全国のドクター13,794人の想いを取材
クリニック・病院 156,737件の情報を掲載(2025年6月12日現在)

ドクターズ・ファイル会員でできること

予約情報をマイページ上で管理できます!

過去の予約を一覧化

予約内容の確認

予約の変更・キャンセル※

※一部対象外の医療機関もありますので、あらかじめご了承ください

会員登録がお済みでない方は

すでに会員の方は

  1. TOP
  2. 三重県
  3. 四日市市
  4. 川越富洲原駅
  5. たつみ歯科
  6. 巽 勇介 院長

巽 勇介 院長の独自取材記事

たつみ歯科

(四日市市/川越富洲原駅)

最終更新日:2025/05/09

巽勇介院長 たつみ歯科 main

四日市市松原町の住宅街にある「たつみ歯科」。1986年の開業以来、地域の変化を見守りながら歯科診療を提供してきた。2025年4月に巽勇介先生が2代目院長に就任。同時に内装や設備などを一新しリニューアル開業した。一般歯科、小児歯科、矯正歯科を中心に、口腔外科や審美歯科などにも対応している。ロゴや院内に使われている山吹色は、クリニックのイメージカラー。その色合いのとおり、院内は明るく心安らぐ雰囲気だ。「お子さんを診療するなら」と、保育士の資格を独学で取得した巽院長。さらに、自身の専門以外の治療も積極的に学び、診療経験を積んできたという。父である先代院長が築いた歴史あるクリニックを受け継ぎ、今後はどのようなクリニックをめざすのか。これまでの経歴や診療に対する思いなどについて話を聞いた。

(取材日2025年4月7日)

院内を一新し、親子3代で安心して通えるクリニックに

クリニックの歴史とリニューアル開業の内容を教えてください。

巽勇介院長 たつみ歯科1

先代院長である父が1986年に開業し、四日市市松原町で診療を続けてきました。現在でも川越町、朝日町、菰野町からも患者さんが訪れています。そんな歴史あるクリニックを2025年4月に受け継ぎ、リニューアル開業しました。院内の内装から設備、ロゴまで一新し、現在は父と私の2人体制で診療しています。内装のテーマは、カフェ風のクリニックです。親子3世代で訪れるファミリークリニックをめざしていますので、明るさや清潔感を重視しながら、誰でも気軽に立ち寄れるような雰囲気にしました。クリニックのイメージカラーは、山吹色です。院内やロゴに使用しています。ロゴのデザインを際立たせ、さらに院内を明るい雰囲気にする色を探し求め、優しい色合いの山吹色に決めました。歯のイラストの周りにある線は、よく見るとローマ字で「TATSUMI」になっているんですよ。こだわりが詰まっています。

ファミリーで受診しやすいように工夫されていることはありますか?

待合室にはキッズスペース、お手洗いにはおむつ交換台を備えています。個室のファミリールームもありますので、ご家族でリラックスして治療を受けられます。ファミリールームにはお子さんが待機できるスペースもありますので、親御さんも安心して治療を受けていただきたいですね。また、院内はバリアフリーに対応しています。この地域は私が生まれ育った所なのでよく知っているのですが、昔と比べるとお子さんの数は減っているものの、近隣には大型スーパーがありファミリー層が多い印象です。車で移動する方も多いため、クリニックの正面と周辺に合わせて9台分の駐車スペースを設置しています。

診療内容について教えてください。

巽勇介院長 たつみ歯科2

リニューアル前から行っている一般歯科、矯正歯科に加え、小児歯科、口腔外科、根管治療などの幅広い診療に対応しています。ニーズが高まっている小児矯正も対応可能です。歯科技工室や歯科用CT、説明用モニターなどの設備をそろえ、虫歯の治療から矯正の相談・治療、予防など、さまざまな口腔内のお悩みに対応できるのが当院の強みです。このクリニックでトータルな治療ができるような「総合歯科」をめざしています。高度な治療や複雑な口腔外科の処置が必要な場合は、専門の歯科を紹介することも可能です。口元の困り事があったら、「まずはたつみ歯科に相談しよう」と思っていただけるとうれしいですね。

幅広い知識を生かした診療で、患者の笑顔を守る

リニューアルを機に診療理念を新しくされたそうですね。

巽勇介院長 たつみ歯科3

はい。私が新しく掲げた診療理念は、「食べ、話し、笑う喜びをともに」。歯を失うと咀嚼機能や発音機能に加え、体のさまざまな機能が低下することがあります。不自由なく食事や会話をするためには、口腔内の環境を整えることが大切です。いつまでも楽しく食事や会話をし、笑顔で過ごしてほしい。そのお手伝いをしたい……そんな願いを込めています。患者さんに親しみやすい表現にしたいと考え、お子さんにも伝わりやすい言葉、表現を選びました。治療では、なるべく歯を残すことを基本に考え、虫歯治療ではできるだけ歯を削らない治療、矯正治療ではなるべく歯を抜かない非抜歯矯正に取り組んでいます。

これまでどのような経験を積まれたのでしょうか? ご経歴をお聞かせください。

愛知学院大学歯学部を卒業後、一般歯科や矯正歯科のクリニック、大学病院で経験を積みました。専門は虫歯治療や詰め物を用いた治療などの歯冠修復ですが、矯正歯科についても学び経験を積みました。矯正歯科を学んだきっかけは、あるお母さんからの相談です。お子さんの矯正治療について相談されたのですが、当時は矯正治療に関する知識が乏しかったため明確に答えられませんでした。専門外のことであっても、ある程度アドバイスできるようになりたいと思い、矯正歯科のクリニックに勤務して学んだのです。当初は「アドバイスできるほどの知識を身につけよう」と考えていましたが、経験を積み重ね、自信を持って治療できるほどになりました。

保育士の資格もお持ちだとか。取得された理由を教えてください。

巽勇介院長 たつみ歯科4

お子さんの診療に役立てたいと思い、独学で取得しました。保育士の資格を持つ知り合いの歯科医師の影響を受け、私も勉強を始めました。いつかこの資格を生かした地域活動などができればと思っています。また、幼い子を持つ親の視点も生かして、お子さんや親御さんと接していきたいですね。ご家庭ではお子さんの磨き残しがないよう、親御さんの歯磨きチェックが必要です。お子さんが成長するにつれて難しくなると思いますが、小学校高学年くらいまでは仕上げ磨きすることをお勧めします。歯科医師として、子育て中の父として、患者さんに口腔内の健康についてアドバイスしていきたいです。

隠れた病気を発見し、迅速かつ適切な治療を提供

先代院長であるお父さまから学ばれたことはありますか? 

巽勇介院長 たつみ歯科5

父は多くを語らないタイプですが、明るく前向き、気さくで優しいという言葉が当てはまるでしょうか。主訴に対してスピーディーに治療を進め、患者さんの悩みを即解決しています。悩みにダイレクトにアタックするような診療スタイルです。「困り事をすぐに解決してあげたい」という優しい気持ちの表れだと思います。患者さんへの接し方や、患者さんを大切にする姿勢を受け継いでいきたいですね。リニューアル後は、以前から通われている患者さんは父が担当し、新しい患者さんは私が診療しています。長年の患者さんも新しい患者さんも大切にし、どの年代の方も通いやすく相談しやすいクリニックにしていきたいですね。

患者さんが通いやすいように、予約方法も工夫されているそうですね。

診療予約は24時間ウェブから可能です。急を要する場合はお待ちいただくかもしれませんが、診療日であればなるべく当日に対応いたします。いつでも診るというスタンスで診療していますので、気軽にご相談ください。土曜日も18時まで診療しています。治療だけではなく定期検診で予防に取り組んでいただくためにも、予約の取りやすさや通いやすさは重要です。口腔内のトラブルは隠れたところに潜んでいます。歯と歯の間や親知らず、歯茎の下、骨の中でトラブルが起きていることもあります。患者さんが見つけられないような口腔内の疾患を見落とさずに見つけるのが、予防歯科における歯科医師の役割だと考えています。開業前に予防歯科についても学びましたので、その知識を生かして患者さんのお口の健康を守りたいですね。

今後はどのようなクリニックをめざしていきたいですか? 

巽勇介院長 たつみ歯科6

これからも変わらず地域の皆さまに頼っていただけるクリニックをめざしたいですね。親子3世代で通えるファミリークリニックになれるよう、予約方法や診療内容、院内の環境を工夫しました。気軽に相談していただき、疾患を見落としなくチェックすること、さらにしっかりとした治療をなるべくスピーディーに提供することに努めたいですね。先代院長が大切にしてきた診療に対する姿勢を継承し、これからも地域に根差した歯科診療を提供していきたいと考えています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

小児矯正/37万円~、成人矯正/70万円~、マウスピース型装置を用いた矯正/80万円~、セラミックを用いた補綴治療/10万円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

Access