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近藤 幹雄 院長の独自取材記事

近藤歯科

(大阪市淀川区/神崎川駅)

最終更新日:2019/08/28

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神崎川駅から徒歩5分。昔ながらの駅前商店街から少し離れた住宅街に「近藤歯科」はある。開業60年以上。自宅を兼ねた院内は、センスのいいインテリアでまとめられ、清潔感あふれる空間になっている。趣味のゴルフで日焼けしたと笑う近藤幹雄院長は若々しく、とても50代には見えない。日々「0歳から100歳まで」の幅広い年齢層の患者の診療をし、昼休みはジムで体を鍛え、休日は知識の更新のため講習会に参加。そんなアグレッシブな院長に、地域医療へかける想いを聞いた。
(取材日2018年7月20日)

健康に結びつく審美歯科を提供

お父さまが開院し、もう60年だそうですね。こちらで診療する前、先生はどういう経験を積まれたのですか?

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父の代からだと60年ですが、厳密に言うと父は2代目。戦争で満州にいた頃、祖父がそこで歯医者をしていたらしく、その影響で父も歯科医師になり開業したそうです。その後僕も父の意思を継ぎ……というか、父がこの道しかつくらなかったんです(笑)。僕は大学を出て難波の歯科医院に就職しました。審美性に配慮した治療をする医院でしたが、内容が面白かったですね。今では審美を意識した治療をする医院が増え、1~2日で歯をきれいにするところもありますが、早い時期からそういう治療に取り組んでいた医院でした。ガタガタだった歯が納得いく状態になって喜ぶ患者さんを見るのは純粋にうれしかったですね。

「審美性」にこだわった治療は、今も力を入れておられますね。

本来審美歯科は、美容面だけでなく「健康」に結びつくものです。2番目に勤務した歯科医院に神戸大学の矯正の先生がいらして、矯正を学ぶ機会に恵まれました。最初はきれいにすることだけを意識していましたが、矯正の勉強をするうちに、歯並びの良しあしは全身の健康につながることを実感するようになり、今は機能の向上も意識しています。ですから当院では、歯を削ってラミネートべニアを張りつける「補綴的矯正」と、従来の矯正のどちらにも対応できます。一方、父はずっと一般歯科。極度に痛がったり怖がったりする患者さんに対して心理面からのアプローチもやっていて、私もそれを学びました。その知識を生かし、麻酔との併用で不安を軽減することも心がけています。それも当院の診療の特徴です。

患者さんはどういった方が多いのですか?

全世代です(笑)。医院が古いということもありますし、僕が今保育園の園医と小学校の校医をしている関係もあり、0歳の赤ちゃんから、最高齢で100歳の方まで来られています。おじいちゃんおばあちゃん、親御さん、子どもさん、お孫さんと皆さんで来られている感じで、どの年代層が特に多いということはなく満遍なく診ています。当院は審美歯科だけでなく、入れ歯治療やインプラント治療、もちろん普通の虫歯治療など幅広く対応していますからね。

診療の際に気をつけていることは?

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幅広く診療しているといっても、やはり自分の技量というのもあるので、できないことを「できる」とは絶対に言いません。歯科医師がテクニックに走ってしまうと、その押し売りをしてしまうケースがありますが、そうなってしまうと患者さんから「あの先生は頑固で、全然言うことを聞いてくれない」ということにもなりかねません。しかしだからといって患者さんの言われるがままにして、それでいい結果が生まれるのかといったら、そうではない。ですので、患者さんのニーズと僕の技量を照らし合わせた上で、お互いに納得いく治療をすることが大切だと思っています。あとは、患者さんのお住まいや家族、交友関係など、診療時の何げない会話からわかるバックボーン的なものはしっかり把握するようにしています。

患者の不安に優しく寄り添う小児歯科

コミュニケーションを大切にされているのですね。得意そうな印象を受けます。スタッフ間はいかがですか?

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得意かどうかはわかりませんが(笑)。学生時代はソフトボール部のキャプテンをしたり、高校の同窓会の幹事をしたりはしていましたね。世話好きというか放っておけない。何事も円滑に回ってるほうが楽しいじゃないですか。当院は新人さんが入ってきたら、必ず歓迎会を開くんです。実は僕と矯正の歯科医師以外はスタッフ全員が女性。普通女性の集団というのはいろいろトラブルがあると聞きますが、当院の場合はメンバーに恵まれているのでそういうことがなく、皆仲がいいです。僕自身、姉が2人の末っ子なので、女性の集団には抵抗なく、フラットにさせてもらっている。それもいいふうに作用しているのかもしれません。

保育士資格を持ったスタッフがいらっしゃるとか。

以前産休に入ったスタッフが、仕事に復帰したいのに保育所不足で仕事に戻れないということがあって、じゃあここで保育士さんを雇って、スタッフルームの一部を保育園みたいにしようとスタッフの子どもたちを預っていたんです。今はその子たちも大きくなりましたが、今年たまたま保育士資格と小学校の教員免許を持ったスタッフが入ってくれて。普段は歯科助手をして、お子さん連れの患者さんが来たら見てくれています。当院は診療室が全部個室で、そこには僕の子どもが昔使っていたベビーベッドを置いて、赤ちゃん連れでもお母さんが治療を受けられるようにもしています。

小児歯科で特に注意していることはありますか?

父の影響でそのあたりも勉強しましたからね。もちろん緊急性のある場合はすぐに治療に入りますが、やはり最初のとっかかりが重要。最初にいいイメージをつけると、仮に重症化した場合でも治療はスムーズにいきます。だから治療で強引に押さえつけることもなく、痛いけど我慢しなさいということもなく、まずできることをしてもらう。できないことはできるようにトレーニングしていくと、自然と口を開けられるようになります。なので近頃は、泣いてしまって治療ができないお子さんは少なくなっていますよ。

矯正をするお子さんも多いのですか?

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本格的な矯正については土曜に来る矯正歯科医師が担当し、本格的な矯正の前に幼稚園の年長さんくらいから始められる簡単な矯正は僕が行っています。そもそも歯並びは環境による影響が大きく、例えば今一部のお母さんたちの間で「母乳には栄養がないから早くやめて、普通の牛乳をあげるほうが体にいい」と、早く乳離れをするのがはやっているようですが、しかしそれは自然の摂理に反していると僕は思います。母乳は与えられるだけ与えるのがいいです。栄養がなくてもお母さんとコミュニケーションが取れて情操教育になる。また、おっぱいを吸うことで口の周りの筋肉が鍛えられ、それが歯並びに良い影響を与えるんです。お母さんにそういうレクチャーをして、それで駄目なら初めて矯正を考える。結果的にリスクも費用も少なく済みます。当院はそういうスタンスです。

診療、勉強、リフレッシュ、すべてに全力投球

常に勉強されていると伺いました。

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一生勉強してアップデートを図っていくのが僕らの仕事ですからね。今年で僕も55歳になりますが、60歳すぎても頑張っておられる先生もいますから、追いつけ追い越せではないですが、ともに頑張っていきたいです。歯科というのは、勉強するしないの差がすごくはっきり出る業界です。僕が若い頃とても尊敬していた先生がいました。先生に追いつこうと僕も勉強しましたが、その先生が「君らは僕には追いつけない。君らが勉強している間、僕も勉強し続けるから」と。だから今、若い先生たちが頑張っていたら、さらに僕も頑張る。そういう後ろ姿を見せられればと思ってます。

お忙しい毎日ですがリフレッシュ法は?

見てのとおり、僕真っ黒でしょ。趣味がゴルフなんです。野球もしていましたが、若い人にはかなわない。でもゴルフならまだ負けません(笑)。昼休みにはよくスポーツジムにも行っています。健康に興味があるので、サプリメントを飲んで、定期的に人間ドックにも行っています。ボランティア団体に入っているのですが、そこで「献血」があるんですよ。街頭に立って「献血お願いします」とやりつつ、自分も献血する。人のお役に立てるし自分も血の状態をチェックしてもらえるので一石二鳥です。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

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この60年進化しながら、お子さんからご高齢者まで広く対応ができるような、受け入れ体制を整えてきました。また、今は当院の患者さん限定ではありますが訪問診療も行っています。そういう感じでいろんな引き出しのある歯科医院として今後も地域に貢献し続けたいと思っていまので、なんでも気軽にご相談ください。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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