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鈴木 晋也 副院長の独自取材記事

鈴木歯科

(日進市/日進駅)

最終更新日:2021/10/12

鈴木晋也副院長 鈴木歯科 main

日進市岩崎台、緑あふれる落ち着いた住宅街の一角に「鈴木歯科」がある。1974年に開業して以来、地域のかかりつけ医として、子どもから高齢者まで幅広い年齢層の患者が通うクリニックだ。幹線道路から一本入ったところに位置し、駐車場を完備。自家用車でのアクセスが便利である。外観は開業当時から変わらぬモダンな造りを残しながら、内観は2008年に鈴木晋也先生が副院長として就任したのを機にリニューアル。同時に、新型の3D-CT機器を導入するなど、診療内容も総合型歯科医院として動き始めた。口腔に関することなら、どんなことでも相談に乗ってもらえる頼もしいクリニックである。「困っている人がいれば、可能な限り助けたい」と熱心に話す、鈴木晋也副院長に話を聞いた。

(取材日2016年4月12日)

患者の気持ち最優先。質の高い医療を提供したい

先生が歯科医師をめざしたきっかけを教えてください。

鈴木晋也副院長 鈴木歯科1

父が歯科医師ですから、その姿を見て自然とめざしていました。当院は現在も院長を務め、私の父でもある鈴木孝美が1974年に開業しています。私自身が1973年生まれなので、私が生まれてすぐですよね。なので幼少期からここで父の歯科医師としての姿を見て過ごし、医院を継ぐことも視野に入れ勉強してきました。大学を卒業し、約10年間は病院歯科の口腔外科で勤務医として経験を積み、その後、当院の副院長として就任しました。長く通っている患者さんが多い歴史あるクリニックですから、2代目として勤務医時代の経験を生かし、患者さん第一の医療を提供できるよう精進していきたいです。

勤務医時代はどのような経験をされてきましたか?

歯科は外科に通じるところがあり、内科のように経過を診たり薬で治る病気が少ないんですね。父からも口腔外科が大事だと聞かされていたこともあり、口腔外科に勤務していました。病院歯科でしたから、難しい症例や口腔がんの患者さんも診させてもらい、人の命とも向き合いながらの勤務医時代でしたね。この経験があり、当クリニックでは病気を抱えている患者さんの歯科治療も可能です。心臓病を抱えている患者さんも診るし、病気ではありませんが、妊婦さんの親知らずを抜くことも可能です。また、インプラント治療では骨の移植を要する高度な症例も経験しています。他にも糖尿病と歯周病は関連性があるなど、全身を考慮しながら口腔内を診て、さらに口から全身を診ることができる歯科医師でありたいですね。

先生が診療で心がけていることを教えてください。

鈴木晋也副院長 鈴木歯科2

病気をや症状を診るだけではなく、患者さんがどういうことを望んでいるのか、どんな性格でどんな思いなのか、という気持ちを大事にしているので、患者さんから話せる雰囲気づくりを心がけています。歯科医院へは緊張して来院する方が多いですから、コミュニケーションを取りながら、言いにくいこともくみ取ってフォローし、信頼関係を築いて行けるよう診療にあたっています。また、予防歯科や歯周病は、普段の歯磨きが大事で、患者さんが主体的に動いてもらわないといけませんから、納得してもらえるように根気よく説明して、患者さんの意識が高まるよう努力もしています。口腔内の写真で状態の確認をしたり、患者さんのモチベーションも上がるように工夫しています。

口のことなら何でも診れる、総合型歯科医院

オレンジ色が映える素敵な内観ですね。施設や設備にこだわりなどはありますか?

鈴木晋也副院長 鈴木歯科3

外観は開業当初のまま、内観は私が副院長として就任した2008年にリニューアルしました。オレンジ色を選んだのはビタミンカラーっていうのもありますが、私がサッカーでオランダが好きなんですよ。代表チームのユニフォームの色ですね。それでテーマカラーをオレンジにして、オレンジ色を中心に内観のデザインを考えていきました。設備については、新型の3D-CT機能搭載デジタルパノラマレントゲンシステムを導入しました。本当に高額でしたが(笑)、インプラント治療を安全に行うには、CTは絶対に必要だと思ったので導入したんです。他にも、先駆け的にモニターや細菌を見る顕微鏡も導入しました。町の歯科医院ですから、総合的に診ることができ、ここでなるべく完結できるように、総合型歯科医院にしたいと思って設備も導入しています。

総合型歯科医院とは、どのようなものですか?

何でも屋と思ってもらえたらいいでしょうか。口に関することなら、どんなことでも相談できるかかりつけ歯科医院をめざしています。ここは町の歯科医院ですから、総合的に診れないと、難しい症例やレントゲンを撮るためだけに、わざわざ大きな病院へ行ってもらうことになるんですよ。それでは患者さんに負担がかかる。だから当クリニックに来てもらえれば、口のことは解決するようにしておきたかったんです。当然、大きな病院でないと治療できない病気もありますから、その場合は適切な関連病院に依頼しなければいけません。そういう見極めも大事ですね。歯科矯正は弟である福岡逸人が非常勤で対応しています。弟は同じ日進市に歯科矯正専門のクリニックを開業しており、しっかりした技術を持っていますから、レベルの高い治療を提供できていると自負しています。患者さんも兄弟で診ていることに安心感があるようですね。

先生の得意とされる診療はどのようなことでしょうか。

鈴木晋也副院長 鈴木歯科4

病院歯科で10年間経験してきた口腔外科です。顔面外傷で顔の骨折、裂傷、歯の脱臼なども診療しましたし、麻酔についても理解していますから妊婦さんもご安心ください。妊婦検診のついでに寄ってくれる方もいますよ。やっぱり妊婦さんは赤ちゃんのことが心配ですからね。他には病気を抱えた患者さんの診療も可能です。中には持病の服用中の薬が治療に悪影響だと勝手に判断して、飲まずにくる患者さんもいるんですよ。ですが持病に対して危険ですし、服用中の薬を含めて僕らは診療を行っていますので、安心して任せてもらいたいですね。最近では他院で抜けないといわれた親知らず抜歯の相談も増えていますが、当院では安心して治療を受けていただいていますよ。

困っている人がいるなら助けたい。それに尽きる

こちらのクリニックの患者層や主訴について教えてください。

鈴木晋也副院長 鈴木歯科5

子どもからお年寄りまで幅広いですね。ファミリー層が多いですが、おじいちゃん、おばあちゃんからからお孫さんまで、一家全員で通ってくださっている家族もいます。設備も整っていますので、他院からも紹介で患者さんが入ってくるケースもあり、主訴も幅広いですよ。虫歯のような一般歯科だけではなく、睡眠時無呼吸症候群の患者さんもいます。また、休診日や時間外でも、近くにいれば対応することができますのでご連絡ください。外傷で口の中を切ってしまったとか、歯が抜けてしまったというケースは案外多いんですよ。私は歯科医師として診ることしかできませんが、困っている方がいれば、可能な限り助けたいと思っています。

日進市はベットタウンで若い家族も多い印象ですが、子どもの診療は多いのでしょうか。

増えていますね。私自身3人の子どもがいるので、子どもつながりで来てくれたりもしますよ。一番上の子が幼稚園に入園したときにこのクリニックに入ったので、同じくらいのパパ先生ということで、安心してもらえたのもあるようです。私も自分の子どもに歯磨きしますから、親御さんの苦労はわかっているつもりです。一生懸命磨きましたけどね、うちの子も虫歯作っちゃいましたよ。ですから、偉そうに言えないですよね。でも、子どもに虫歯を作りたくないのはどの親も同じですから、しっかりと子ども向けの歯磨き指導も行っています。あとは、親御さんの大変さを理解した上で、親として歯科医師として、取り入れやすいようなポイント的なアドバイスをしています。

読者へのメッセージをお願いします。

鈴木晋也副院長 鈴木歯科6

当院は総合型歯科医院ですので、何でも相談してください。歯科医院に関係ないのかなと思うようなことでも大丈夫です。唇のことでも顎関節症でも、口の周りのことで、どこを受診してよいのか迷ったとき、ぜひ一度ご連絡をいただければ、どのような内容でも相談に乗ります。もし当院で診れないと判断した場合は、適切な医療機関を紹介することも可能です。信頼できるドクターとも連携していますので、安心して受診してもらえる場所を紹介します。一人で悩まずに、一度ぜひ相談してほしいです。

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