京阪本線・淀屋橋駅、大阪メトロ堺筋線・北浜駅からいずれも徒歩5分、オフィス街の一角に「林歯科医院」がある。100年以上にわたって続く歴史のある診療所で、院長を務めるのは4代目にあたる林宏和先生。大学病院などで摂食嚥下障害について多くの研鑽を積み、現在も摂食嚥下リハビリテーションなどを通して患者が自分の口でしっかり噛める状態の維持・改善に努めている。話題のオーラルフレイル（口腔機能低下症）にも、豊富な知識と経験をもとに対応できるのが強みだ。「患者さんごとの価値観を尊重しています」という林先生に、あまり広く知られていない摂食嚥下障害やオーラルフレイルの診療、4代目院長としての今後の目標などを聞いた。

（取材日2024年7月17日）