優しいピンク色の外壁にこげ茶色がアクセントになった「やました歯科医院」。地域に根づいて四半世紀以上になるクリニックだ。小さな子どもだった患者が、今では自身の子どもを連れて通ってくる。それが「うれしく、ありがたいですね」と目を細める山下敏康院長。もともと口腔外科が専門で、顎関節症の患者の来院も多いという。顎関節症はさまざまな原因と症状があるため、それぞれに適した診療を行っている。診療全般で心がけているのは、「患者さんに気兼ねなく来てもらいリラックスしていただくこと、丁寧に説明をすること」。それらは自然にスタッフにも行きわたっているのだそう。山下院長は終始笑顔で、こちらの質問にも一つひとつわかりやすく答えてくれた。

（取材日2019年12月14日）