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中藤 健 院長、中藤 紗綾 副院長の独自取材記事

なかとう矯正歯科

(津市/津新町駅)

最終更新日:2019/10/09

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近鉄名古屋線の津新町駅から徒歩10分ほどにある「なかとう矯正歯科」は、先代院長の頃より、矯正治療を専門とする歯科医院として、多くの患者とともに歩んできた。矯正治療を求める患者の多くは子どもということもあり、「受診時の緊張をほぐせるように」と、院内全体は暖色系でまとめられており、明るい印象だ。また診療スペースは閉塞感を与えないよう半個室仕様となっている。診療では院長を務める中藤健先生が矯正治療を、妻であり副院長の中藤紗綾先生が小児歯科を担当。ともに子育て中ということもあり、育児に励む親に対しての、口腔内の健康に関するアドバイスなどを交えながら、矯正治療の重要性や、日々の診療に対する思いをふんだんに語ってもらった。
(取材日2019年4月23日)

代々受け継がれてきた歯科医療を継承

クリニックのこれまでの歩みをお聞かせください。

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【中藤院長】当院の始まりは、祖父が開業していた一般歯科医院です。矯正歯科を専門とするクリニックとなったのは、先代院長であり、矯正歯科を専門としていた父が院長を務めていた頃のこと。2011年に私が当院を継承してからも、引き続き矯正歯科をメインに、お子さんに対する小児矯正はもちろん、成人の患者さんの矯正治療に応じています。もう一つの標榜科目である小児歯科は、妻が担当しています。虫歯治療や、矯正治療開始までのお子さんの口腔管理などに対応しています。
【紗綾副院長】私自身、現在子育て中の身ということもあり、小児歯科の予約時間は16時までとしています。そのため、小児歯科で診させてもらっているのは日中に受診できる未就学児のお子さんが中心ですね。

お二人が歯科医師を志したきっかけは?

【中藤院長】やはり家族の影響でしょうか。進路を決める中で、自然と歯科医師という仕事に目が向いていました。矯正歯科を専門としたのも、父と同じ分野で専門性を深めていけば、将来的に助け合えるのではないかとの考えからでした。そんなきっかけでしたが、大学院に進んで学びを進めていく中で、矯正治療の奥深さを感じましたね。大がかりな手術などを行わず、歯並びだけでなく顔立ちそのものに大きな変化を起こせる可能性があるのは、矯正歯科ならではだと思います。
【紗綾副院長】私も父が歯科医師で、愛知県内で開業医をしているんです。中学生の夏休みのときに、診療の裏方の手伝いをするなど、だんだんと歯科医師という仕事に興味を持つようになりました。私のもともとの専門は口腔外科のため、親知らずの抜歯や、矯正治療を進めるにあたって抜歯が必要な場合など、経験が役立つ場面はありますね。

患者層や受診のきっかけで多いものは何でしょうか?

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【中藤院長】全体の7~8割が小児の患者さんですが、成人の患者さんでも、矯正治療を希望される方はいらっしゃいますよ。歯並びが気になるなど、見た目に関する相談をきっかけとすることがほとんどですが、お子さんに関しては虫歯治療や口腔内ケアといった、一般的な小児歯科の受診から入る方も少なくありません。もちろん、虫歯治療などを経て親御さんから「矯正治療についても相談したい」と言われるケースもよくあります。小児の矯正治療の場合、治療開始のタイミングを見極める必要もありますから、適切な時期を示しやすいというメリットはありますね。

長くつき合っていくため、ごまかしのない応対を徹底

診療で大事にされていることなどをお聞かせください。

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【中藤院長】綿密な診査診断は、重視していることの一つです。お子さんの場合は、骨格の成長予測をシミュレーションし、治療後のイメージをより詳しくつかめるようにしています。矯正治療は年単位で行うものですから、根気強くつき合っていかなければなりません。その際、「治療後、このようになります」とお見せできれば、ゴールが明確になってモチベーション維持にもつながると思うんです。加えて大切にしているのが、あくまでも治療を“提案する”というスタンスを守ること。受け口や骨格に問題のある場合は、機を逃さず治療を開始することが望ましいですが、急いで決断する必要のないケースもあります。治療のメリットなどをきちんとお伝えした上で、ご本人の「治療したい」という意思を尊重できるよう配慮しています。また、治療を進める際は口腔筋トレーニングも同時に行うようにしています。

どうして矯正治療と並行して口腔筋トレーニングを行うのでしょうか?

【中藤院長】矯正治療と聞くと、歯そのものだけに目が向きがちですが、例えば舌で歯を押したり、舌をうまく動かせないことで収まりが悪くなっていたりすると、歯列にも影響を及ぼすことがありますし、反対に口腔筋の正しい使い方を身につけられれば、矯正治療後も整ったバランスを維持しやすくなります。こういった背景もあり、当院では矯正治療と併せて取り組んでいきます。ただ、クリニック継承当初は口腔筋トレーニングの大切さは知識としてあったものの、マンパワー不足もありなかなか思うように取り組むことができませんでした。そこで一念発起し、スタッフ全員で勉強会に参加し始めたんです。私だけでなく、クリニック全体としてトレーニングの重要性を学んだことで、現在では歯科衛生士が主体となって、口腔筋トレーニングを実施できるようになりました。担当制で実施していますので、お子さんの状況に合わせて内容を調整できるのも利点の一つですね。

小児歯科の診療ではどのようなことを心がけていらっしゃいますか?

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【紗綾副院長】「嘘をつかない」「お子さんの気持ちを第一に考える」ことですね。例えば治療で使う器具を見せて「今日はこんなことをするよ」「次来たときにはこれを使うからね」と、お子さんが心構えを持てるような説明を心がけています。もしも治療を嫌がっている様子があれば、治療ではなく、簡単な説明だけで済ませて、歯科医院の環境に慣れることを優先することもありますね。治療を嫌がっている子を押さえつけるようなことをしても、恐怖心を与えるだけ。お口の中の治療というのは、患者さんがご自身の意思でお口を開けていただかないことにはスタートできませんから、まずはお子さんに「怖くない」「嫌じゃない」と思ってもらえるにはどうすれば良いかを考えながら、診療にあたっています。

歯科医療を通して、子どもの健全な成長を支えたい

矯正歯科の診療において、一般歯科との連携も不可欠かと思います。

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【中藤院長】そうですね。当院でも一般歯科の先生からのご紹介で受診される患者さんは多いです。患者さんを紹介し合う歯科医院同士や、紹介された患者さんと私たちが信頼関係をつくることももちろん重要ですが、矯正治療において何よりも大切となるのは、実は患者さんご自身と、かかりつけの歯科医院の先生との信頼関係だと思っています。日々のお口の中をチェックしてくださっている先生が提案してくれたことだから、といった心持ちがあるだけで、矯正治療に対しても意欲的になれますからね。私たち自身も、患者さんとかかりつけの先生との信頼関係にむやみに介入しないよう、抜歯処置や虫歯治療が必要な場合などは、適宜送り戻すなどの対応をとるようにしています。

育児に励む親として、子育て中の親世代に向けてメッセージなどございますか?

【紗綾副院長】虫歯などを防ぐ上で、何よりも大切なのは毎日のブラッシングと、間食などを含めた食事のとり方です。今後はそういった、予防に関する指導にも力を入れていきたいと思っていますから、どうぞお気軽にお子さんと一緒に相談にいらしていただきたいです。その際は、お子さんに気遣いしすぎないことも大事かと思います。クリニックに連れていく、となると親御さんとしては、安心させようと「痛くしないから」「お掃除だけだから」と言ってしまいたくなることでしょう。しかし、診療の心構えでお話ししたことにも通じますが、お子さんにとって「思っていたことと違う」のが、一番ショックなことだと思いますから。

今後の展望についてお聞かせください。

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【中藤院長】矯正歯科や小児歯科の診療を通して、予防的な観点を広めていき、お子さんの成長を支えていきたいです。お口の機能が整っていても、虫歯がたくさんあっては元も子もありません。虫歯を防ぐ、口腔内のバランスを整えて良い状態を維持することは、お口のことだけでなく全身の健康的な発育につながります。そして、お子さんの成長を支える上で最も欠かせないのが、親御さんの存在です。親御さん自身の健康意識の醸成などにもアプローチしていきたいと考えています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

初診相談料/3000円 精密検査料/4万3000円 小児矯正治療(I期)/25~35万円 小児矯正治療(II期)/30~35万円 成人期矯正治療/60~70万円 舌側矯正(裏側矯正)/100~110万円(上下とも裏側) 80~90万円(上のみ裏側) マウスピース型装置を用いた矯正/80万円 部分矯正/10~20万円 治療中の定期検診に伴う処置料/3000円

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