全国のドクター8,993人の想いを取材
クリニック・病院 161,449件の情報を掲載(2020年2月20日現在)

  1. TOP
  2. 神奈川県
  3. 横浜市青葉区
  4. 青葉台駅
  5. 松風台アニュー歯科クリニック
  6. 村田 賢二 院長

村田 賢二 院長の独自取材記事

松風台アニュー歯科クリニック

(横浜市青葉区/青葉台駅)

最終更新日:2019/08/28

11293 %e6%9d%be%e9%a2%a8%e5%8f%b0%e3%82%a2%e3%83%8b%e3%83%a5%e3%83%bc%e6%ad%af%e7%a7%91%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%8b%e3%83%83%e3%82%af

横浜市青葉区の閑静な住宅街の中で20年以上も診療を行ってきた「松風台アニュー歯科クリニック」。院長を務める村田賢二先生は、もともと大学で建築を学んでいたという経歴の持ち主。卒業後の進路を考える時期に実兄の矯正治療を目の当たりにして歯科医療に興味を持ち、建築学科を卒業後、歯科に編入して歯科医師となった。村田院長の得意な治療は、主に子どもを対象とする、取り外しできる装置を使った床矯正。従来の矯正方法と比べて歯への負担が軽いため、多くの小児患者が同院を訪れている。近年は予防や審美歯科にも力を入れており、成人の患者が小児患者の数を上回ろうとしているという。年を重ねるごとに診療の幅を広げ進化する村田院長に、さまざまな話を聞いた。
(取材日2018年10月17日)

歯への負担が軽く、装置を取り外せる床矯正に注力

どんな患者さんが来院するのですか?

1

小さいお子さんからご高齢の方まで来院されますが、割合としては、小学生を中心としたお子さん世代と30代から50代くらいの生産年齢と呼ばれる成人の方でほとんどを占めます。当院は、主に小学校低学年・中学年からの治療開始をお勧めしている床矯正を矯正治療のメインにしていますし、小児歯科を専門とする女性歯科医師が在籍していることもあってお子さんの割合が高かったのですが、ここ数年は成人患者さんのほうが多いかもしれません。基本的には近隣にお住まいの方が中心で、床矯正での治療を求めて隣の市区からわざわざ足を運んでくれる患者さんも中にはいらっしゃいます。全体像としては知識がある、いわゆるデンタルIQが高い患者さんが多く、治療する側のわれわれもやりがいがありますね。

こちらでニーズの高い治療を教えてください。

1つは、先ほどお話しした床矯正です。当院の矯正治療は、ほとんどがこの床矯正ですね。成人でも症例によって治療はできますが、骨格の成長を利用する矯正法なので、成長期の小学生時代にスタートするのが理想。そのため、お子さんが治療対象のメインになっています。もう1つは、成人からのニーズが近年特に高まってきた審美的領域の診療です。セラミック素材の補綴物を使った治療はもちろん、ホワイトニングを求めて来院される方も非常に増えました。当院では、オフィスホワイトニングにもホームホワイトニングにも対応していますが、ホームホワイトニングでは、歯に付着させたチタンに特殊なLED光を当てて発生する光触媒を利用する、刺激が少ないセルフホワイトニングを採用しています。

床矯正はどういう特徴があるのでしょうか?

2

メリットは装置の取り外しが可能なことと、歯にかかる負担がブラケットとワイヤーを使う一般的な矯正法よりも軽いことです。患者さんご自身で装置を外せるので、お口の中を清潔に保ちやすく、通常と同じように食事が楽しめます。一般に、床矯正の後ブラケットを使った矯正法で仕上げることが多いようですが、当院ではほとんどの患者さんが床矯正だけで終了しています。また、1日14時間以上装着していることが重要ですので、患者さんの意欲が重要になります。ですから定期チェックの際には、「頑張っているね」など声かけをし、患者さんの努力をきちんと評価して治療へのモチベーションを保てるようにしています。

予防に取り組んできた小児歯科の女性歯科医師が在籍

先生の診療スタンスをお聞かせください。

3

できるだけ患者さんの歯を抜かないということです。床矯正を学び、当院での矯正治療のメインに据えたのも、抜歯せずに歯並びを整えたかったからです。それまでさまざまな矯正方法を学びましたが、床矯正という方法に出会ってようやく理想の矯正法にたどり着いたなと思いました。また、歯科用レーザーを導入したのも「非抜歯」という方針の一環です。レーザーを用いることで、普通なら抜歯しなければいけないところを抜かずに済ませたり、虫歯が広がって神経を除去しなくてはいけないような症例でも保存につなげることができます。

歯科用レーザーのほかには、どんな設備的特徴がありますか?

最近の話ですが、よりスピーディーで正確な診断のため、新型のパノラマエックス線装置を導入しました。先日自分の口腔を撮ってみたところ、今まで見つからなかった埋没する小さな親知らずを発見して驚きました。感染症対策としては、歯科用ユニットに次亜塩素酸水を流すシステムを取り入れています。歯科の治療器具は水を使うことが多いのですが、このシステムは、器具を使えば使うほど水が流れて除菌されていく仕組みになっているので、安心して治療を受けていただけます。うがいをする水もこの水です。成分は塩と水を混ぜた溶液を電気分解したものなので、人体には無害です。

先生をサポートしているスタッフさんについて教えていただけますか?

4

当院には、私のほかに副院長として女性歯科医師が在籍しています。彼女は小児歯科が専門で、特に乳幼児期の予防に取り組んできました。診療にあたっては、親御さんからじっくりお話を聞き、一人ひとりのお子さんの個性やライフスタイルに合わせて虫歯予防のための食生活・生活習慣のアドバイスを行っています。また、副院長自身の子育て経験、さらに近隣の園歯科医を長く務めてきた経験から、小さなお子さんへの対応も慣れているので安心して任せられます。乳幼児を連れて親御さんが治療に来るようなときは、副院長を含め、子育て経験のあるスタッフがお子さんを預かっていられるよう、予約時にシフトを組んで対応してくれています。

患者の理解・納得のため逐次説明と見せる治療を実践

診療の際、どのようなことを心がけていますか?

5

患者さんが不快感や痛みで嫌な思いをすることがないよう常に配慮することです。不快感を与えないためにも、現状やこれから行う治療の内容について十分に説明するように心がけています。お口の中での作業ですから、患者さんには何をやっているのかがわかりませんから、治療中の様子を時々患者さんにチェックしてもらい、理解と納得を得ながら進めます。例えば、深い虫歯で歯の神経を抜くかもしれないときは事前にそれを予告し、虫歯を取り除いてから鏡で患部をお見せして「これだけ深く虫歯になっていたので、神経を取り除く必要があります」と、実際に患者さんの目で見ていただきながら説明します。また、治療に対する考え方や気持ちに温度差がないよう、私と患者さんの二人三脚で治療するという意識を常に持つようにしています。

今後の展望や力を入れていきたいことなどをお聞かせください。

先ほどもお話しした高出力の歯科用レーザーを、診療でもっと活用していきたいと思っています。もう1つは、積極的な予防をやっていきたいということです。歯科衛生士によるクリーニングやメンテナンス、患者さん自身によるブラッシングも重要ですが、さらに予防効果を上げるため、虫歯や歯周病の原因菌を薬剤で除菌する予防法を今検討中です。また、人手やシステムなどきちんとした体制を整えることができれば、訪問診療も将来的には取り組んでいきたいと考えています。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

6

歯の病気は、単にお口の中だけの問題ではありません。歯周病菌が、糖尿病や動脈硬化など全身の健康を害する病気に深く関わっていることがわかってきています。お口の病気を治療し全身の健康を保っていくためにも、クリニックでの定期チェックをお勧めします。実際、定期検診を受けている方のほうが、さまざまな病気のリスクは低くなるという統計データもあるほどですから、美容院に通うような感覚で歯科を活用してはいかがでしょうか。また、歯並びが悪いと清掃性が悪くなり虫歯や歯周病のリスクも増すので、「虫歯・歯周病の治療」「定期的な検診やメンテナンス」、そして「きれいな歯並び」の3つはセットで考えていただければと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

小児の床矯正費用 30万円~
審美歯科(セラミック)1本7万5000円~
ホワイトニング 1回4000円~
レーザー治療 5000円~

Access