全国のドクター8,986人の想いを取材
クリニック・病院 161,453件の情報を掲載(2020年2月18日現在)

  1. TOP
  2. 神奈川県
  3. 横浜市青葉区
  4. たまプラーザ駅
  5. 篠原歯科医院
  6. 篠原 泰弘 院長

篠原 泰弘 院長の独自取材記事

篠原歯科医院

(横浜市青葉区/たまプラーザ駅)

最終更新日:2019/08/28

10751

たまプラーザ駅からバスで約10分、「保木薬師前」バス停を下車してすぐにある「篠原歯科医院」は、今年で22年目を迎えるという地域に根付いた歯科医院だ。大きな窓から自然光が射し込む明るい診察室は、パーティションで患者のプライバシーを保ちつつ、歯科ユニットの周りにたっぷりと空間が取られていて開放感があり、見た目にも気持ち良い。卒業後は、口腔外科で知られるクリニックに勤務した経歴を持つ篠原泰弘院長は、幅広い診療内容で子どもから高齢者まで診てくれる。中でも定評があるのは根幹治療。「苦手な治療だったから、追求した」と本音で語る篠原院長に、診療方針や歯の健康についてのアドバイスなど、ざっくばらんに気になることを聞いた。
(取材日2016年4月12日)

広さにこだわった診察室という仕事場

開放感があって気持ちの良い診察室ですね。

1

診察室は、私が起きている時間のほとんどをすごす場所。できるだけ快適な空間にしたいと思っていました。そのため、開院にあたってこだわったのは、広さです。田舎育ちだったもので、狭苦しいところで仕事をするのが嫌だったんですね。それと、歯科ユニットの周りのスペースをゆったり取りたかったというのも、広さにこだわった理由。車いすでも通れる幅を確保したかったのと、患者さんがユニットの前から入ってこられるよう前方のスペースも確保したかったためです。前にスペースをつくれば、患者さんはユニットの前方から入って席に着けるので、ユニットの後方から入る私と動線が重なりません。

レースカーの写真が飾られていますが、観戦がご趣味ですか?

あれは息子の写真です(笑)。小さい頃からレーシングカートをやっていて、ついにサーキットでレーシングカーに乗るようになりました。息子の子ども時代は、ワンボックスカーにマシンを積んで、練習やレースに付き合ったものです。もちろん私も車が好きで、学生時代はよく峠に走りに行っていました。特にイタリアやフランスの車が好きなので、院内にもそうしたモデルカーを飾っています。治療中、患者さんが目にして楽しんでいただけたらうれしいんですが。

こちらはどんな患者さんが多いのですか?

高齢化が進んでいる地域ではあるのですが、ファミリー層の方も多く住まわれているので、3歳くらいから70代まで幅広い年齢層の患者さんがいらっしゃいます。全体として知的な方が多く、歯についての知識、いわゆる「デンタルIQ」が平均的に高めで、しっかり歯磨きされている印象です。ただし、きれいにしているのに歯周病がある、というパターンがこの地域の特色。デンタルIQが高くなったのが最近なため、歯ブラシの届く範囲はきれいですが、歯周ポケットが深くてそこに歯石がこびりつき、歯周病になっているんですね。

歯科医師になられたきっかけを聞かせていただけますか。

2

子どもの頃に通っていた歯科医院のドクターに憧れたのが、最初のきっかけです。私を治療してくれていたそのドクターは、アメリカ留学から帰って来た方で、一般的な歯科医師とは違ったカジュアルファッションに身を包み、少しひげを生やし、アメリカ車に乗っていたりしてすごくかっこ良かったんですね。それで漠然とした憧れを歯科医師に抱いたまま成長し、高校で将来を考える時期になった時、医師である叔父から「お前は手先が器用だから、歯科医師になったほうがいい」と言われ、その一言が最後のひと押しになって歯学部のある大学に進みました。

嫌いだからこそ徹底的に追究した根幹治療

診療・治療での特色を教えてください。

3

根幹治療にはかなりこだわっています。面倒くさがりな私は、そもそも手間のかかる根幹治療が嫌いでした。しかし、面倒な治療だからこそ、少しでも楽に治療できないものか? そう考えて、根幹治療に関する技術を勉強したり、効率良く作業できるような機械をいろいろと導入したり、先輩ドクターに教わってレベルアップを図ったりしてきました。きちんとした治療を楽に行いたい。そこをめざした結果、根幹治療にこだわるようになったということですね。今でも好きではありませんが、治療をスタートすると納得いくまで丁寧にやらずにはいられなくなり、追加でもう1回通院いただいたり、次の予約まで余裕がある場合は1時間かけてしまったりという場合もありますね。

そこまでこだわる根幹治療がご専門、ということでよろしいですか?

特に根幹治療を専門にしているわけでも、売りにしているわけでもありません。ただ、先日、仕事上のお付き合いがない歯科技工士の方に、たまたま私の治療を評価していただきました。ある患者さんの虫歯を治療した時のこと。銀歯にするのは嫌なので、お父様に白い歯を作ってもらいたいと希望されたんです。つまり、患者さんのお父様が歯科技工士だったんですね。そういうことなら作って持ってきてくださいと印象(歯型)をお渡ししました。そして後日、技工物を持って来院されたその患者さんから、「すごくきれいに削っている、いいドクターに会えて良かったね、と父が言っていました」と報告いただいたんです。いくつもの印象を見てきたプロからの評価なので、やはりうれしかったですね。

診療の際に心がけているのはどんなことでしょう?

4

ひとつは、わかりやすい説明。専門用語はなるべく使いません。それから、口で説明するよりビジュアルで見せたほうが理解が早いので、治療前・治療中・治療後と時間が許す限り口腔写真を撮ってお見せしています。もうひとつは、基本に忠実に、見えないところほど丁寧に治療することです。見えないところとは、先ほどの根幹治療のこと。治療後は隠れてしまいますが、根っこという土台がしっかりしていなければ、立派なかぶせ物をしても土台から崩れます。基本に忠実にというのは、大学で学んだ基礎をきちんと実行すること。最初は私も、学生時代の知識なんて実地では役立たないと思っていました。しかし、この仕事を何年も続けるうちに、大学で教わったことをしっかりやると、楽にきちんと治療できると気が付いたんです。その経験から、基本を大切にするようになりました。

幅広く診療し、必要に応じて専門医と連携するのが役割

診療内容が幅広いですね。

5

一般歯科から小児歯科、矯正歯科、審美歯科、口腔外科の他、歯周病治療や切開などに使うレーザーもありますし、顎関節症についてはきちんと勉強しました。スポーツ用のマウスガードも作ります。最近始めたのは、既成のマウスピースを使ったお子さんの歯列矯正。マウスピース矯正は、歯にテンションがあまりかからないので患者さんの負担は軽いですし、私の手間も軽くなるので、お互いに楽な治療といえますね。幅広く診させていただき、難しいと判断した症例は専門のドクターに申し送りできる体制を作る。それが、町の歯科医院である当院の役割だと私は考えています。

歯の健康を保つためのアドバイスなどお願いできますか。

一般的に、歯科医院は歯が痛くなったら行くものと思っている方は多いようですが、美容院に行くように、と言うと語弊があるかもしれませんが、これからはお手入れのため、チェックのために歯科医院へ通うという意識を持つことが大切になってきます。痛くなっているということは症状がかなり進んだ状態での来院なので、どうしても歯を失うケースが多くなってしまうからです。特に意識していただきたいのは、40代の働き盛りの男性。仕事に忙しいとは思いますが、その時期にもっと歯科医院に行っておけば、60代になってこんなに歯を抜かなくて済んだのに、というパターンが多いからです。もちろん、40代以外の方にも、「痛くなる前に歯科医院」をおすすめします。

最後に、読者へメッセージをお願いします。

6

赤ちゃん、学生、お年寄りとライフステージに沿って生涯、診させていただくのが地域の歯科医院。中学校や高校進学を境に何年も歯科医院に行っていないという方もいますが、一生を通じてちきんとお付き合いさせていただきたいと考えます。ところが最近は、歯に対する意識が高く歯磨きをきちんとして頻繁に来院くださっている方と、何年かぶりに来院いただき何本も虫歯ができていて治療が長引いてしまう方と、両極端。「そういえば、しばらく行っていないな」と心当たりのある方は、ぜひ年に1回くらいは歯科医院に通ってください。年1回でも、将来的なお口の状態はかなり違ってきますし、ひいては医療費削減にもつながるはずです。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

Access