多治見駅から車で15分ほど、山間の住宅街の一角にある「渡辺歯科医院」。親子3代で50年以上も地域歯科医療に携わってきたクリニックである。3代目にあたる渡邊和也先生は、今後の診療では従来の治療のほか、予防の基本となるデンタルIQのレベルアップに取り組みたいと明確なビジョンを持ち、日々の治療にまい進している。また、デンタルIQの向上は、高齢化が進む地域の課題である介護予防に関しても解決の一端を担うとし、歯科医師会をはじめ、介護職や医療関係者に向けたセミナーの講師を務める。渡邊先生に地域医療の課題、医療連携、患者とのコミュニケーションの取り方などについて語ってもらった。

（取材日2018年12月18日）