名東区の閑静な地域、名東図書館北交差点角に「寺倉歯科クリニック」はある。周りに溶け込んだ落ち着いた外観で、待合室はきれいに整い、床はよく磨き込まれている。寺倉健院長は、虫歯や歯周病治療をはじめ、入れ歯などの補綴、インプラント治療を行っており、ベテランならではの穏やかな語り口が、話を聞く側に落ち着きをもたらす。一方でスキーは1級、空手は5段という、好きなことを極める熱血漢でもある。その熱意は「患者さんの要望に的確に応えられるように」と日々の勉強にも注がれている。「一を聞かずして十を知り、十二の行動をする」という恩師の言葉を胸に診療にあたる日々だ。寺倉院長の妻の描いた絵画が掛けられたアットホームな院内で、じっくりと話を聞いた。

（取材日2019年4月19日）