親知らずと顎関節症は保険内で対応
痛みや違和感があれば相談を
こぎそ歯科医院
(名古屋市南区/桜駅)
最終更新日:2024/05/24


- 保険診療
親知らずと顎関節症の症状や要因はさまざま。患者によって治療の時期や方法が異なる。「こぎそ歯科医院」では、歯科口腔外科で研鑽を積んだ院長の小木曽太郎先生が治療のタイミングを見極め、患者に合った治療方法を提案している。親知らずの処置では、埋伏抜歯や難抜歯にも対応。顎関節症の治療では、筋肉のマッサージやマウスピース型装置を用いた治療、生活習慣のアドバイスなどを行い、痛みや違和感の緩和を図る。抜歯前には、「親知らずの抜歯後は、誰でも腫れる」とはっきりと説明し、患者が納得した上で治療を進めているという。親知らずと顎関節症は、よく耳にする言葉。しかし、症状や治療方法を知らない人も少なくない。受診をためらわず早期治療に取り組めるよう、これらの治療経験が豊富な小木曽先生に、親知らずと顎関節症について聞いた。
(取材日2023年12月27日)
目次
親知らずや顎関節症の症状はさまざま。治療の方法やタイミングを歯科口腔外科の専門家がアドバイス
- Q親知らずとはどのような歯ですか? 処置は保険適用でしょうか?
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A
▲患者に合った治療を心がけている先生
親知らずは、第三大臼歯や智歯とも呼ばれる一番奥に生える永久歯のことで、誰もが生える可能性があります。ですが、時代とともに食生活が変化して現代人の顎が小さくなってきているため、親知らずが生えるスペースがなく、歯肉の中に埋まったままになったり、真っすぐ生えてこなかったりすることがあるのです。そうなると、虫歯や痛みなどのトラブルが発生するため、治療が必要になります。親知らずの治療は抜歯が基本です。すでに親知らずが虫歯になっている場合は虫歯の治療、また親知らず周辺の歯茎が炎症を起こしている場合は、炎症の原因になっている汚れを落とす処置などを最初に行います。親知らずに関する処置は、保険適用内で可能です。
- Q抜歯による腫れや痛みを和らげる方法はあるのでしょうか?
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A
▲親知らずの抜歯についても患者に適した選択を提案
抜歯をする際に麻酔をするため、抜歯中に痛みはあまり感じないでしょう。当院では、親知らずの周辺に浸透させる浸潤麻酔だけではなく、神経に麻酔を浸透させる伝達麻酔も用いています。施術中も患者さんに声をかけ、痛みの有無やバイタルをチェックします。抜歯後の腫れは、術後2日目をピークに徐々に和らいでいきます。抜歯後の腫れは術後の合併症ですので、どうしても避けられないものです。程度は人それぞれですが、骨を削ったり歯茎を切開したりして抜歯した場合は腫れやすくなります。
- Q親知らずを抜かないで放置するとどんな不具合がありますか?
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A
▲親知らずを放置するリスクについて説明する先生
親知らずを放置するデメリットは、虫歯や歯茎の炎症が発生したり、歯並びや噛み合わせに影響が出たりすることです。親知らずは一番奥にあるため、歯ブラシが届かず虫歯になりやすいといわれています。歯磨きが十分にできなければ、歯茎が炎症することもあります。親知らず自体に痛みを感じていなくても、親知らずが原因で周辺の歯や歯茎にトラブルが生じることもあるのです。さらに、親知らずが周囲の歯を圧迫することで、歯並びや噛み合わせに影響が出ることも少なくありません。親知らずが原因で炎症が起きている場合、痛みのピーク時に処置をしても麻酔が効かないことも。当院では、親知らずを処置するタイミングもご提案しています。
- Q顎関節症とはどのような症状なのでしょうか?
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A
▲痛みの少ない治療を心がける
顎関節症になると、口が開けづらい、顎を動かすと音がする、顎が痛いなどの症状があります。顎関節症の症状はさまざまあり、「痛みは感じないけれど、顎を動かした時の音が気になる」とおっしゃる方もいます。顎関節症の要因は、関節円板と呼ばれる軟骨のずれ、顎の関節への負担、食いしばりや歯ぎしり、普段の姿勢など、多岐にわたります。「口を開けづらくなった」「顎を動かした時に違和感がある」などの気になることがあれば、痛みがなくてもご相談ください。
- Q顎関節症に対してはどのような治療法がありますか?
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A
▲院長はさまざまな症例経験に基づいた多くの引き出しを持っている
顎関節症の症状や痛みの原因によって、治療方法が異なります。例えば、痛みがある場合は鎮痛剤の処方、筋肉の萎縮が原因の場合は筋肉をほぐすマッサージ、日々の習慣が原因の場合は生活習慣のアドバイス、必要に応じて外科的な処置にも対応しています。また、当院では、保険適用内で顎関節症用のマウスピース型の器具を用いた治療も可能です。食いしばりや歯ぎしり、食事の際に左右どちらかの歯だけで噛むなどの癖が顎関節症の要因になっていることもあるため、診察時のヒアリングも重要視しています。治療の期間は患者さんによってさまざまです。治療によっては、顎を動かした時の音だけは残るケースもあります。