全国のドクター9,287人の想いを取材
クリニック・病院 158,646件の情報を掲載(2024年4月19日現在)

  1. TOP
  2. 愛知県
  3. 小牧市
  4. 小牧駅
  5. 穂積歯科医院
  6. 入れ歯、インプラント、クラウン、ブリッジ補綴治療の選びかた

入れ歯、インプラント、クラウン、ブリッジ
補綴治療の選びかた

穂積歯科医院

(小牧市/小牧駅)

最終更新日:2024/03/27

穂積歯科医院 入れ歯、インプラント、クラウン、ブリッジ 補綴治療の選びかた 穂積歯科医院 入れ歯、インプラント、クラウン、ブリッジ 補綴治療の選びかた
  • 保険診療
  • 自由診療

歯を失った際に必要となる補綴(ほてつ)治療。失った歯を人工物で補てんすることで、噛む機能を取り戻す治療方法だ。代表的なものとして入れ歯(義歯)、インプラント、クラウン(かぶせ物)、ブリッジ(冠橋義歯)など種類も豊富にある。保険診療だけでなく、自費による治療も受けられるためさらに選択肢の幅は広く、「自分に合った治療は何だろう?」と悩む人もいるのではないだろうか。今回は、長年にわたり日本だけでなく米国でも補綴学・補綴治療について専門的に研究・研鑽を積んできた、「穂積歯科医院」の穂積英治院長に、補綴治療の特徴から選ぶ際のポイント、治療後に気を付けることなどについて話を聞いた。

(取材日2017年2月2日)

「患者さま一人ひとりに最適な治療法を考える」オーダーメイドの補綴治療

Q補綴治療とはどんな治療でしょうか?
A
穂積歯科医院 小牧駅の西側へ徒歩7分ほど。長年地域医療に大きく貢献している

▲小牧駅の西側へ徒歩7分ほど。長年地域医療に大きく貢献している

“補綴”は「失ったものを補う」という意味です。歯科分野においては、虫歯や歯周病、外傷によって失ってしまった歯に対して人工物で機能を回復することです。“歯を失う”という言葉から、1本の歯を丸ごと失ってしまうことのみを想像してしまいがちですが、それだけではなく、歯の一部が欠けてしまった場合にも当てはまります。例えば虫歯治療後などに行うインレー(詰め物)などの修復治療も、幅広い補綴治療の中の1つと言えますね。

Q具体的にどのような治療方法がありますか?
A
穂積歯科医院 歯科用CTも導入されており正確な診断から治療を提供してくれる

▲歯科用CTも導入されており正確な診断から治療を提供してくれる

一般的なものだと、先ほど申し上げたクラウン、ブリッジ、入れ歯といったところでしょうか。ブリッジは歯を失った部分の両隣の歯を削り、橋渡しのようにして冠を取り付け固定する治療方法で、とても長い歴史を持っています。入れ歯も同じく長い歴史を持つ治療方法で、取り外しが可能で歯が複数本失われた場合にも対応できます。すべての歯が失われてしまった場合は総入れ歯となります。近年はこれらに代わるものとして、インプラント治療を組み入れた補綴物もあり、たいへんバラエティーに富んでいるといえます。

Q補綴治療は自費での治療も選択できますが、自費治療の特徴とは?
A
穂積歯科医院 院長は補綴を学ぶために留学も経験しているスペシャリストだ

▲院長は補綴を学ぶために留学も経験しているスペシャリストだ

まず第一に、使用出来る素材の幅が広がります。一般的には生体にやさしく、違和感の少ない材料が使用できます。それから治療にかける時間が長く持てる点も挙げられます。特に複雑で難しい症例や審美性を要求される症例だと診査・診断や治療の状況に応じて確認作業のステップが必要になるため、保険診療内で対応することが難しくなることもあります。しかし、精度の高い治療をするために必要な事ですし、結果的に機能的で見た目もよく、長持ちする治療が可能になります。

Qさまざまな治療方法がある中で自分に合う治療を選ぶポイントは?
A
穂積歯科医院 マイクロスコープも完備。精密治療が提供できる貴重な歯科医院

▲マイクロスコープも完備。精密治療が提供できる貴重な歯科医院

治療の選択肢が複数ある場合はそれぞれの治療の長所、短所を踏まえた上で、「自分にとって何を重要視するかの優先順位」をじっくり考えることです。当院のカウンセリングでは治療の説明をした上で、一度冷静に考えていただきます。即決させることも、「この治療しかない」と推すこともありません。決断に迷う患者さんに対しては、「私自身や私の家族だったらどういう治療法を選択するか」と考えてアドバイスすることもあります。また、患者さんが求めることを当院で実現することが難しい場合は、信頼のおける治療機関を紹介しています。

Q治療後のケアで気を付けることは何ですか?
A
穂積歯科医院 メンテナンス用の診療室。親切な歯科衛生士と予防に取り組める

▲メンテナンス用の診療室。親切な歯科衛生士と予防に取り組める

補綴物は人工物なので永久的には持ちません。従って、定期検診と歯科衛生士によるケアを受けることが重要です。また、補綴物の弱い部分や、重点的にケアが必要な部分を説明したり、リスクアセスメントを行うことも大切。治療後も患者さんが抱えるリスクはなくなるわけではありません。例えば噛む力が強い方にはマウスピースを作製し使用してもらうことも検討します。リスクをきちんと回避するためにも、患者さんが歯を失った“原因”が何かを明らかにして的確に対処することが欠かせないのです。そして基本的なことですが、規則正しい生活、歯磨き、口腔内が酸性に偏らないバランスの良い食事を意識し、甘いものを控えることもやはり大切です。

ドクターからのメッセージ

穂積 英治院長

歯医者さんは歯が痛くなってから行く場所ではありません。普段から定期的に通い、お口の状態を知り、歯磨き指導やクリーニングをしてもらえば、自分の歯で生涯、美味しく食事ができるでしょう。しかし実際には虫歯治療を繰り返し、最終的に抜歯に至ることがよく見られます。こうして徐々に歯の本数が減り、大掛かりな補綴治療が必要となります。このような状況に陥らないためにも予防の考え方が最重要。残念ながら補綴治療が必要になった時には、さまざまな選択肢から患者さんにとって最善の治療を提供できるようしっかりと説明し、質の高い治療をめざします。

自由診療費用の目安

自由診療とは

クラウン/7万円~ ブリッジ/21万円~ 部分床義歯/20万円~ 総義歯/20万円~ インプラント治療/35万円~

Access