地下鉄鶴舞線浅間町駅から国道22号線を西に7分ほど歩くと、街並みに溶け込むように佇んだ「牛田デンタルクリニック」が現れ、同クリニックの象徴ともいえる海水魚が水槽の中から出迎えてくれる。クリニック内の下駄箱の上には、もう廃盤になっている歯科のブロック玩具が飾られていたり、おもちゃのミュージシャンたちが時報代わりに音楽を奏でたりと、 なんとも温かな人間味を感じさせるクリニックだ。「地域の方にクチコミで来てもらいたいので、目につくような大きな看板は掲げていないんですよ」と笑みをたたえる牛田正行院長に、歯の治療一筋に26年歩んできた今の思いを語ってもらった。

（取材日2016年6月22日）