長。一般歯科から予防歯科、歯周病治療まで一貫したサポートを提供し、歯科医療の中でも専門性の高い根管治療を得意としている。多くの患者の歯を見守ってきた丹羽院長に、口の健康を保つための治療やケアについて話を聞いた。

(取材日2025年3月17日)

「当たり前のことを当たり前に行う」を大切に。基本に忠実な診療で患者の口の健康を守ることに努める

Q根管治療など歯内療法について教えてください。
A
丹羽歯科医院 根管治療を行う際は、マイクロスコープをできる限り使用する

▲根管治療を行う際は、マイクロスコープをできる限り使用する

歯科治療を大きく分けると歯周病治療と歯内療法があります。歯周病治療は、患者さんの協力が欠かせず、正しいケアを継続しないとなりません。一方で根管治療といった歯内療法は、歯科医師が科学的根拠に基づいて治療すれば、結果が出やすい治療といえるでしょう。自分の頑張りが成果に直結する点にやりがいを感じています。根管治療のメリットは歯を保存し、天然の歯を長く使えることがめざせる点。また、根の病気は強い痛みを伴うこともありますが、根管治療では歯を抜かずに炎症を鎮めることにつなげます。さらに歯を失う不安や恐怖など、患者さんのメンタル面の負担を軽減できるような対応をしていければと考えています。

Q多くの人が罹患する歯周病治療の進め方は?
A
丹羽歯科医院 患者一人ひとりに合わせたブラッシング方法を提案

▲患者一人ひとりに合わせたブラッシング方法を提案

まずエックス線装置による検査で状態を確認します。次に歯周病の基本的なケアであるスケーリングなどで歯石や汚れを取り除いていきます。これで改善が見込めない場合は歯周外科手術や歯周組織再生療法を検討します。大切にしているのは、患者さん一人ひとりに合わせた対応です。「こう磨いて」と押しつけるのではなく、患者さんと一緒に最適なブラッシングを見つけていくのが当院のスタンス。人にはそれぞれ癖があり、磨き残しが出る部分があるからです。また、病気で手が不自由な方や、歯磨きが苦手な方もいます。全員が上手に歯磨きできるわけではありませんので、生活背景なども考慮して、ブラッシング方法を提案しています。

Q痛みがなくてもメンテナンスに通う意義を教えてください。
A
丹羽歯科医院 定期的なメンテナンスが大切だ

▲定期的なメンテナンスが大切だ

歯周病は自覚症状がないまま進行するため、定期的なメンテナンスで進行状況をチェックし、早期発見・早期治療を行うことが大切です。費用面でのメリットもあります。重症化する前に治療できれば、歯の喪失を防ぐことも望め、医療費の節約にもつながります。実際に歯の本数が多い人のほうが、医療費が抑えられるというデータもあります。また、口の健康は糖尿病や心疾患、動脈硬化や脳卒中など全身の健康とも相互に関連します。

Q乳歯からのケアの必要性や、子どもの治療への工夫は?
A
丹羽歯科医院 子どものうちから正しいケアや予防の習慣を身につけることが重要

▲子どものうちから正しいケアや予防の習慣を身につけることが重要

もちろん虫歯の治療も重要ですが、小さな子どもの場合、毎日の歯磨きや歯科医院に通う習慣をつけることのほうが大切だと思います。実際に、泣いて治療できない子どもは多くいます。そこで嫌な記憶が残ると、成人してからも歯科医院を避けるようになり、トラブルの放置につながってしまう。だからこそ、私は子どもが泣く前に、治療を終えるようにしています。椅子に座る、椅子を倒すなど、小さなステップを一つずつクリアすることで、通院のハードルを下げるように心がけています。また、お母さんご自身にもケアを受けていただきたいですね。子どもさんの治療が、家族みんなの健康意識を高めるきっかけになると思うからです。

Q歯が折れた・欠けた際の対応や治療は?
A
丹羽歯科医院 患者の話をしっかり聞き、医学的根拠に基づいた治療を心がける

▲患者の話をしっかり聞き、医学的根拠に基づいた治療を心がける

歯が折れたり欠けたりするのは、小学生になった頃が多いですね。大人は交通事故などのケースが多いです。外傷時は初動の対応がとても重要で、まずエックス線装置で撮影し、問診で外傷の状況を確認します。歯以外にも外傷がないか確認し、医科への受診が必要か判断します。生活歯髄診断で、神経が生きているかどうかを適切に判断することも大切です。また、外傷は時間がたってから問題が生じることもあるため、親御さんには経過観察や定期的な受診の重要性をお話しします。子どもは、歯の根の成長が不完全なため、半年から1年後にも検査するのが理想です。将来に関わる重要な判断となるので、私の専門知識を生かして診療しています。

ドクターからのメッセージ

丹羽 俊輔院長

当院は「当たり前のことを、当たり前に行うこと」を大切にしています。きちんと診査・診断し、状況を正確に見極めた上で、科学的根拠に基づいた治療を行うのがモットー。特に、子どもさんの将来を考えると、基本を重視する歯科医院でなければ、安心して通えないと思うからです。特に注力しているのが根管治療。根とは歯の「土台」の部分。この土台がしっかりしていないと、いくら高価なかぶせ物をしても長持ちしません。例えば、根の治療がうまくいかない方が「自由診療で高価なかぶせ物をしたい」と希望されても、「保険のほうが良いです」と正直にお話しします。このような診療スタンスですので、安心して受診なさってください。

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